【ニュージーランド】天の川にゆらめくオーロラ。テカポの夜空絶景

掲載日: Aug 22nd, 2014

美しいブルーの湖畔が広がるニュージーランドのテカポ。澄み切った空気と大自然が残るこの地は、天体観測に最適なスポットです。また、時期によっては満天の星とオーロラが同時に観測可能で、神秘的な世界を垣間見ることができます。

世界遺産登録を目指すテカポ

ニュージーランド南島のクライストチャーチとマウントクックの間に位置するテカポは、昼間は鮮明なブルーの湖を見ることができる絶景スポット。それだけでも十分素晴らしい景色ですが、夜になると、空一面をに満天の星が広がります。また、テカポはニュージーランドで最も晴天率が高い地域と言われているそうで、世界有数のスターゲイジングスポット。世界で初めて「星空」の世界遺産登録を目指す街でもあります。

満天の星空とオーロラのカーテン

オーロラというと、カナダやアイスランドなどというイメージがありますが、オーロラ帯といわれるオーロラの観測地帯の端に位置するニュージーランドでも、晩秋から冬にかけてオーロラが出現します。満天の星空に鮮やかな光景を目にすることができます。

世界最南端の天文台「マウントジョン天文台」

「マウントジョン天文台」は世界最南端の天文台です。この天文台からが望めると言われています。また人口300人ほどのテカポの町は、大都市からも離れているため、ネオンや民家の明かりに邪魔される事なく天体観測を楽しむ事が可能。南半球に位置するのも大きな魅力で、日本では夏に見られるオリオン座や天の川を冬に見つけることができます。空気の澄んだ真冬の空に広がる天の川は、より鮮明に夜空を照らし出します。