ムサコマダムのハートもがっつり掴む!コミュニティのHUB
店のテーマカラーはピンク。ネオンに浮かび上がるチキンが印象的
「単なる飲食店としてだけでなく、人と人をつなぐ場所でありたい」そんな想いの元誕生したCOSUGI LODGE。仕掛けるのはクリエイティブディレクター・成田冠氏。武蔵小杉のシティブランディングも手がける、アーバンデザインのスペシャリストです。
店舗では ”COSUGI工房” と呼ばれるワークショップやイベントも、週末を中心に開催されています。アクセサリー作りからプログラミング講座までとバラエティに富んだ内容。イベントの後は、美食をいただきながら同じ趣味の仲間たちと盛り上がる。これぞ理想の大人時間!
武蔵小杉でグランピング!? 一番人気は”ティピー”席
明るい木目を貴重とした店内は緑に覆われ、まるで森の中にいるような心地よさ。そして何と言っても、”ティピーテントの席” がおしゃれ!お子様連れのファミリーはもちろん、しっぽりとロマンチックなデートを楽しみたいカップルにもおすすめです。
看板メニュー”ロティサリーチキン”。旨さの秘密は特製オーブンにあり
ロティサリーチキンとは、鶏一羽を丸ごと串に刺し、回転させながら炙り焼きにした料理のこと。オーナー成田氏はヨーロッパでこの味に出会い、あまりの美味しさに日本で再現したいと思ったそう。味の決め手は”遠赤外線オーブン”、希少なマシーンで国内で製造しているのはわずか一社のみ。個人店の導入はCOSUGI LODGEが初だと言います。
世界TOP100の料理人「篠原 秀和」氏とは・・・?
メニュー監修を手がけるのは、あの篠原 秀和シェフ。アメリカの雑誌「Who’s Who: Chefs」で、世界TOP100の料理人に選ばれた実力の持ち主です。その経歴は実に華々しく、用賀の老舗寿司店「中川」の花板として務めたのち単身ミラノへ。「NOBU ARMANI」にてSushi Barのディレクターを担当。その後独立し、2006年に創作寿司店「zero Milano」を立ち上げます。また、2016年には2店舗目である「zero Tokyo」を銀座にオープン。イタリアンと和食を融合させた独創的な料理はまさに芸術的、日本が世界に誇るシェフなんです。
ご自慢のメニューをいざ、実食!
まずは川崎の地ビールで乾杯!すっきりほろ苦い「Golden Ale」は、飲みやすく女性にオススメです。他にも芳醇な香りとクリーミーな泡が特徴の「Pale Ale」など、本格クラフトビールがいただけます。
抗酸化野菜のグリーンサラダ(1,280円)
完全無農薬で水耕栽培された栄養価の高い野菜を使用。美白、美肌、アンチエイジングなど、大人女子に嬉しい効果が期待できるそうです。”濃ゆいお味”なので、ドレッシングなしでいけますね。もちろんお好みでレモン、ソルト、オリーブオイルをかけても美味しいです。
ビーツのマッシュポテト(780円)
お店のテーマカラーであるピンクは料理にも使われています。ビーツで色付けされたマッシュポテトは、ディルが乗せられ可愛らしい見た目。爽やかな酸味があとをひきます。角切りビーツも入っていてシャキシャキ食感がおもしろい!
生ハムとマスカルポーネ 季節のフルーツ(1,380円)
筆者一押しがこちら!生ハムのしょっぱ味、ピーナツバターの香ばしい甘さ、クリーミーなマスカルポーネと苺のフレッシュさが絶妙なバランスです。”デザート感覚”でいただける、お酒がすすむ斬新な逸品。
ロティサリーチキン フルサイズ 2〜4人前(3,800円)
遠赤外線オーブンにて、70分かけてじっくりと焼き上げています。これによりお肉がふわふわ&ジューシーに。電熱式や業務用レンジオーブンでは決して出せないお味だそう。まずは骨付きモモ肉を手で持ち豪快に一口、ホロホロで簡単にほぐれます。イタリアンハーブを始め数十種類のスパイスにマリネされており、しっかりとしたお味。スモーキーな香りが口から鼻に広がります。旨味をたっぷり含んでいてとにかくみずみずしい!その柔らかさは噛む必要がないほど、”飲むチキン”とでも言うべきでしょうか?
続いてむね肉をいただきます。通常固くてパサパサしがちな部位ですが、食べて驚き! これまたし〜っとりなんですね・・・。チキンにかける特製ソースは「ごぼうバルサミコ」、「ゆずジュレ」、「卵わさび」の3種。イタリアンテイストが一気に和風へと様変わり。飽きのこない美味しさを、最後の一口まで堪能します。
川崎産モリモリ卵のコスギカフェプリン(500円)
森正養鶏場の「モリモリ卵」を使用。ずっしり濃厚クリーミー、卵の主張が際立ちます。ほろ苦いカラメルとの相性も抜群です。
グレープフルーツジェラート(500円)
口の中がすっきりさわやか、最後の〆にピッタリなジェラート。
絶品ロティサリーチキンを、こだわりの空間で「COSUGI LODGE」
オシャレなティピーテントの中いただく美食はまさに格別。熱々ロティサリーチキンをテーブルの上でザクザクほぐし、仲間とビール片手に盛り上がる!急成長をとげる今最もアツい街・武蔵小杉に、降り立つ理由がまた一つ増えました。
[All photos by Ai Kaneko]