【2022】京都の「あじさい」が美しいスポット10選!見頃や名所・穴場もご紹介

Posted by: ロザンベール葉

掲載日: May 24th, 2022

古都・京都には紫陽花(あじさい)の名所が数多くあります。神社仏閣を、紫、ブルー、ピンク、白で彩り、しっとりとした風情を醸し出します。あじさいは雨に濡れた姿も美しいので、気分の晴れない梅雨時にも心を潤してくれますよ。京都のあじさいの名所から穴場まで10ヵ所をご紹介します。


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マップで京都の「あじさいの名所&穴場」をチェック!

【三室戸寺】ライトアップとハート型あじさいでも人気の名所

京都であじさいの名所といえば、まずは思い浮かべるのが宇治エリアの「三室戸寺(みむろとじ)」。「あじさい寺」とも呼ばれ、2022年6月1日(水)~7月10日(日)には「あじさい園」が開園されます。

5,000坪に及ぶ広大な庭園に、2万株を誇るあじさいが杉木立の間に咲く姿は見ごたえ抜群! 西洋あじさい、額あじさい、柏葉あじさい、幻のあじさいといわれる七段花など、色も形もさまざまな50種が咲き乱れます。「幸せを呼ぶ」として近年人気のハート型のあじさいは、こちらが発祥です。

また、2022年6月11~6月26日の土・日曜日限定で「あじさいライトアップ」が開催されます。ライトに照らし出された光景は、日中とは異なり幻想的で、ひととき異空間に誘われるかのよう。あじさいのライトアップは珍しいので、期間中に京都に行くのなら訪れてみてはいかがでしょう。

「三室戸寺」は、宝亀年間(770~780年)に光仁天皇の勅願により創建されたと伝わります。当時は「御室戸寺」という名前でしたが、光仁、花山、白河の三天皇の離宮となったことから現在の寺名に改められました。盛衰興亡を繰り返し、現在の本堂は文化11年(1814年)に再建。阿弥陀堂、鐘楼、三重塔は京都府指定文化財になっています。

【あじさいの見頃】

  • 6月上旬~7月上旬
  •  
    開花情報はこちら「京都の花寺 三室戸寺の花だより」

    ■あじさい園
    期間:2022年6月1日(水)~7月10日(日)
    時間:8:30~16:30(16:30には下山)
    拝観料:大人1,000円、小人500円
     
    ■あじさい園ライトアップ
    期間:2022年6月11日~6月26日の間の土・日曜日のみ
    時間:19:00~21:00(20:30受付終了)
    拝観料:大人1,000円 小人500円
    ※昼夜入替制。ライトアップ時の拝観は、あじさい庭園のみ

     

    三室戸寺
    住所:京都府宇治市莵道滋賀谷21
    TEL:0774-21-2067
    拝観時間:8:30~16:30(4月1日~10月31日)、8:30~16:00(11月1日~3月31日) ※拝観・納経最終受付は閉門30分前
    休み:8月13~18日、12月29~31日 ※気象警報が発令されている場合は拝観中止
    拝観料:平常 大人500円、小人300円
    あじさい園開園期間中 大人1,000円、小人500円
    あじさいライトアップ 大人1,000円、小人500円
    宝物館拝観:収蔵庫修理のため、2023年5年3月まで拝観不可
    駐車場:収容台数300台(有料) 乗用車500円、バス2,000円
    ※週末の駐車場は混み合うので、公共交通機関の利用がおすすめ
    URL:https://www.mimurotoji.com

    【柳谷観音 楊谷寺】期間限定「あじさいウィーク」に注目!

