今日の地図記号は「トンネル(道路)」
点線や実線であらわされたこの地図記号、こちらが表現しているのは「トンネル(道路)」でした!
国土が狭く、山地や入り組んだ地形が多い日本は、世界でも有数のトンネル大国。世界的に見てもトンネルが多く、その数は増え続けています。
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さて、そのなかで、もっとも長いトンネルはどこにあるのかご存知でしょうか? 日本の長いトンネルランキングTOP3を紹介します。
3位【岐阜県】飛騨トンネル 10,710m
岐阜県の飛驒市と大野郡白川村との間にある東海北陸自動車道のトンネル。2017年に開通しました。東海北陸自動車道の開通により、名古屋~富山間で、北陸自動車道経由よりも約60km短くなり、国道41号経由よりも時間短縮ができるようになりました。
2位【群馬県・新潟県】関越トンネル 11,055m
群馬県利根郡みなかみ町と新潟県南魚沼郡湯沢町の県境(上越国境)間にある関越自動車道のトンネル。上り線が11,055m、下り線が10,926mあり、山岳部を通る高速道路トンネルとしては日本最長です。
1位【東京都】山手トンネル 18,200m
日本で一番長いトンネルは、首都・東京の地下を走る山手トンネル(首都高速中央環状線)でした。首都高速道路中央環状線の大井JCT~高松入口間にある道路トンネルで、徐々に延伸して2015年に全線が開通しました。総延長18.2kmは、道路トンネルとしては、ノルウェー西部にあるラルダールトンネル(24.5km)に続き、世界でも2位という長さです。
名称:トンネル(道路)
適用:1.「トンネル」とは、地下の経路をいう。2.複数の道路が近接して、それぞれがトンネルとなる場合も、全て表示する。3.長さ図上2.0mm未満のトンネルは、経路を表示しない。4.トンネルの出入り口には、坑口記号を表示する。5.トンネルの名称は、長さが概ね図上2cm以上のもの、著名なもの又は地域の状況を表現するために必要なものについて、注記する。
参考:国土地理院 https://www.gsi.go.jp/top.html