科学の発達や情報の拡散が目覚ましい現代においても、未だ明かされない世界の謎。国内外のミステリースポット、心霊スポット、諸説あるもののはっきりとは謎が明かされない遺跡や文化、不思議な現象などなど。
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TABIZINE「世界の謎」特集、どうぞお楽しみください。
何の予兆もなく、世界各国で聞こえる「アポカリプティックサウンド」を知っていますか? 不気味に響き渡る音で、なぜ聞こえるのかわかっておらず、音の発生源もいまだに謎です。
「アポカリプティックサウンド」という名称は、ヨハネの黙示録に描かれている、世界の終焉を告げる天使のラッパになぞらえてつけられたとか。じつは日本でも聞こえたことがあるそうです。
世界中で聞こえるアポカリプティックサウンド
2011年頃からYou Tubeで話題となったこの奇妙な金属がこすれるような音は、ウクライナ、デンマーク、インドネシア、カナダ、イギリス、日本など世界各国で聞こえています。海外のメジャーなニュース番組で取り上げられたこともありました。
2011年はちょうどマヤ暦の終了と言われる10月28日が目前だったこともあり、これほど話題になったのでしょう。しかし、その後もアポカリプティックサウンドは世界各国で聞こえ続けています。近くで工事などが行われていないのに、突然、空に響き渡る不気味な音・・・一人で聞いたら、恐怖を感じそうですね。
ところでこの音、何かの音に似ていると思ったら、トム・クルーズ主演の映画『宇宙戦争』で宇宙人が奇妙な乗り物(兵器)に乗って人間を襲ってくるシーンの音でした。この映画を見た人なら「宇宙人が襲ってくるのでは?」と思ってしまうかもしれませんね。
またYou Tubeにアップされているアポカリプティックサウンドの中にはゴジラの叫び声のようなサウンドもありました。どうやらアポカリプティックサウンドは音のバリエーションが結構豊富なようです。
You Tubeにアップされている「アポカリプティックサウンド」の一覧はこちらから視聴できます。ぜひ実際に聞いてみてくださいね。
実際にアポカリプティックサウンドを聞いた人の感想
※画像はイメージです。
2013年6月にカナダのブリティッシュ・コロンビア州のテラスに住む女性が街に響き渡る大きな音で目を覚ましたそうです。じつはこの女性、この音を聞くのが初めてではなかったそうで、急いでカメラを取り出し、撮影したとのこと。
彼女は「空からとも地下からとも分からない」「ヘイゼルトン(テラスの北東にある街)の方から聞こえた」と言っていますが、周辺の住民も同じ音を聞いており、音が聞こえた方角はバラバラだそうで、不思議です。
その時の映像はこちらです。
筆者もこの動画を見てみましたが、鳥肌が立ちました。不規則に鳴り響く下手な大音量のラッパのような音。住民の方々はさぞかし不安だったことでしょう。
アポカリプティックサウンドの発生源とは?
この音の発生源については、数々の見解があります。NASAの見解によると、大気中に放電現象が起こった際、発生する電磁波(空電)が原因ではないかとのこと。しかし、それに反して、アポカリプティックサウンドを研究している人たちからは、アポカリプティックサウンドは宇宙や地上ではなく、大きな地下空洞の中で発生しているのでは、という説を唱えています。
そのほかにも、やまびこ現象によって、遠くの工事現場の音などが響いている説やプレート(地震の原因となる)がこすれる音という説、オーロラや放射線帯から放出される電磁ノイズ説などもあり、謎は深まるばかりです。この音が世界の終焉の音でなく、これらの説が原因の音ならいいのですが、重厚で不快な音なので、不安になります。
ヨハネの黙示録では、世界の終わりを迎えるときに、7人の天使がラッパを吹くとされています。このラッパが1回吹かれるごとに、世界で天変地異が起こるそうです。そしてついに7回目のラッパが吹かれた際には、地球に最後の審判がくだるとか。
その前にアポカリプティックサウンドの発生源が特定されるといいのですが・・・。
[METRO]
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Ayami ライター
フリーライター。劇団員、OL、WEB編集ライターを経て、フリーランスになる。辛い食べ物、東南アジアが大好き。旅するように生きるのが人生の目標。
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