    京都市から南西に位置する長岡京市にある「柳谷観音 楊谷寺(やなぎだにかんのん ようこくじ)」。眼病平癒のご利益があるとされ、古くから信仰を集めてきました。こちらでは、2022年6月1日(水)~30日(木)の期間「柳谷観音あじさいウィーク2022」が開催されます。境内には約5,000株のあじさいが咲き誇り、境内の名勝庭園「浄土苑」を望める上書院の特別公開や限定御朱印など、期間中限定のイベントも魅力です。


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    最近ではあじさいが有名な寺社では、あじさいを手水鉢に生けた花手水を見かけることが多いですが、こちらが元祖です。境内には撮影したくなるような魅力的なスポットがたくさんあり、あじさいを使った「押し花朱印」も人気。全国で知られる話題のあじさいスポットなので、イベント感覚で出かけてみてはいかがでしょう。

    「柳谷観音 楊谷寺」は平安時代の大同元年(806年)、清水寺を開山した延鎮僧都により開創。境内で弘法大師空海が発見した独鈷水(おこうずい)は、眼病に効く御霊水として度々天皇家にも献上されてきました。毎月17日の縁日には、御本尊の十一面千手眼観音を拝観することができます。

    【あじさいの見頃】

  • 6月中旬~7月上旬
  •  

    あじさいウィーク2022
    開催期間:2022年6月1日(水)~6月30日(木)
    開催時間:9:00~16:30(17:00閉門)
    拝観料:700円
    上書院拝観料:別途800円
    花手水:各所花手水も行います。最新情報は各SNSでご確認ください。
    寺宝庫:「謎の生物のミイラ」特別公開(9:00~16:00)
    上書院特別公開(15:00まで) ※事前予約制
    あじさいウイーク限定御朱印(書置きのみ)
    ※そのほか詳細が決まり次第随時、公式サイトやSNSで情報を公開

     

    柳谷観音 楊谷寺
    住所:京都府長岡京市浄土谷堂の谷2
    TEL:075-956-0017(9:00~16:00)
    開門時間:9:00~17:00(最終受付時間16:30)
    拝観料:通常500円 ウィーク開催時:700円(高校生以下無料)
    駐車場:有(一部有料)
    URL:https://yanagidani.jp/
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    【善峯寺】あじさい越しの絶景が圧巻!


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    京都市から南西の場所に位置する「善峯寺(よしみねでら)」。三室戸寺と並び京都最大級のあじさい苑を持ち、こちらも「あじさい寺」と呼ばれます。標高300mの高台にあるので、あじさい越しに京都市街を眺める事ができます。

    約3,000坪の広さを持つ「白山あじさい苑」には、西洋紫陽花、額紫陽花、山紫陽花など約8,000株が、斜面を埋め尽くすように咲き誇ります。雨に濡れてより一層しっとりと美しさを増したあじさいが、霧の中に浮かび上がる光景はとても幻想的。

    あじさい苑だけでなく釈迦堂前などの境内各所であじさいが咲いています。すべてをあわせるとおよそ1万株といえそうです。

    例年あじさいシーズンの土日は、開門時間が朝は7時、夜は18時までと1時間ずつ延長されます。2021年の6月の土日曜に開催されたので、2022年も開門延長が見込まれます。詳しくは公式Twitterをご確認下さい。

    「善峯寺」は、長元2年(1029年)に源算上人が創建した西山の名刹。西国三十三所の第20番札所として信仰を集める天台宗の門跡寺院です。一時は50の僧坊を連ねて隆盛を誇ったものの、応仁の乱で荒廃。現在の堂宇のほとんどは徳川綱吉の母、桂昌院の寄進によるものです。樹齢600年といわれる遊龍の松は、国の天然記念物に指定されています。

    【あじさいの見頃】

  • 6月中旬~7月上旬
  •  
    あじさい開花、開門情報はこちら

    善峯寺
    住所:京都市西京区大原野小塩町1372
    TEL:075-331-0020
    拝観時間:土日祝日8:00~17:00(16:45受付終了)
    ※6月の土日は6:00~18:00の見込み(※公式Twitterを要確認)
    平日8:30~17:00(16:45受付終了)
    拝観料:大人500円、高校生300円、小・中学生200円
    URL:http://yoshiminedera.com
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    【藤森神社】「紫陽花苑」の公開と「紫陽花祭」も

