熱海の無料で楽しめる観光スポットはここ!おすすめ9選

Posted by: TABIZINE編集部

掲載日: May 14th, 2018

熱海観光では、昭和情緒漂う温泉街を散策するのも楽しみのひとつ。お土産屋さんをのぞいたり、蒸気のたちのぼる源泉やレトロな建物、はては廃墟が点在する中をそぞろ歩いて海辺まで。ビーチ沿いは南国気分に!熱海のおすすめ無料観光スポットを現地ルポ。

熱海の無料で巡れる観光スポットはここだ!
(C)Loco Yoneda

熱海駅前の憩いの場 「家康の湯(足湯)」

熱海の無料で巡れる観光スポットはここだ!
(C)Loco Yoneda

昔から政治家や文化人に愛されてきた熱海。その人気のもとをたどると、なんと徳川家にいきつくそうです。初代将軍家康が訪れ、三代将軍家光はこの地に御殿を建てました。四代将軍の家綱は江戸城に熱海の大湯を運ばせたといいます。なんとも贅沢ですよね。

この「温泉宅配便」が最も盛んだったのは八代将軍吉宗の時代。その量、9年間で3,643樽!日の丸の旗を掲げながらの運搬風景を見ていた当時の人々にとって、熱海の温泉はそこまでするほど素晴らしいのか! と熱海ブランドを印象付けたのは言うまでもないでしょう。

熱海の無料で巡れる観光スポットはここだ!
湯鏡 (C)Aya Yamaguchi

この足湯はそうした史実にちなみ記念に造られたものが、形をかえながら現在に受け継がれたものだそう。熱海駅を訪れる多くの人々の憩いの場となっています。自販機でオリジナルタオル(1枚税込100円)の販売もあり。江戸時代の風景を想像しながら浸かると、また旅情が高まりそうです。

熱海駅前足湯 家康の湯
https://www.ataminews.gr.jp/spot/138/
営業時間 9:00〜16:00
※天候などにより休止・営業時間を変更する場合があります。

熱海駅前商店街「仲見世通り商店街」「平和通り商店街」

熱海の無料で巡れる観光スポットはここだ!
(C)Aya Yamaguchi

熱海の無料で巡れる観光スポットはここだ!
(C)Aya Yamaguchi

熱海の無料で巡れる観光スポットはここだ!
(C)Loco Yoneda

熱海駅前には2つの商店街があります。帰りに立ち寄るお土産屋を物色しならウインドーショッピングはいかがでしょう。商店街の表通りもさることながら、商店街をつなぐ細い路地も風情があってよいですよ。

熱海の無料で巡れる観光スポットはここだ!

(C)Aya Yamaguchi

試食が充実しているお店もたくさん。売れ筋ランキングなどを参考にしながら、いろいろと試食してみるのも楽しそう。疲れたら、あちこちにあるベンチで一休みできます。

手湯「福々の湯」

熱海の無料で巡れる観光スポットはここだ!
(C)Aya Yamaguchi

平和通り商店街にある源泉スポット、「福々の湯」。地下300メートルから湧き出す源泉「福福温泉」を40度に調節して手湯として開放されています。温泉の温かさを手で感じて幸せになってくださいね、というメッセージが。

手湯「福々の湯」
営業時間 10:00〜17:00

「熱海七湯」小沢の湯で絶品温泉卵を!

衝撃のおいしさ!熱海の無料スポット「小沢の湯」で温泉卵を作って食べてみた
(C)Loco Yoneda

熱海には、「熱海七湯」と呼ばれる歴史的に重要な7つの源泉スポットがあります。その7つの源泉巡りをするのもよいのですが、「時間がなくて全部は無理!」という人におすすめなのが、「小沢の湯」。蒸気が吹き出していて、温泉卵を作れるようになっている無料スポットです。

これが本当においしいんですよ! もちろん卵は無料ではありません。持参するか、目の前の酒屋さんで購入してくださいね。

 

小沢の湯
https://www.ataminews.gr.jp/spot/130/
住所 静岡県熱海市銀座町(天神酒店前)
電話 0557-86-6218 (熱海市都市整備課公園緑地室)
駐車場 なし
アクセス ■JR熱海駅より徒歩約15分
※入浴施設ではありません

 
 

人気フォトスポット「貫一・お宮の像」「お宮の松」

熱海の無料で巡れる観光スポットはここだ!
(C)Aya Yamaguchi

熱海の無料観光名所、フォトスポットとして一番有名なのは、もしかしたらこちらかも。サンビーチの国道沿いにある、「貫一・お宮の像」「お宮の松」です。

熱海を有名にした文学作品、尾崎紅葉の「金色夜叉」(こんじきやしゃ)の主人公である貫一・お宮。印象的なシーンが像として現在に作品の世界を伝えています。

熱海の無料で巡れる観光スポットはここだ!
(C)Loco Yoneda

熱海の無料で巡れる観光スポットはここだ!

