【ロンドンでしたい10のこと】伝統と革新が共存する自由な大都会を満喫!

Posted by: 春奈

掲載日: Dec 10th, 2017

伝統や古き良き街並みを大切にする一方で、近未来的なビル群やヒップな若者文化など革新的な空気も持ちあわせた大都会、ロンドン。刺激たっぷりのロンドンは、朝から晩まで楽しみがいっぱいです。

ロンドンを心ゆくまで遊び尽くすために、ロンドン旅行で外せない10のことをご紹介します。

1.ロンドンのシンボル「ビッグ・ベン」と対面

伝統と革新が共存するエキサイティングな大都会、ロンドンでしたい10のこと

ロンドンに行ったら、やはり見逃せないのがロンドンを象徴する国会議事堂の時計台、通称「ビッグベン」。これを見ると「ロンドンに来たぞ!」という実感が湧き上がってきます。国会議事堂内部は一部ツアー形式で見学可能。

周辺にあるウェストミンスター寺院や大観覧車ロンドン・アイなどとあわせて、ロンドンのシンボルに会いに行きましょう。

2.フォトジェニックなテムズ川をクルーズ

伝統と革新が共存するエキサイティングな大都会、ロンドンでしたい10のこと

ビッグベンにロンドン・アイ、ロンドン塔、タワー・ブリッジなど、テムズ川沿いはロンドンを代表する名所の宝庫。テムズ川をクルーズすれば、それらのランドマークが一挙に見られるほか、水上からしか撮れない風景を写真に収めることができます。

テムズ川を往来するボートには市民の足としても使われるコミューター・サービスと、観光客向けのレジャー・サービスがあり、ロンドン中心部だけでなく天文台で有名なグリニッジまで行くことも可能。

とりわけ夕暮れ時や夜、ライトアップされたテムズ川沿いの風景は格別。しっとりとしたひとときを楽しむならディナークルーズもおすすめです。

3.ロンドンで一番ホットな地区、イーストエンドを散策

伝統と革新が共存するエキサイティングな大都会、ロンドンでしたい10のこと
(C)Haruna Akamatsu

ロンドンにおけるヒップな若者文化の発信地となっているのが、地下鉄オールド・ストリート駅やショーディッチ・ハイ・ストリート駅周辺の「イーストエンド」と呼ばれる地区。10年ほど前からアーティストたちが移り住むようになり、小さなギャラリーやブティック、雑貨店などが次々と開店。数々のストリートアートも登場し、ロンドンで一番クールなエリアといわれるようになりました。

この地区には、オールド・スピタルフィールズ・マーケットやサンデー・アップ・マーケットをはじめ、個性豊かなマーケットが点在するほか、サンデー・アップ・マーケット近くのブリックレーンはバングラデシュ系の移民街の一面も。イギリスにいることを忘れてしまいそうなエキゾチックな街並みとストリートアートが融合した風景に、ただ歩いているだけでワクワクさせられます。路地にひそむストリートアートを探し当てながら、じっくりと歩いてみましょう。

4.マーケットめぐり

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ロンドンはマーケットめぐりが楽しい街。滞在中、一度はマーケットに足を運ばなければ本当のロンドンを体験したことにならないといっても過言ではありません。

映画「ノッティング・ヒルの恋人」で一躍有名になったノッティング・ヒルで開催されるポートベロー・マーケットやおしゃれなロンドンっ子に人気のオールド・スピタルフィールズ・マーケット、グルメなら見逃せないバラ・マーケットなど、ロンドンのマーケットはとても個性豊か。マーケットによって開催日が異なるうえ、同じマーケットでも曜日によって出店内容が異なる場合があるので、お目当てのマーケットの開催日を確認してから出かけましょう。

滞在日が限られているなら、「マイ・フェア・レディ」のロケ地として知られるコヴェント・ガーデンもおすすめ。掘り出し物のアートやハンディクラフトに出会えるアップル・マーケットやジュビリー・マーケットに加え、常設の小さなブティックがたくさん集まっているので、いつ行っても楽しめますよ。

5.世界最高峰のミュージアムに圧倒される

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世界にその名をとどろかせる大英博物館をはじめ、ロンドンにはその分野では世界最高峰といってもいいミュージアムがそろっています。しかも驚くべきは、大英博物館をはじめ、ロンドンの主要博物館の多くが入場無料であること。5ポンドの寄付が奨励されてはいますが、強制というわけではありません。

ロンドンに数あるミュージアムのなかで、絶対に外せないのが大英博物館とヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(通称V&A博物館)。V&A博物館は「ファッションの殿堂」とでも呼ぶべきミュージアムで、服飾はもちろんのこと、家具や陶磁器、絵画、彫刻などあらゆる装飾品が展示されています。

自然科学に興味があるなら自然史博物館、絵画好きにはナショナル・ギャラリー、現代アートを楽しみたいならテート・モダンもおすすめ。いずれも規模が大きいので最低でも2時間程度はみておきたいところです。

6.王室ゆかりの地を訪ねる

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イギリスと聞けば王室を思い浮かべる人も多いことでしょう。ヨーロッパにはいくつもの王国がありますが、イギリス王室の華やかさは桁違い。