    伏見区にある「藤森(ふじのもり)神社」には「紫陽花苑」があり、境内の2ヵ所の約5,000平方メートルで、約40種3,500株の薄紫、青、白など色とりどりのあじさいが彩ります。2022年は6月15日(水)~約1カ月間の開苑予定。15日の「紫陽花祭」では、10時から献茶、神楽の奉納、翌日には蹴鞠奉納が執り行われます。

    2021年からは花手水(はなちょうず)が設けられ、水に浮かぶ微妙な色合いのあじさいが美しく映えます。撮影スポットにもおすすめですよ。


    (C)Stray Toki/shutterstock

    「藤森神社」は、平安期以前の神功摂政3年(203年)に神功皇后が軍旗をたて、兵具を納め、塚を作り、祭祀を行ったのが発祥とされています。5月5日の「藤森祭」は、神輿3基が巡行し武者行列が練り歩きます。端午の節句に武者人形を飾る風習は、この行事に由来しているのだとか。

    当日行われる「駈馬(かけうま)神事」でも知られ、馬と勝負事の神様として競馬関係者や競馬ファンから信仰を集めています。

    【あじさいの見頃】

  • 6月上旬~7月上旬 ※ピークは6月15日頃
  •  

    ■紫陽花苑
    開苑期間:2022年6月15日(水)~約1カ月間の予定(開花状況による)
    開苑時間:9:00~16:00
    入苑料:300円
    ■紫陽花祭
    20226月15日(水)10:00~:献茶、神楽の奉納
    2022年6月16日(木)蹴鞠奉納

     

    藤森神社
    住所:京都市伏見区深草鳥居崎町609
    TEL:075-641-1045
    拝観時間:9:00~16:00
    無休
    拝観料:境内自由
    URL:http://www.fujinomorijinjya.or.jp

    【智積院】人気上昇中の穴場!「青葉まつり」も開催


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    長谷川等伯父子による桜楓図(国宝)や名勝庭園で知られる、東山七条にある「智積院(ちしゃくいん)」。あじさいスポットとしてはあまり知られていませんが、整備されて10年ほどの、京都市内でも有数の素晴らしいあじさい苑が広がります。

    自由に入れるエリアにあるので、雨上がりの早朝や夕暮れ時など、思い立ったら訪れることができるのも貴重です。

    金堂の裏側とわかりにくい場所にあるので、知らないと通り過ぎてしまう人も多いかもしれません。訪れる前にしっかりと場所をチェックしておきましょう。今は穴場といえますが年々人が増えているので、ほどなく人気スポットになることは間違いありません。

    あじさいが見頃を迎える毎年6月15日には、「青葉まつり」が開催されます。6月15日生まれの弘法大師空海と6月17日生まれの興教大師覚鑁(かくばん)をお祝いする行事。名勝庭園、国宝障壁画、講堂襖絵などの無料拝観や法話が行われ、お茶席(有料)が設けられます。貴重な機会なので、あじさいを楽しみがてら訪れてみてはいかがでしょう。

    なお、例年開催されるフリーマーケット「まんだら市」は、2022年は中止です。

    「智積院」は末寺約3,000を誇る真言宗智山派の総本山です。南北朝時代に創建された紀州根来山の学頭寺院が起源とされています。

    文禄元年(1592年)に豊臣秀吉が長男の鶴松を弔うために創建した祥雲寺の後を、慶長5年(1600年)に玄宥僧正が家康から寺地をもらい受けて建立。長谷川等伯一派による桜・楓図(国宝)などを所蔵しています。遠近法を取り入れた池泉廻遊式の名勝庭園も見どころの一つです。

    【あじさいの見頃】

  • 6月上旬~7月上旬
  •  

    青葉まつり
    【両祖大師誕生慶祝法要】
    お練り行列 場所:本坊大玄関から金堂まで(9:45頃~)
    両祖大師誕生慶祝法要 場所:金堂(10:00~)
    慶祝法要終了後引き続き、柴燈大護摩供法要 場所:金堂前柴燈護摩道場(11:00頃~)
    【催し物】
    名勝庭園・国宝障壁画・講堂襖絵等の無料拝観
    講堂胎蔵の間でのお茶席(有料)
    まんだら市(フリーマーケット)※2022年は中止
    諸堂めぐり(ご朱印集め 金堂・明王殿・講堂・大師堂・密厳堂の5ヵ所にて実施)
    柴燈大護摩供法要終了後から随時開催 大師堂・密厳堂での法話

