シノワズリ漂う空間で、ラグジュアリーにチャイニーズを楽しむ──。そんなとっておきの時間が体験できるのが、香港の「China Tang(チャイナ・タン)」です。香港に拠点を置く、世界的ファッションブランド「上海灘」の創業者・デビッド・タン卿が手がけるゴージャス&エレガントなインテリアのなか、その雰囲気に負けないくらい極上のチャイニーズを味わってみてはいかがでしょうか。
「上海灘」の創業者がインテリアを担当
(c)China Tang
「上海灘(シャンハイタン)」というインテリア&ファッションブランドをご存知でしょうか。こちらは、香港発(名前は「上海」ですが)のトータル・ライフスタイル・ブランド。1930年代の上海租界をテーマにした、大胆なデザイン、鮮やかな色彩のファッションを提案し、東洋と西洋が融合したオートクチュールを展開しています。ニューヨーク、パリ、ロンドン、東京にもショップがあり、洗練されたアジアンテイストは、ハリウッドセレブの間でも人気。鮮やかな色合いのインテリアや雑貨類も心をときめかせます。
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その「上海灘」を創業した実業家・デビッド・タン卿がインテリアを手がけるレストランが、「China Tang(チャイナ・タン)」です。これまでセントラル(中環)に店舗があり、香港マダムのランチスポットとして、香港のおしゃれ人のディナースポットとして人気を博していた同店が、2016年6月、香港随一の巨大ショッピングモール「ハーバーシティ」に香港2号店をオープンしました(ちなみに、同レストランの1号店は、英国・ロンドンのドーチェスターホテルにあります)。
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東と西の美しい部分を抽出し、独特の美しい世界観を作りあげることにたけた、タン卿の美意識は健在。色彩豊かで、優雅な空間はとてもフォトジェニックです。
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東西の「いいところ取り」をした華やかなチャイニーズ
(c)China Tang
料理もインテリアに負けないくらい、ゴージャス&見た目も華やか! 広東料理をベースに、中国各地の料理の要素を取り入れたもので、こちらも「いいところ取り」を踏襲しています。
メニューは本格的なチャイニーズからオーソドックスな点心まで多彩。
(c)China Tang
ロブスタービスクのスープがたっぷり入った、「小籠包」もぜひ賞味したい逸品です。上海料理の代表格ともいえる「東坡肉(トンポーロー)」も洗練されています。
(c)China Tang
おなじみの点心も丁寧に、個性的にアレンジされています。見事な飴色にカメラを向けたくなる「北京ダッグ」も人気です。
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「おなじみのチャイニーズが、こんなにおしゃれになるなんて!」という感動が味わえるはず! 料理が供されるお皿もひとつひとつ計算され尽くしたものです。
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がっつり食事はもちろんですが、週末はアイドルタイムなしの営業なので飲茶での利用もおすすめ。バーエリアやテラス席もあるので、TPOに応じて使い分けられるのも魅力です。
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麗しいシノワズリ・デザインの世界へいざ!
(c)China Tang
東西、そして新旧が融合した「China Tang」は、カーペット、インテリア、壁紙など、そのすべてが洗練されていて、どこをとっても絵になります。華やかなデザインが施された椅子と、真っ白なクロスとのコントラストも見事。
香港に足を運んだ際は、どこか温かみを感じるパステルカラーの空間で、洗練のチャイニーズを楽しんでみてはどうでしょうか。
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ショッピングモール内にありながら入口をくぐれば、そこは東西が見事に融合した、麗しいシノワズリ・デザインの世界。平日は22時半、土日は23時まで営業しているのでゆるゆるとラグジュアリーな香港の夜を満喫できます。バーカウンターで1杯、なんて使い方もできますよ。
[China Tang at Harbour City(チャイナ・タン ハーバーシティ店)]
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