世界遺産登録となった天草。潜伏キリシタン関連以外で楽しめる、魅力あるものを紹介したいと思います。
イルカ
天草といえば、イルカが有名です。沖合にはミナミハンドイルカが200頭生息しているそうです。2~3mの中型のイルカです。天草のイルカは、口先や尾びれの先が白くなっていることがあるそうで、それは海底などでこすれたのではと考えられるそうです。
釣りとセットのものなど、イルカウォッチングツアーが楽しめます。
うに
(画像はイメージです)
海に囲まれ、いろいろな海の幸に恵まれている天草。3月上旬からムラサキウニ漁が解禁で、これは九州一早いそうです。毎年3月下旬から5月下旬に「天草生うに三昧」イベントが開催され、島内の寿司屋、旅館などが、うに丼、うにのパスタ、うに載せ牛肉など、様々なうに料理を提供します。
6月から9月は「赤うに」、10月から2月は「がんがぜうに」が解禁となるそうですので、今年もまだまだ楽しめます。
温泉
(画像はイメージです)
750年の歴史をもつ下田温泉があります。ここには、温泉街につきものの湯けむりが漂っていません。源泉が51.3度で、湯船に運ぶのに、沸かしたり水で薄める必要がないからだそうです。
湯量豊富で源泉かけ流しのお湯を楽しめます。効能は、切り傷や疲労回復だそうです。
クオリティが高いため、温泉の多い熊本でも3か所のみという、国民保養温泉地に指定されています。
自然
富岡湾
天草は120以上の島々からなります。青い海に浮かぶ岩、島々、そしてそこに沈む夕日たるや!
一方、滝もあり、農林水産省の棚田百選に選ばれた大作山の千枚田など内陸でも美しい光景に出会えます。
城
1637年に島原・天草一揆で攻撃を受けたという富岡城です。この乱の後に修築などが行われたそうで当時とは異なる姿のようですが、本州には見られないようなコンパクトさとシンプルな美しさを感じます。
天草には、どれもピンでもいけるような観光資源がいろいろあることがお分かりいただけたかと思います。ちょっとのんびりしたいですね。
参考
[天草宝島観光協会]
[おんせんニュース]
[天草のミナミハンドウイルカとドルフィンウオッチング]
[All Photo by shutterstock]