飛騨の小京都、「高山」でしっとり大人の街歩き

Posted by: 今井明子

掲載日: Sep 24th, 2014

飛騨の小京都・高山でしっとり大人の街歩き

古い街並みが今なお残る

岐阜県高山市は、かつて城下町・幕府直轄領として栄えた町。
市中心部の商人町として発展した一角は「古い町並」と呼ばれ、国選定重要伝統的建造物群保存地区として指定されています。

飛騨の小京都・高山でしっとり大人の街歩き
©cowardlion/Shutterstock.com

「飛騨の小京都」と呼ばれるのも納得の、黒っぽくてシックな街並みです。
これらの建物の中は、土産物屋やカフェになっています。造り酒屋では日本酒の販売も。お店をのぞいたり休憩したりしながら、ぶらぶら歩く楽しみがあります。

飛騨の小京都・高山でしっとり大人の街歩き
©Akiko Imai

伝統的な建物の中でも、一番の見どころは「陣屋」。かつて、江戸幕府の直轄領だったときに、代官が住んでいた役所です。建物内には、時代劇に出てきそうなお白洲や巨大な米蔵などがあり、見どころ満載です。

独自の伝統文化にも注目

古くから城下町として栄えてきているだけあって、高山には独自の洗練された文化が根付いているのも魅力です。

飛騨の小京都・高山でしっとり大人の街歩き
©Suriya Wattanalee/Shutterstock.com

こちらは市内の宮川沿いと陣屋前の2か所で毎朝開かれる朝市。新鮮な野菜や花、果物などが並びます。

飛騨の小京都・高山でしっとり大人の街歩き

ご当地グルメは、飛騨牛と朴葉味噌。
朴葉味噌はご飯がよく進み、やみつきになりそう!
市内には高山名物をアレンジした料理のお店が立ち並ぶので、食事も楽しみです。

飛騨の小京都・高山でしっとり大人の街歩き
©Perati Komson/Shutterstock.com

毎年4月14日・15日と10月9日・10日には高山祭が行われます。
豪華絢爛な屋台が市中を巡り、からくり奉納も行われます。
高山へは二度訪れましたが、今度はお祭りを狙って旅行の計画を練ってみたいものです。

[Photos by shutterstock.com]

[高山市観光情報]

PROFILE

今井明子

Akiko Imai ライター・気象予報士

「団子より花」をモットーに、グルメよりは生き物や絶景を求めて旅するフリーライター。普段は医療系記事・育児&教育系記事・子ども向け科学本などを執筆する傍ら、気象予報士としてお天気教室の講師も務める。共著書に『気象の図鑑 (まなびのずかん)』(技術評論社)がある。

「団子より花」をモットーに、グルメよりは生き物や絶景を求めて旅するフリーライター。普段は医療系記事・育児&教育系記事・子ども向け科学本などを執筆する傍ら、気象予報士としてお天気教室の講師も務める。共著書に『気象の図鑑 (まなびのずかん)』(技術評論社)がある。

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