photo by kelly
箱根の豊かで美しい自然の中でトレッキング体験!【ホテルインディゴ箱根強羅】
IHGホテルズ&リゾーツが手がけるライフスタイルホテルブランド
photo by ホテルインディゴ犬山有楽苑
「ホテルインディゴ」ブランドの日本初上陸は、2020年1月開業の「ホテルインディゴ箱根強羅」。その後、2022年2月に「ホテルインディゴ軽井沢」を、3月には「ホテルインディゴ犬山有楽苑」が立て続けに開業しています。……箱根強羅と軽井沢はわかるけど、犬山ってなぜに? 不思議に思った筆者はさっそく出かけてみることにしたわけですが、ホテルに到着する前に、その魅力がよーく理解できました。
photo by kelly
「ホテルインディゴ犬山有楽苑」は、 現存する最古の天守を持つ、国宝犬山城の麓に位置します。今回、名古屋で名鉄に乗り換え、犬山遊園駅から徒歩で向かったのですが、木曽川沿いを歩き、お城に近づいていくアプローチに、テンションがただ上がり、です。
「ホテルインディゴ犬山有楽苑」は、2019年に閉館した名鉄犬山ホテルの跡地に建つホテルです。隣接する日本庭園・有楽苑には、織田信長の弟・有楽斎(うらくさい)が作った国宝茶室「如庵」もあります。
お城と茶室、ふたつの国宝を一度に鑑賞できるという、レアなシチュエーションは日本人にとっては、もちろん、インバウンドの旅行者が戻ってきたら、「こりゃたまらん!」状態ではないかと(笑)。筆者が訪れた日はあいにくの雨。ゆっくり庭園の散歩ができなかったのが残念ですが、また足を運ぶいい口実になったと前向きにとらえています。
photo by kelly
館内に入り、まず目に入るのは、目の前の大きなガラス窓越しの犬山城。山の上にどっしりとそびえていました。見事な演出です(笑)。犬山城は、ロビーだけでなく、館内の至るところから眺めることができますよ。
部屋にこもる?観光する?究極の選択を迫られます
photo by kelly
「ホテルインディゴ」ブランドの真骨頂である、地域性をいかしたデザインやサービスも随所に取り入れられていました。すべてお伝えするのは難しいので(とにかくたくさんあるのです! そして、1泊程度、泊まったくらいではとてもすべてを把握できないような気もします……)、一部をご紹介すると、たとえば、ラウンジの空間デザインは、ユネスコ無形文化遺産にも登録される犬山祭のクライマックスを表現しているのだとか。ラウンジバーの照明は、犬山祭の名物、からくり人形を乗せた13輌の車山をモチーフとしているのだそうです!
photo by kelly
客室は全156室。犬山”らしさ”を存分に味わえる内装に心が躍ります。ベッドの壁面には、犬山の景色がダイナミックに描かれていました。ヘッドボードは鵜飼で使われる木船をモチーフとしているのだそう。ミニバーには、如庵の斜め壁と水屋を融合したデザインが施されていました。
観光地のど真ん中にありながら、部屋にいるのが楽しくて、ずーっとこもっていたくなってしまうという、究極の選択を迫られます(笑)。ちなみに、ビューは、成田山側、木曽川側、有楽苑(如庵)側、犬山城側のいずれかを選ぶことができます。
photo by ホテルインディゴ犬山有楽苑
美肌効果があるとされる、犬山温泉「白帝の湯」で旅の疲れをご機嫌に癒すのもお忘れなく! 木曽川をイメージしたというアートタイルもぜひチェックしてみてください。隣接するフィットネスセンターには、木製パーツが取り入れられた機材もありました。
ゴージャスな朝食は必食です!
photo by kelly
料飲施設は、レストラン「インディゴホームキッチン車山照(やまてらす)」と、バー「ザ バー夜車山(よやま)」の2つ。で、こちらのレストランで供される朝食が豪華絢爛と、朝食ラバーの間で早速、評判になっているのです。かなり期待大で臨んだのですが、そのふくれあがった期待を軽々と凌駕するものでした。
photo by kelly
びっくりするくらい、大きなトレイで運ばれてくる和定食は、目の前で海苔を焼き、カツオブシを削ってくれるといううれしいサービス付き。それに、さらにハーフブッフェが付くんです。すごすぎます。
青山の人気ベーカリー「ゴンドラン シェリエ」直伝のクロワッサンも見逃せません! スモークサーモンの食べ比べは、朝から白ワインをオーダーしたい気持ちを抑えるのに苦労しました(笑)。
photo by kelly
朝食以外も充実していますよ。地元の食材をふんだんに用い、犬山の文化や歴史に着想を得て作る創作料理はどれもこれもここでしかいただけないものばかり。今回はいただく機会がなかったのですが、犬山の車山(やま)をイメージした「車山照スペシャルバーガー」も気になるところです。
ほかにも、「燻製飛騨サーモンと黒米のサラダ」「名古屋コーチンシーザーサラダ」「一色産鰻かば焼きセット」「愛知県産鮎フィレと季節野菜のリバーサイドパピヨット」など、魅惑的なメニューがラインナップしています。またレストランには水盤に面したテラス席もあり、気候のいい季節にはこちらで食事をいただくのもきっと気持ちよいですよ~。
photo by ホテルインディゴ犬山有楽苑
国宝・犬山城を愛でながら、犬山という土地の魅力がふんだんに詰まった「ホテルインディゴ犬山有楽苑」での時間はきっと特別なものとなるはず。お城フリークならずとも、楽しめること請け合いです。
筆者のちょっとした後悔は、雨天だったため、敷地内の庭園だけでなく、周辺の観光があまりできなかったこと……。城下町で食べ歩きなんかもしたかったな~。そんなご近所情報を、ホテルのスタッフに聞いてみるのもいいかもしれません。
photo by ホテルインディゴ犬山有楽苑
※記事掲載時点での情報となります。内容や価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。
犬山城下町の古民家カフェでSNS映えの涼しげスイーツ「金魚ゼリーソーダ」
【2022年最新版】愛知県のおすすめ観光スポット30選!テーマパーク・お城・神社仏閣・水族館・アートが楽しめる島も
【実は日本が世界一】116レーン&幅200m!世界最大のボウリング場は愛知県