【7月限定】水に入る映えアート体験!ひまわり世界&ヴィーガン新メニュー登場【豊洲チームラボプラネッツ】
【体験ルポ】絵描きが苦手でも問題なし!お酒を飲みながらアート体験・アートバー東京
生田緑地東口から青々とした木々の中を歩くこと、約7分。自然を纏っているかのような姿で美術館が見えてきました。早速中に入りたいところですが、その前に目の前の階段を上ります。
太郎さんの代表作『母の塔』が現れました。地上約30メートルの高さは、写真で見るよりもずっと迫力があります。さらに、取材日は晴天であったため、テーマの1つである「天空に向かって燃え盛る永遠の生命」をより強く感じました。
赤の部屋
会場に入るとすぐに待ち受けるのが「赤の部屋」。太陽の塔でも見覚えのある顔の作品と【TARO】の文字が、大胆に描かれています。太郎さんは赤色が好きだったため、赤の部屋が生まれたんだとか。現実世界から一気に【岡本太郎】の世界に引き込まれるかのよう。
一平・かの子コーナー
ここでは岡本太郎さんの生涯と太郎さんの両親について知ることができます。小窓には年代順に作品が並べられており、太郎さんのタッチや思考の変化を垣間見ているかのような感覚に。40歳前後のパブリックな作品が増えていった時期の様子も手をとるように学べました。
期間 2022年5月12日(木)~8月31日(水)
ドローイングと完成作品を共に鑑賞
『犬』
太郎さんのエネルギッシュなタッチは、アドリブで描いていると思いませんか? しかし、どの作品もドローイングと呼ばれる下書きをしっかりと描いてから制作しています。
その様子がわかるのが『犬』という作品。あまりの衝撃的な構図に、一見わかりづらさがありますが、ドローイングを見ると、太郎さんの着想が垣間見えるかのよう。ドローイングの姿から大きく変わっているのも太郎さんらしいですよね。
『マラソン』
川崎市とどろきアリーナに大きく設置されている『マラソン』の原画も鑑賞することができます。今回の展示作品は、すべて写真撮影OKなので、自分の感性に従って自由に楽しんでみてくださいね。
また『マラソン』には、制作されていく当時の写真が残っています。過程と完成作品を並んで鑑賞する機会などあまりないので、不思議な気持ちになりつつも、太郎さんがどう考えたのかイマジネーションが刺激されます。
太郎さんが使っていた画材
太郎さんが実際に使っていたという画材や机を目の前で見ることもできますよ。使い込まれた画材は太郎さんの作品や芸術への想いを表しているかのよう。
『若い時計台』
銀座の数寄屋橋公園にある『若い時計台』のドローイングも展示されています。昭和の頃から人々の傍にあった作品も、棒人間のような形から生まれたと思うと感慨深いですね。
作品に触れられる!
こちらのコーナーにある作品は、実際に座ったり触ったりすることができますよ。原色で彩られた作品はすべてに座りたくなってしまうこと間違いなし。『坐ることを拒否する椅子』に座る瞬間は、なんとも言えない罪悪感に包まれます……。
最近SNSでも見かけることの多い『手の椅子』も、もちろん座って写真が撮れます。筆者も座りましたが、意外と座り心地がいい! 指が背中に当たってマッサージをしてくれているみたいです。
太郎さんがいるかのよう……?
太郎さんの等身大人形は、太郎さんの身体を型取り作られたそう。目の前に太郎さんが現れた錯覚に陥るほどのリアルさは実際にご本人とお会いできたかのよう。何だか嬉しくなりました。こちらに置かれているインテリアや家具もすべて太郎さんの作品。作品に隠された男爵の顔や形などを探すのもよし、遊び心が楽しい一角です。
彫刻作品も多数
『樹人』が中央に置かれ、周りを彫刻作品が囲んでいます。真下に立って下から覗いてみるのもよし、ただただ目の前に立ち尽くして鑑賞するのもよし。美術鑑賞ってこんなに楽しいんだと、新たな趣味を発見した気持ちになりました。
オリジナルグッズを買えるショップ
彩り豊かなミュージアムショップは、岡本太郎作品をモチーフにした生活雑貨や文具、書籍などが置かれています。岡本太郎さんのインパクトある作品がデザインされたグッズは、日常使いにも保管用にもぴったりですよ。
数多くあるグッズの中でも人気TOP3を争う、【太陽の塔】ミニタオル(税込495円)。過去、現在、未来の顔それぞれがデザインされているので、その日の気分によって使い分けするのも楽しいですよね。
他にもオリジナルマスク(税込660円)や美術館オリジナルのトートバッグ(税込760円~)も大人気だそう。訪れた思い出に爆買いしちゃいそうです。
作品を観ながらゆっくりお茶も
1970年に開催された大阪万博で太陽の塔の地下に展示された「樹霊Ⅰ」を見ながら、ランチやデザートを楽しめる「カフェテリア TARO」。岡本太郎作品をモチーフにしたカラフルなイスが可愛いですね。今の時期はテラス席も気持ちよさそう。
カフェメニューの中で大人気の「太陽の塔パルフェ(税込748円)」。あまり見たことないくらい大きなシュークリームとベリーソースの相性はばっちりに違いありません。ここでなら鑑賞後の余韻にゆっくり浸れますね。
営業時間 10:00〜17:30(L.O.30分前)
企画展も続々登場!
2022年6月25日(土)〜8月28日(日)まで、今回ご紹介した常設展に加えて、企画展「小松美羽展 岡本太郎に挑む―霊性とマンダラ」も開催されます。気になった人は併せてチェックしてみてくださいね。
開館時間 9:30~17:00
休館日 月曜日 ※7月18日を除く
所在地 〒214-0032 神奈川県川崎市多摩区枡形7丁目1-5 生田緑地内
※2022年6月25日(土)~8月28日(日)会期中は日時指定予約制。詳しくは公式HPから。
URL https://www.taromuseum.jp/
[All Photos by 川崎市岡本太郎美術館,ミモル]
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