紅茶の産地として世界的に有名なスリランカ。ここは美しいラカッティブ海に囲まれた島国で、インド大陸の南東に位置する自然に溢れた観光地でもあります。
今回は、そんなスリランカの穴場スポットを中心に、魅力あるポイントをいくつかご紹介してみたいと思います。
ヤーラ国立公園(Yala National Park)
見渡す限りの大地と、圧倒的な自然環境が広がるヤーラ国立公園。総面積は126,786ヘクタール(約979㎢)とスリランカで2番目に大きいこの公園は、 人の領域とは思えない圧倒的な大自然が広がっており、ここでしか見られない貴重な動物達に出会うことができます。
ベンガルオオトカゲ、スリランカヌマワニ、サル、そして美しい緑のフィールドはそれだけで見応え満点。日本では味わうことのできない、ドキドキなリアルサファリを体感することができます。
またこの国立公園には、サファリマニアでも遭遇が難しいとされている「レオパード」の凛々しい姿をみれるかも?!
ベントータのウミガメ保育園 タートル・ハッチャリー(Turtle Hatchery)
文化遺産と自然遺産の宝庫といわれている、スリランカ。ダンブッラの黄金寺院・シギリヤロック・シンハラジャの森林などは定番の観光スポットとして知られていますが、王道からは少し離れたちょっと面白い穴場スポットもたくさんありますよ。
そのひとつが、ベントータのタートル・ハッチャリー。釣り堀のような何とも不思議な場所ですが、実はここ、NGOが運営するウミガメの保護施設なのです。いくつもある水槽の中には、愛くるしい子亀が元気よく泳いでおり、見ているだけで笑顔がこぼれてしまいます。また、ツーリストでも海亀の放流体験ができます。
ピンナワラの象の孤児院(Pinnawala Elephant Orphanage)
都市コロンボから、北東へ約90km。ケーガッラ郊外のピンナワラに、密猟や病気によって保護された象達の楽園「ピンナワラの象の孤児院」があります。ここには約50頭程のアジアゾウとアフリカゾウが暮らしており、ダイナミックな水浴びやリラックスした親子の掛け合いなど、普段では見ることのできない貴重な生活風景を観察できます。また、ゾウとの触れ合いコーナーも設けてあるため、子ゾウにミルクを与えたりビデオ撮影ができたりと、アクティビティも満載です。多くのゾウが群生している姿はまさに感動的で、思わず「オ〜!!」と歓声が上がるほど!
太古から遺された大自然や、多種多様の動物達がいるスリランカは、訪れる我々に想像以上の驚きと感動を与えてくれます。自然の美しさや壮大さ、そして動物達本来の姿はこの地に訪れなければ感じることはできません。
■Turtle Hatchery
住所: Galle Rd, Kosgoda
電話:+94 91 2 264567
■Pinnawala Elephant Orphanage
住所:Kegalle-Rambukkana Rd Rambukkana 71100
電話:+94 35 2 265284
[Photo by shutterstock.com]
Kamai Tomonori
アパレル.電材商社で働いた知識を生かし、不動産・ファッション・電機系の記事をメインに執筆。webを中心とした活動をしており、ライター以外にもコンテンツのディレクション業務や、文章の編集構成などエディターとしても活躍。
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