新宿・表参道・鎌倉と関東に3店舗展開しているアメリカ生まれのVerve Coffee Roasters(ヴァーブ・コーヒー・ロースターズ)。おいしいコーヒー、開放的な雰囲気、サーフ文化がそれぞれ織り込まれた個性あふれる魅力を持つコーヒーショップです。
オリジナリティの原点となった発祥地や第一店舗はどんなところなのか?現地に潜入しました。フォトジェニックな人気ドリンクにも注目です。
サーフ文化が根付く街
Verve Coffee Roasters(ヴァーブ・コーヒー・ロースターズ)が誕生したのはカリフォルニア州・サンタクルーズという街。青い空に広い海、椰子の木が連なるカリフォルニアらしい景色を楽しめる小さなビーチリゾートです。海沿いには遊園地も!
スターバックスの発祥地であるシアトルとコーヒー好きの聖地として知られるポートランドでコーヒー焙煎の修行を積んだRYAN O’DONOVAN氏と、ワインブドウ農家に生まれ、醸造の知識と経験に長けたCOLBY BARR氏によって創り出された若きブランドは、あっという間に人気コーヒーショップへと成長。
次第にロサンゼルスやサンフランシスコといった大都市に出店を拡大し、2016年に日本への進出を果たしました。
ヴァーヴの第1店舗目ってどんなところ?
ヴァーヴが初めて出したコーヒーショップがあるのは、海沿いから少し離れたダウンタウンにあります。
大きな窓がたくさんついた店舗は、外の光がたくさん入る仕様になっていて明るい雰囲気。カウンターからは淹れたてのコーヒーの良い香りが漂ってきます。
ビーチシティ発祥のブランドらしく、開放的な空間はとても心地が良いもので、地元人を中心にファンが多いのもうなずけます。
フォトジェニックな人気ドリンク
豆の仕入れから焙煎まで徹底した管理のもと提供されるコーヒーのおいしさには定評があるヴァーブ。
実力の差がハッキリ出る定番メニューの中で、女性を中心に人気を集めているのが「MOCHA(モカ)」です。
たっぷりのった生クリームが特徴で、プロの技術として磨かれたコーヒーアートも美しく、まさに写真映えする一品。シンプルながらもしっかりとコーヒー豆の深みを感じる上質な味です。
小さいながらも存在感ある新宿店
日本における初出店となった場所は、新宿新南口にある商業施設「NEWoMan 新宿」。
通行人の目にとまる表面部分が全面ガラス張りになっていて、明るいお店作りが意識されているのは本場と同じ。小さな店舗ながらも、店内のいたるところにビーチシティ生まれらしいカルチャーが持ち込まれています。
日本オリジナルのコーヒータンブラーなど周辺グッズも人気です。
ヴァーブは、サードウェーブコーヒーならぬ「フォースウェーブコーヒー」の立役者とも言われています。2018年現在、日本国内における展開は関東に集中していますが、今後は地方への出店も期待したいですね。
[All Photos by Mika Hirai]