王室の結婚パレードコース、ウェストミンスター寺院からホワイトホールやホース・ガーズ、セント・ジェームズ・パークやセント・ジェームズ宮殿を経て、バッキンガム宮殿へと至るロイヤル・ウェディング・ルートをたどってみるのもいいでしょう。

バッキンガム宮殿の公式広間が限定公開される夏に訪れるなら、豪華絢爛な内装も見逃せません。

7.映画やドラマのロケ地をめぐる

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「ハリー・ポッター」シリーズや「ブリジット・ジョーンズの日記」、「シャーロック」など数々のヒット映画やドラマのロケ地になってきたロンドン。せっかくロンドンに行くなら、そんな名作ゆかりの地を訪ね歩いてはいかがでしょう。

ハリー・ポッターに登場するホグワーツ魔法魔術学校行きの列車が出る、キングス・クロス駅の9と3/4ホームはロンドンのロケ地めぐりの定番中の定番。ロンドンにあるハリー・ポッターゆかりの地としては、ほかにもレドンホール・マーケットやミレニアムブリッジなどがあります。

ブリジットファンならロンドン・ブリッジ駅近くのブリジットの家や、バラ・マーケット、ピカデリー・サーカスも必見。

8.憧れのアフタヌーンティーを堪能

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イギリスといえば、やっぱりアフタヌーンティー。ロンドンには格調高い歴史あるティールームから、アットホームなティールームまで、さまざまなお店があります。高級感あふれる上質な空間で優雅なアフタヌーンティーを楽しみたいなら、王室御用達の老舗「フォートナム・アンド・メイソン」や、「エガートン・ハウス・ホテル」のアフタヌーンティーを。

気取らずカジュアルなティータイムを過ごしたいなら、アットホームな雰囲気が魅力のティールーム「ティー・アンド・タトル」でくつろぎのひとときをどうぞ。

9.世界中のグルメに舌鼓

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ロンドンで何を食べるか。ひょっとして「イギリスの食事はおいしくないんでしょ」なんて思っていませんか。実際には、ロンドンは世界中からおいしいものが集まっている美食都市。日本ではあまりお目にかかれない中東やアフリカ、中南米の国々の料理も豊富で、そのバリエーションたるや東京だってまったくかないません。

ロンドンで必ず食べてみたいのがインド料理。かつてインドがイギリスの植民地だった経緯から、ロンドンのインド料理店は数も質も抜群。ロンドン市内に複数店舗を展開する「DISHOOM」をはじめ、洗練されたモダンなインド料理が楽しめるお店も少なくありません。

ほかにも、中華料理、ベトナム料理、トルコ料理、レバノン料理、メキシコ料理、ポーランド料理、エチピア料理など、ロンドンで食べられるグルメを挙げればキリがないほど。日本ではなかなか食べられない国の料理にトライしてみるのもロンドンらしい楽しみです。

10.ウエストエンドでミュージカル鑑賞

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(C)Haruna Akamatsu

ミュージカルが好きな人はもちろんのこと、そうでない人もミュージカルを観ずにロンドンを去ってしまうのはもったいない。世界最高峰のウエストエンドのミュージカル鑑賞は、きっとロンドン旅行の最高の思い出のひとつになるでしょう。

2017年10月現在上演されているおもな演目は、「ライオン・キング」「レ・ミゼラブル」「マンマ・ミーア」「オペラ座の怪人」「ウィキッド」など。当日購入も可能ですが、人気演目はそれまでに満席になることも多いので、確実に鑑賞したい場合はチケット予約サイト「Ticketmaster」などで日本から予約しておくと安心です。

言葉がわからなかったとしても、生で聴く歌声には鳥肌が立つほどの感動を覚えるはず。あらかじめ映画などでストーリーを予習しておくとそのミュージカルがより楽しめます。

伝統と革新が共存するエキサイティングな大都会、ロンドンでしたい10のこと

古いのに新しい、重厚なのにヒップ。伝統と革新が共存するロンドンの自由な空気に包まれたとき、あなたもきっとこの大都会の魔力にとらえられてしまうはずです。

[Photos by shutterstock.com]

PROFILE

春奈

Haruna ライター

和歌山出身、上智大学外国語学部英語学科卒。2度の会社員経験を経て、現在はフリーランスのライター・コラムニスト・広報として活動中。旅をこよなく愛し、アジア・ヨーロッパを中心に渡航歴は約60ヵ国。特に「旧市街」や「歴史地区」とよばれる古い街並みに目がない。半年間のアジア横断旅行と2年半のドイツ在住経験あり。現在はドイツ人夫とともに瀬戸内の島在住。

和歌山出身、上智大学外国語学部英語学科卒。2度の会社員経験を経て、現在はフリーランスのライター・コラムニスト・広報として活動中。旅をこよなく愛し、アジア・ヨーロッパを中心に渡航歴は約60ヵ国。特に「旧市街」や「歴史地区」とよばれる古い街並みに目がない。半年間のアジア横断旅行と2年半のドイツ在住経験あり。現在はドイツ人夫とともに瀬戸内の島在住。

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