人気のタイで自由に無料で楽しむのんびり時間。
行ってみたい旅行先でいつもランクインするタイ。「微笑みの国」といわれている通り、タイの人たちはとってもフレンドリーです。
さて、個人旅行の場合や、自由時間がたっぷりある旅だと、不意に時間が空いてしまったりすることがあります。そんな時、定番観光スポット意外にも、ふらっと足をのばしてみたくなったりしませんか。バンコクは、そんなちょっとしたお出かけスポットが豊富。しかも、無料でもしっかり楽しめる場所が多いんです。
地元の人たちの生活に触れたり、最新のトレンドを見つけたり、異文化交流に、ただただリラックスといった、目的別にご紹介します。
マーケットで、地元の人たちの生活に触れる。
1|チャトゥチャック・マーケット
世界のどの町でも、その土地の人のことを知るなら、まずはマーケットに出かけるのが鉄則。この写真、夕暮れ時にキラキラと輝くのはチャトゥチャック・ウィークエンド・マーケットです。アジアでも最大規模のマーケットで、生鮮食品からインテリア用品、雑貨、洋服などなど何でもそろう上に、カフェも充実しています。広くて整然としているわけではないので迷わないように要注意。「時計塔」があるので目印にしておきましょう。
2|クローントゥーイ・マーケット
こちらは食料品を中心としたマーケット。バンコクで口にするもののほとんどは、この市場からくるとも言われています。おすすめは早朝。陽気な魚屋たちや、山盛りのドリアンなど、写真に収めたい風景だらけ。朝10時には閑散とし始めます。
3|パーク・クローン・フラワー・マーケット
あの定番中の定番、ワット・ポー寺院のそばにあるのがこのフラワー・マーケット。街のいたるところで仏教の花飾りを見かけるように、タイでは花が生活に欠かせないアイテムです。市場には色鮮やかな花とその香りが満ちています。
4|アムレット・マーケット
「アムレット」とは、安全祈願のお守り。特に危険な職業についている男性が身に着けるそうです。タクシーのルームミラーにかかっているのを見たことがあるかもしれません。この市場で、真剣にアムレット選ぶ男性たちは、アムレットに描かれた絵柄の意味を吟味しているそうですよ。
最新のアートスポットでトレンドを見つける。
5|バンコク・アート&カルチャー・センター
現代アートが好きなら、このアートと文化の施設がおすすめ。最新デザインのビルはそれだけでもフォトジェニック。その中には、ショップやギャラリー、ブティックやカフェが入っています。タイ国内にかかわらず、世界の先進アーティストの作品を楽しむことができます(有料のものもあります)。
6|写真好きなら「ハウス・オブ・ルーシー」
こちらは写真専門のギャラリーで、BTS(高架鉄道)エカマイ駅が最寄り駅。入場無料で、世界的にも評価された作品を展示しています。ロス・アンジェルスを拠点とする財団が運営しています。
7|最先端のトレンドが見つかるデザイン・コンプレックス
ウェアハウス 30は第2次世界大戦のころの建物を利用した、ショップ、ワークスペース、カフェが集合した、展示や講演会なども行われる複合施設。バンコクのクリエイターとその作品に触れることができます。すぐそばには、アンティークのギャラリー、フィフティ・イヤーズ・ギャラリーもあるので、新しいものだけじゃなく、古き良きものも探すことができます。
リアルな異文化交流を体験する。
8|エラワン寺院
エラワン寺院は、バンコク一の商業地域のど真ん中にある小さな祠。仏教とヒンズー教がブレンドされた姿が独特です。一日中訪れる人が絶えず。線香と煙と、音楽、花飾りの絶えない様子は、これぞ異文化です。
9|シローム地区ソイパンのインド人街
バンコクのインド人街といえば、チャイナタウンに隣り合う場所が公式なのですが、実はこのシローム地区のほうが、インド人コミュニティの中心といえるそうです。スリマリアンマン・ヒンズー寺院の6メートルの塔には、細かな彫像がたくさん。圧巻です。
10|チャイナタウン
チャイナタウンには、バンコクの他の場所と全く異なる風景があって、中国料理店、食材店、雑貨店などが並びます。辛いタイ料理が続いたら、中華料理でブレークというのいいかもしれませんよ。
ただただリラックスする。
11|歩きつかれたらここでのんびりルンピニー公園
バンコクの中心に位置するこの公園。街の喧騒を避けるには絶好です。広大な敷地には、ボート遊びができる池もあります。早朝や夕方涼しくなってからは、無料のフィットネス教室も開催されているそうなので、参加してみてはどうでしょう。
というわけで、地元の人たちの生活や、最新のトレンドを感じることができる無料のアクティビティがたくさんあるバンコク。気ままに自由に、歩いてみるのがおすすめです。
[11 free things to do in Bangkok]
[ハウス・オフ・ルーシー]
[ウェアハウス 30]
[All Photos by shutterstock.com]