今年も梅雨の季節がやってきました。雨の日が続くと、どこかカラッと晴れて気持ちのよい場所に出かけたいと思いませんか? 旅先選びの際に、やっぱり気になるのは「雨の日が少ない国」です。世界で一番雨が少ない場所は一体どこなのでしょうか。
最も雨が降らない年は、降水率0%
世界1891箇所の気象台の記録をもとに調査された年間降水日の割合を一覧にまとめた、世界の雨の日率マップなるものが、トリップアドバイザーから発表されています。
雨の日率マップによると、世界でもっとも雨が降らない都市は、スーダンのワディハルファ。なんと降水量0%、全く雨が降らないというので驚きです。
2位は、観光地として名高いアメリカ・ロサンゼルス(27.2日・7.4%)。年間を通じて30日未満しか雨が降らないため、せっかくの旅が雨で台無しに・・・なんてことが避けられそうですね。
逆に雨の日がもっとも多いのは?
雨の日がもっとも多いのは、オーストラリアの無人島マッコリー島。降水率は84.1%。年間307日も雨が降っている場所ということになります。
ユネスコの世界遺産(自然遺産)にも登録されているマッコリー島
続く2位は、降水率61%で年間221日雨が降る、日本からも観光客が多く訪れるグアム。晴れ晴れとした常夏の島というイメージが強いので、意外だなと感じる方も多いのではないでしょうか。というのも、スコールが多く毎日短時間でザーッと大量の雨が降るためなのだとか。日本のように終日シトシトと降り続くようなことはないので安心してください。
人気の観光都市、雨の日率が低い国は?
その他には、アメリカ・サンフランシスコ(48日、13%)、ホノルル(55.4日、15.1%)。アジアでは、中国・北京(45.9日、12.5%)、ヨーロッパは、ギリシャ・アテネ(42.5日、11.6%)などの都市の降水量が低いと発表されました。
どの場所もそれぞれの魅力があり、1度は訪れてみたい人気観光地です。しかも雨の確立が低いのでこの季節に行くにはぴったり。今後の旅先候補にいかがでしょうか?
日本国内で最も雨が少ないのは、岡山県
国内旅行先こそ、雨が心配な梅雨の季節。もっとも雨が少ないのは、岡山県(24%、87.5日)。瀬戸内海に面した同県は、城跡、温泉も数多く点在していて観光地としても有名ですよね。自然現象なので、1%でも可能性があれば「降らない」とはいえませんが、雨に遭遇する可能性が低いのは確かです。運を信じて出かけてみるのも、梅雨時期旅行の楽しみのひとつですね。
歴史の面影を残す倉敷 ©Takamex / Shutterstock.com
世界の雨の日率、いかがでしたでしょうか?気持ちよく晴れた日ざしを求めて、降水量が低い場所へ旅立ってみるのも面白そうです。
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