     

    智積院
    住所:京都府京都市東山区東瓦町964番地
    TEL:075-541-5361
    収蔵庫及び名勝庭園の拝観について
    拝観時間:9:00~16:00
    拝観料:一般500円、高校生300円、中学生300円、小学生200円
    定休日:12月29日、30日、31日
    URL:https://chisan.or.jp/

    【三千院】雨に濡れた姿にうっとり


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    京都市北部の自然豊かな里山・大原にある名刹「三千院(さんぜんいん)」。有清園(ゆうせいえん)や聚碧園(しゅうへきえん)などの名勝庭園で知られていますが、さらにその奥には数千株が植えられている「あじさい苑」が広がります。

    山中にあるので、見頃は6月中旬~7月中旬と少し遅めです。「三千院」は雨の景色も美しいといわれ、梅雨に訪れるのにぴったり。


    (C)YUSHENG HSU/shutterstock.com

    「三千院」の始まりは、延暦年間(782~806年)に最澄が比叡山東塔に建てた草庵とされています。平安時代後期以降は皇族が住持する、天台宗山門派の三門跡寺院の一つになりました。

    往生極楽院に安置される国宝の阿弥陀三尊像をはじめ、文化財が多く存在します。苔むした有清園では、優しくほほ笑むお地蔵様「わらべ地蔵」たちに出会えますよ。


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    【あじさいの見頃】

  • 6月中旬~7月上旬
  •  

    三千院
    住所:京都市左京区大原来迎院町540
    TEL:075-744-2531
    拝観時間:9:00~17:00
    ※11月/8:30~17:00、12月~2月/9:00~16:30
    拝観料:一般700円、中学生・高校生400円、小学生150円
    無休
    URL:http://sanzenin.or.jp/

    【真如堂】清浄な空気の流れる境内にひっそりと咲く

    金戒光明寺や京都大学にほど近い閑静な場所にある「真如堂(しんにょどう)」。鐘楼堂や本堂裏の宝蔵周辺に、約1,000株のあじさいが植えられています。6月上旬に山紫陽花が咲き、その後額紫陽花、西洋紫陽花と続き、7月上旬頃まで楽しめます。清らかな空気の流れる境内に咲くあじさいを愛でるのは、京都のお寺での醍醐味。まだあまり知られていませんが、本堂前には花手水が配されています。

    永観2年(984)に戒算上人が開創した、比叡山延暦寺を本山とする天台宗のお寺「真如堂(しんにょどう)」。正式には「真正極楽寺(しんしょうごくらくじ)」といいます。念仏道場として女性を中心に庶民から多くの信仰を集めました。

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    江戸時代に再建された本堂や三重塔、阿弥陀如来立像などの仏像・文化財を数多く所蔵しています。東山を借景とした枯山水庭園「涅槃の庭」、モダンな庭園「「随縁(ずいえん)の庭」も見どころ。紅葉の人気スポットとしても知られています。

    【あじさいの見頃】

  • 6月上旬~7月上旬
  •  

    真如堂
    住所:京都市左京区浄土寺真如町82
    TEL:075-771-0915 (9:00~16:00)
    営業時間:9:00~16:00
    拝観料:通常期:大人・高校生500円、中学生400円
    特別拝観:大人・高校生1,000円、中学生900円 ※あじさい苑など本堂周辺は境内自由
    定休日:不定期
    URL:https://shin-nyo-do.jp/

    【梅宮大社】多種多様でカラフルに映える

    四季折々の花が美しい「梅宮大社(うめのみやたいしゃ)」神苑では、初夏の主役としてあじさいが親しまれています。西洋紫陽花のみならず、額紫陽花、玉紫陽花、柏葉紫陽花、渦紫陽花など約60種、500本ほどのあじさいが植えられています。

