寒い冬はお家ごはんが多くなります。ホームパティーなどもある季節、レシピに困ったらジャガイモを使った「フィンガーヌードル」がおすすめ。
World Bazaar 21というWEBサイトでは、ドイツのお国自慢料理として、フィンガーヌードルが紹介されています。ジャガイモと小麦粉を丸めて短い棒状にした、ニョッキのようなこの料理、ジャガイモシーズンの今にぴったりのメニューです。
この料理は、一般的にはフィンガーヌードルではなく「Schupfnudeln(シュプフヌーデルン)」と呼ばれている伝統的な南ドイツの料理だそうでう。フィンガーヌードルは、バイエルン州のニーダーバイエルンあたりでの呼び名だとか。ちなみにこの由来は“指の形のような麺”というところからきているそうです。
このフィンガーヌードル、主食でも、おやつでもOK。冷めても美味しいと評判です。また、同じ生地を利用して煮れば、イタリアのニョッキにもなるといわれています。
では、フィンガーヌードルの作り方を見てみましょう。
・じゃがいも(男爵芋がおすすめ)600g
・片栗粉(コーンスターチ、小麦粉でも可)70g
・塩 適量
・油(オリーブ油、バターなどお好みのものを)
(ナツメグや卵黄を使う場合もあります)
(1)じゃがいもを15分ほどゆで、皮をむき、マッシャーでつぶします。(2)(1)に片栗粉、塩を入れて、生地を作ります。
(3)生地をフィンガーヌードルの形にしていきます。作業台に打ち粉をして、生地を太めの棒状に伸ばし、適当な長さに切ります。フィンガーヌードルだけに、手の指くらいの太さと大きさに形作ります。
(4)(3)で作ったものを、フライパンで焼きます。まず、フライパンに油を敷きます。油分は、少なすぎるとパサパサしてすぐに焦げ色が付いてしまうので、多めに使いましょう。必要に応じて途中で補うのが良いです。バターを使用する際には、焦げ付きやすいので注意。中~強火で、焼き色が付くまで炒めたら完成です。
あとのトッピングはお好みで。ホワイトソースで主食にしても、フルーツをのせてスイーツにしてもOKです。
<ポイント>
・じゃがいもの種類もメイクイーンよりは、デンプン質の多い男爵芋が適しているそうです。
・ザウアークラウトとベーコンを一緒に炒めて食べられたり、リンゴのコンポートを付け合せで食べられたりします。
・すでにできているフィンガーヌードルも市販されています。そのままフライパンで煮て、色々な料理に簡単に利用することができます。