郵便ポストといえば日本では赤いポストがイメージされるかと思います。しかし、ところ変わればポストも変わる。世界中、国によってポストの色も形も全く違うものになっています。そこで、いくつかの国の郵便ポスト事情を調べてみました。
赤色のポスト
まずは世界中で一番多いのではないかと思われる赤色の郵便ポスト
あまり違和感がないと感じるのではないでしょうか、ニュージーランドの郵便ポスト。
こちらも日本の丸いポストと似ているポルトガルの郵便ポスト。郵便屋さん付きです(笑)
黄色のポスト
そして次に多いのではないかと思われる黄色の郵便ポスト。街にも溶け込んでいるボスニア・ヘルツェゴビナの郵便ポストです。
どっしりと重厚感を感じさせるモンテネグロの郵便ポスト。
世界で一番小さな国バチカン市国の郵便ポスト。ここから葉書を出すとしっかりとバチカンのスタンプが押されます。世界で一番小さな国ですが、ポストはちゃんと大きいです。
緑色のポスト
続いてあまり見たことがないかもしれない緑色の郵便ポストは香港のもの。
ちょっとオシャレなポスト
最後にちょっとユニークなポストをご紹介。
まずは北欧デザインがそのままポストにも反映されたかのようなフィンランドの黄色と青色の非常にお洒落な郵便ポスト。ちなみにフィンランドの郵便局内にはムーミングッズやMarimekkoグッズなども売っているのでお土産探しに立ち寄ってみてもいいかも。
そして最後にトリコロールの郵便ポスト。
世界各国で単色の目立つ色が使われている中でのこのヨルダンの色。国旗の色とも関係ないこの色が使われているのは果たして・・・。
なぜ日本のポストが赤色なのかは、昔の日本のポストは木制で目立たなかったことから「目立つ赤色」になったとか、「イギリスの郵便制度を導入したので、イギリスが採用していた赤色ポストになった」などと言われているようです。また、歴史上、植民地支配などでイギリスの影響を色濃く受けた国のポストは赤色だそう。
ただの郵便ポストにも関わらずなかなか奥深くありませんか?
きっとこれを見たあなたは各国で郵便ポストチェックをしてしまうことでしょう(笑)
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※2013年9月18日の記事より紹介