旅にまつわるさまざまな費用や価格料金をとりあげるTABIZINE【リアルなお金の話】特集。今回は、バルセロナの滞在費用の体験談をご紹介します。
グエル公園にサグラダ・ファミリアなどの世界遺産「アントニオ・ガウディの作品群」を始め、食べ歩きが楽しいサン・ジュセップ市場を有するランブラス通り、ベイエリア地区ポルト・ベルで潮風に吹かれながらのカクテルタイム・・・など、何度訪れても楽しいバルセロナ。
筆者は南仏で暮らしているのですが、バルセロナまで電車で約3時間半という距離感。おいしいサングリアが飲みたくなったり、タパスやパエリアが食べたくなると、観光も兼ねて遊びに出かけます。タパス文化を満喫したい人はTABIZINEの過去記事「おひとりさまでも楽しい! 本場スペインのタパスバー」も合わせてどうぞ。
2泊3日の滞在でかかったのは、いくら?
2017年3月の平日に旅したときの内訳です。※1ユーロ=123円で計算
宿泊費・・・13,700円(※2名でこの料金で宿泊)
サグラダ・ファミリアから徒歩10分のところにあるキッチン付きの滞在型ホテル「Sensation Apartments」に宿泊。エスプレッソマシーン完備のキッチン、清潔感のあるバスルームに寝室、リビングもかなり広くて大満足!
食費・・・8,000円
朝食3食分はベーカリーやスーパーで購入(約1,000円)、昼食3食分と夕食1食分は外食(約5,500円)、夕食1食分はホテルで自炊して約1,500円(スパークリングワイン代込み)。
13ユーロの「Menu del Dia」。メイン料理はシーフードパエリア!
バルセロナの庶民的なレストランでは、前菜・メイン料理・デザート・ドリンク(ビールやサングリアなどアルコールも含む)が12ユーロ程度(約1,500円)と、ものすごくお得! どこの店でも「Menu del Dia」と呼ばれているので、ぜひ探してみてください。逆にチェーン系のカフェやバルは高いことが多いかも。
交通費・・・約3,300円(地下鉄、バス、タクシー)
市内をまわる地下鉄、バス、トラムの回数券(10回分・約1,230円)を1枚購入。片道乗車券は260円ぐらいするので、これは本当にお得。
観光にかかった費用・・・0円
ランブラス通りやカタルーニャ広場周辺、グエル公園、サグラダ・ファミリア周辺、ポルト・ベルなど。
お土産代・・・約2,000円
カタルーニャ産スパークリングワイン2本、おつまみ用のスナック
雑費・・・約1,000円
サン・ジュセップ市場のフレッシュジュース、バルでおやつ(チュロス&ホットチョコ)やビールなど。こうしてみると、食べてばっかり・・・。タパスもビールもおいしいうえに安いから、と言い訳しておきましょう。
宿泊費・・・13,700円(※2名でこの料金で宿泊)
食費・・・8,000円
交通費・・・約3,300円(地下鉄、バス、タクシー)
観光にかかった費用・・・0円
お土産代・・・約2,000円
雑費・・・約1,000円
総費用:約2万8000円
※上記には含まれていませんが、東京-バルセロナの往復航空券の価格は時期や条件にもよりますが、5万円〜10万円前後になります。
地元の人の話では「バルセロナは夏の繁忙期になると宿泊施設が混雑するため、なるべく早めに予約をしておいたほうが良い」とのこと。実は今年の5月にも1泊2日で訪れたのですが、ツーリストが多くてびっくりしました!
この夏、バルセロナ旅行を予定している人は、今のうちから宿泊先を押さえておいたほうがよさそうです。
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