熱海の無料で巡れる観光スポットはここだ!
(C)Aya Yamaguchi

南国ムードの海岸沿いにあるせいか、現代の感覚で見ると、いささかシュールにも感じてしまう「貫一・お宮の像」。ここを訪れた若者たちが、そこに興味をもって実際の作品を手にとってくれることを願います。ただし、ご存知の通り「金色夜叉」は未完であり、ほとんどの人が全編を読破していないと思われます。もちろん筆者も・・・。

ライトアップも必見!サンビーチ

熱海がすごいよ【特集】〜おすすめ無料観光スポット、グルメ、お土産、ホテルまで〜
(C)Loco Yoneda

熱海の無料で巡れる観光スポットはここだ!
(C)Loco Yoneda

温泉旅情から一転、サンビーチは白い砂浜とヤシの木で南国気分を盛り上げてくれます。夜になると毎日ライトアップされるのもポイント。世界的な照明デザイナー「石井幹子氏」が手がけた日本初のビーチライトアップだそうですよ。

熱海の無料で巡れる観光スポットはここだ!
熱海サンビーチ(ライトアップ)

夏は海水浴場としてもにぎわいます。今年の海水浴場開きは、2018年7月14日(土)~9月2日(日)だそうです。
※2018年5月10日時点の情報となります。

熱海サンビーチ 海水浴場開き
https://www.ataminews.gr.jp/event/142/

梅雨の時期のお楽しみ、ジャカランダ遊歩道

熱海の無料で巡れる観光スポットはここだ!
薄紫色のジャカランダ

梅雨のシーズン(5月下旬~6月頃)は、 約130本の薄紫色のジャカランダの花が楽しめます。熱海市とポルトガルのカスカイス市が平成2年に姉妹都市になったのを記念して植樹されたのがはじまり。

ブドウの房のような花と、熱帯植物らしい葉の色と形が特徴。“ジャカランダの花が頭に落ちると幸運が訪れる”という言い伝えもあるそうです。海岸沿いのお宮緑地(ジャカランダ遊歩道)をぜひ散歩してみて。

「ATAMIジャカランダフェスティバル2018」
https://www.ataminews.gr.jp/event/338/
期間中はジャカランダ遊歩道でライトアップを毎日実施します。
・開催日:2018年6月9日(土)~6月24日(日)
・場所:ジャカランダ遊歩道(JR熱海駅より徒歩15分ほか、 バスで「お宮の松」下車(5分)。

※ジャカランダは天気に左右されやすく開花はその年の気候に左右されます。 まったく開花しない年もあれば、 初夏以外、 9、 10月に2度目の開花をすることもあるそうなので、ご注意ください!

SNS映えしそうな、青空に映えるブーゲンビリア

熱海の無料で巡れる観光スポットはここだ!
真っ赤なブーケンビリア

5月~10月、目に鮮やかな、真っ赤に咲き誇るブーケビリアも咲き誇ります。熱海駅から徒歩15分ほどの、熱海銀座の近くを流れる糸川沿いの遊歩道や、ちょっとした路地裏などで見られるそう。こちらも南国ムードたっぷりですね。

ジャカランダ&ブーゲンビリアマップ|熱海市役所
http://www.city.atami.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/003/694/map.pdf

幻想的なライトアップもあるパワースポット「來宮神社」

熱海の無料で巡れる観光スポットはここだ!
來宮神社(ライトアップ)

熱海の無料で巡れる観光スポットはここだ!

最近の熱海で話題のパワースポットといえばこちら、「來宮神社」です。古くから信仰され、樹齢約2,000年を超える御神木は、国の天然記念物にも指定されました。なんと、幹の太さが24mもある大楠だそうですよ。

人気の秘密は、フォトジェニックな御神木や夜のライトアップもさることながら、“幹を1周すると寿命が1年延びる”、 “人に願い事を言わずに幹を回ると願い事が叶う“といった言い伝えも一役買っています。

境内には茶寮もあるので、一休みしながらスイーツを楽しむのもいいですね。

來宮神社
http://www.kinomiya.or.jp
住所 熱海市西山町43-1
電話 0557-82-2241

熱海の無料で巡れる観光スポットはここだ!
熱海港 (C)Aya Yamaguchi

熱海の無料で巡れる観光スポットはここだ!
熱海市役所近辺のビル前で見つけた馬のオブジェ (C)Aya Yamaguchi

いかがでしたでしょうか。「熱海の街を歩いてみたくなった」、そう思っていただければ幸いです。あちこちにレトロな建物や廃墟もあるので、レトロスポット好きなあなたにもおすすめですよ。

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TABIZINE(タビジン)は旅と自由をテーマにした、オフタイムWEBマガジンです。

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