    数はそれほど多くはありませんが、種類が多く、両隣に異なる品種を植えているのでカラフルな美しさを満喫できます。時季によっては花菖蒲、睡蓮も咲くので、華やかな競演を楽しめますよ。猫スポットとしても知られており、あじさいを背景に猫がたわむれる光景も見られるかもしれません。

    「梅宮大社」の建立は奈良時代の750年頃。酒造りの神、子授けと安産の神を祀り、篤い信仰を集めています。本殿横の「またげ石」をまたぐと子宝が授かるとも。また、その名の通り梅の名所でもあります。

    【あじさいの見頃】

  • 6月上旬~7月上旬
  •  

    梅宮大社
    住所:京都市右京区梅津フケノ川町30
    TEL: 075-861-2730
    【神苑】
    拝観時間:9:00~17:00
    料金:大人600円、小人400円
    URL:http://www.umenomiya.or.jp/

    【岩船寺】三重塔をバックにしたあじさいが美しい


    saryanto yanto/shutterstock.com

    奈良県との県境近く、木津川市にある「岩船寺(がんせんじ)」。京都南部の南山城エリアを代表するあじさいの名所で、「あじさい寺」とも呼ばれます。境内随所に約35種、5,000株ほどのあじさいが咲き、中でも美しいのは三重塔の前です。三重塔を背景にしたあじさいはどこから見ても絵になり、撮影スポットとしてもおすすめ。2021年にはあじさいの花を生けた花手水が設置されました。

    「岩船寺」は、天平元年(729年)聖武天皇の勅願により行基が阿弥陀堂を建てたのが起源と伝わる真言律宗の古刹。嘉吉2年(1442年)に建立された三重塔は重要文化財に指定されていて、京都を代表する三重塔として知られています。鎌倉時代に創られた十三重石塔、五輪塔も重要文化財。あじさいをはじめ、四季折々の花を楽しめ「関西花の寺二十五ヶ所」に選ばれています。

    【あじさいの見頃】

  • 6月上旬~7月上旬
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    岩船寺
    住所:京都府木津川市加茂町岩船上ノ門43
    TEL:0774-76-3390
    拝観時間:3月~11月 8:30~17:00(受付は16:45まで)
    12月~2月 9:00~16:00(受付は15:45まで)
    年中無休
    拝観料:大人500円、中高生400円、小学生200円
    アクセス:JR関西本線(大和路線)加茂駅からバスで約16分
    URL:https://gansenji.or.jp

    【祇園白川】京情緒あふれる祇園に彩りを添える

    京都でも古い町並みが残る代表的なエリア、花街・祇園。その界隈を流れる祇園白川沿い、大和橋から巽橋(辰巳大明神)の間に、あじさいが彩りを添えます。桜や紅葉でも知られるスポットですが、雨の降る中に咲くあじさいは、しっとりとした何とも言えぬ風情を醸し出します。

    お茶屋や料理屋、バーなどの町家が並び、舞妓や芸妓が通りを歩く光景はタイムスリップしたかのよう。食事やお茶を楽しみがてら、あじさいを眺めながらの祇園散策はいかがですか。

    祇園白川
    住所:京都市東山区祇園(大和橋から巽橋までの白川通り)

    今回は、京都であじさいが楽しめるおすすめスポットを10カ所紹介しました。有名・定番どころはもちろん、知る人ぞ知る穴場もあるので、あなたのお気に入りの場所を見つけてみてくださいね!
     

    PROFILE

    ロザンベール葉

    ロザンベール葉

    主に横浜・東京で育ち、縁あって京都に在住。美術書出版社勤務を経て、フリーランスライター歴20年余り。フランス人のパートナーと共に、フランスとイタリアを中心に気ままな旅をする。海はどこも好きだけど、「地中海」という響きに憧れる。マイペースが好き。

    主に横浜・東京で育ち、縁あって京都に在住。美術書出版社勤務を経て、フリーランスライター歴20年余り。フランス人のパートナーと共に、フランスとイタリアを中心に気ままな旅をする。海はどこも好きだけど、「地中海」という響きに憧れる。マイペースが好き。

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