日本を代表するブランド牛「松阪牛」。敷居の高い高級肉として知られていますが、本場松阪市にはリーズナブルでおいしく食べられるお店があるんです。今回は伊勢神宮を訪れたら立ち寄りたい、絶品焼肉店をご紹介したいと思います。
松阪駅から歩くこと15分の「一升びん 本店」。伊勢神宮の内宮前にも支店があるのですが、やっぱり本店の雰囲気を味わいたく訪問。
松坂牛を扱うお店ながらも、懐かしい昭和の香りが漂う居心地いい佇まい。一人焼肉も気軽に楽しめる雰囲気ですよ。
定番の部位からちょっと珍しいメニューまで揃います。東京の専門店などでいただくよりもはるかにリーズナブル！ かなり期待が高まります。
前菜として注文した「キャベツ（250円）」と「キムチ（250円）」。
「松坂牛 上カルビ（1900円）」。やや厚めの上カルビは鮮やかなピンク色に見事なサシ！ こちらはA-5ランクの松阪牛だそうで、たしかに艶やかな肉質に目を奪われてしまいます・・・。
昔ながらの七輪炭火焼でいただきます。お肉が焼ける香ばしい煙がもくもくと立ちのぼり、テンションもますますアップ！
上カルビは限りなくジューシーでとろけるほどの柔らかさ！ キメの細かいサシが入った霜降り肉なのですが、脂っこくなく胃もたれ感がありません。やや甘めの濃厚な味噌ダレとの相性も抜群でした。
「松坂牛 切り落とし（1000円）」
切り落としながらも厚めのお肉で、食べ応えたっぷり。松坂牛を1000円でいただけるとは最強のコスパです！
今回は、松坂牛上カルビ、松阪牛切り落とし、キャベツ、キムチ、ビールをいただきましたが4000円以下でお腹いっぱいに。敷居の高い高級銘柄牛ながらも、リーズナブルでお腹いっぱいになれるのは肉好きにとって最高でした。
「一升びん 本店」の最寄駅でもある松阪駅は伊勢市駅から約15分。伊勢神宮参拝の帰りには、ぜひ立ち寄られてみてはいかがでしょうか？
[一升びん]
[All photos by Nao]
PROFILE
Nao ライター
メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。
SHARE
