7月21日、山梨県21番目の「道の駅なんぶ」が南部町にオープンしました。オープン前日の20日、プレオープンということで一足早く、道の駅なんぶへ取材に行ってきました。体感型食のテーマパークをコンセプトにしているということで、美味しいグルメをメインに紹介したいと思います。
自然に囲まれた南部町ならではの品揃え
山梨県の最南端に位置する南部町は、北側は身延町、東・南・西側の三方は静岡県(富士宮市、静岡市)に接し静岡県から山梨県にアクセスする際の玄関口となっています。そのため、近隣から様々な食材などが豊富に集まる場所になっています。
外には、近隣で収穫された野菜がずらり。新鮮で美味しい野菜が手に入るのが嬉しいところですね。
館内にも広い野菜売り場があります。ここの特徴は、野菜がフッキングされているということ。見た目も可愛らしく、ついつい手を伸ばしちゃいますね。玉ねぎ、ジャガイモ、人参…と、並んでいるので作りたい料理の野菜を集めるのもラクかも。
そして、「道の駅なんぶ」で一番推しているのが、この「よろこび茶」です。南部町の特産品「南部茶」のことで、「よろこび茶」という名前をつけて押し出しています。
黄金色の透明感のあるお茶は、渋みも少なく旨味の多い、すっきりした味わいで、とても飲みやすいのが特徴です。後ほど、お茶を使った料理やお土産を紹介いたします。
もちろん、山梨といえばワイン。ワインを扱ったコーナーもありますよ。
そして、甲州味噌を使ったディップなど、発酵食品を使った商品も数多く取り揃えています。
「道の駅なんぶ」では、自社開発をしたオリジナル商品が100種類以上も揃っているのだとか(レストランメニュー含む)。それぞれ南部町の良さが伝えられるよう、こだわって作ったそう。
お茶を使ったスイーツからお食事まで
館内には「南部よろこび茶食堂」というイートインスペースも。
こちらでは南部茶の創作グルメやご当地グルメを展開しており、ここでしか味わえない“グルメ”、ここでしかできない“体験”を提供し、南部町の魅力を知るきっかけとなる、“体感型”食のテーマパークを目指しているそう。
早速、おすすめメニューを紹介します。
「南部農園プレート」
野菜がたっぷりの南部農園プレートは、名前の通り、8種類のおばんざいを中心に、南部町で採れた野菜たちを中心になった満足感のあるプレートです。豆乳クリーミーカレーに添えた素揚げは季節によって内容は変わるのだとか。
「鮪トロトロとろ丼」
鮪をた〜〜〜っぷり使った鮪丼です。5種類の鮪を使っており、食べ方も、そのまま醤油だけかけて食べて、そのあとは特製ゴマだれで、最後は鮪でとっただし汁をかけて、と1食で3回の美味しさを楽しめるメニューになっています。
「南部茶パフェUMAMI」
南部茶を使ったアイスや、ゼリー、生クリーム、あんこなど、様々な食感や味を楽しめるボリュームたっぷりのパフェです。見た目も可愛らしく、写真映えもバッチリなので、女子旅の際にはいただいてほしい一品。
「南部茶スイーツ3種セット」
「道の駅なんぶ」自慢のスイーツ3種をセットにしたお得なプレート。プリン、茶トーショコラ、バウムクーヘンを一緒に楽しめちゃいます。このスイーツは店内で販売しているので、お土産としてもどうぞ!
「南部茶ミルク ミックスソフト」
ドライブ中になぜか食べたくなるのが、ソフトクリーム!というわけで、「道の駅なんぶ」には、南部茶を使ったソフトクリームがあります。ミルクは八ヶ岳で取られた牛乳を使い、ほろ苦いお茶ソフトと相性はぴったりです。
お土産もやっぱり南部茶を使った商品を
お土産ももちろん、「南部茶」を使ったオリジナルのものを豊富に揃えています。どれも推したいところですが、ここでは特におすすめを3つ紹介します。
「福ひとつ」6個入:780円 13個入:1,650円(税抜)
コロンと可愛らしい形をしたお菓子です。外側には南部茶のチョコレートでコーティング、中には南部茶ガナッシュと、あんが。小さな1粒で南部茶をしっかり楽しめるお菓子になっています。
「南部茶バウム」1,250円(税抜)
生地にたっぷり南部茶を練り込んだ贅沢なバウムクーヘンです。外側には南部茶フォンダンを使っています。しっとり柔らかなバウムクーヘンに、外側はパリッとした食感を楽しめます。
「南部茶あられ」460円(税抜)
あられに南部茶のパウダーをまぶしたお菓子。口の中に入れるとお茶の香りがふんわり広がり、ほろ苦さと甘さについつい手が伸びちゃう軽いあられに仕上がっています。老若男女問わず美味しくいただけるはず。
自然に囲まれた南部町の魅力を味わって!
周りは山々に囲まれ、自然がいっぱいの南部町。今回いただいた南部茶を使った料理やスイーツはどれも美味しく、お茶のバラエティーの豊富さを感じることができました。
他にもオリジナルの商品はたくさんあり、紹介しきれないほど!「道の駅なんぶ」に来て、地元の人たちに愛される南部町を味わってみては?
[All Photos by Kaori Simon]