第1問 イタリアの何かくわえた天使
おそらく一番簡単な問題から。大理石の彫刻です。天使が口々に何かくわえています。これはなんでしょう?
正解は・・・。
フィレンツェの水飲み場です。よくみると、水が出ているのが見えますね。ペットボトルに水を補給している人を多くみかけました。
第2問 ドイツの青いライト
まずはこちら。青い光の部屋です。何のための部屋でなぜ青いのでしょうか?
正解は・・・。
トイレです。麻薬中毒者のたまり場にされがちなトイレで、静脈が見えづらく、注射が打てないように青いライトを使っているそうです。役場や図書館でみかけました。最初は消毒のためだと思っていたのですが、調べてみたらこんな理由でした。
第3問 イギリスのとげとげ
次は、美術館の窓の外にあった「とげとげ」です。何のためにあるのでしょうか?
正解は・・・。
鳩除けです。糞害対策のものだということ。美術館にあったので、泥棒の侵入防止のために電気でも流すのかな?と思いながらスタッフに訊いたらそんな答えで驚きました。調べたら、「pigeon spikes(鳩除けスパイク)」と言うようです。まあ、どちらが残酷かわかりませんが・・・。
第4問 スイスのガラス戸
今度は、ガラス戸に付けられた物体です。一体これはなんでしょう?
正解は・・・。
猫のドアです。猫にはチップが埋め込まれていて、その家の猫だけが入って来れるようになっているそうです。取り付けの際は、ガラス屋さんに作業してもらったと聞きました。このタイプのペットドアは、開閉状況から、猫が家の中にいるのかどうかアプリでチェックできるし、ロックや解除もリモートで操作できる優れもの。日本でも販売されていて、小型犬などにも利用できるみたいです。
第5問 イギリスの白い三角の山
最後の問題です。円錐型の山がたくさんあります。これはなんでしょう?
正解は・・・。
紙コップです。博物館内にありました。イギリスではこのようにコーン状のタイプをたびたびみかけました。ミニサイズだし、水を入れたあとにどこかに置く必要がなければ、何も底が平らである必要はないのだなあと感心した次第です。
[All photos by Shio Narumi]