
付知峡とは?──”付知ブルー”を求めて絶景散策へ

木曽川の支流・付知川の上流に広がる渓谷。透明度の高い清流は「付知ブルー」と呼ばれ、訪れる人を魅了しています。遊歩道沿いには、岩肌をなめるように流れる「観音滝」や、豪快な水しぶきを上げる「不動滝」など見どころが満載。筆者が7月中旬に訪れた際は、世代を問わず多くの人々で賑わっていました。
付知峡の入り口
森林浴の森日本100選、岐阜県名水50選、飛騨・美濃紅葉33選にも選ばれており、新緑の春、涼を感じる夏、鮮やかな紅葉の秋と、四季折々の表情を見せてくれます。都会の喧騒から離れて静かに癒やされたい人にこそ訪れてほしい、秘境のスポットです。
大自然に囲まれた、秘境の渓谷。
駐車場からの景色
付知峡は四方を山々に囲まれた渓谷。切り立つ山々と豊かな森が織りなす景色は、まるで自然に包み込まれているよう。見渡す限りの深い緑が広がり、一歩足を踏み入れると、まるで別世界に迷い込んだような静けさに包まれます。
どこか懐かしい、夏の風景がお出迎え。
入り口のお食事処
入り口に到着すると、昔の夏休みにタイムスリップしたかのようなノスタルジックな雰囲気が漂います。
キンキンに冷やされた夏のごちそう
ラムネ 300円/きゅうり 100円/トマト 100円
スタート地点で迎えてくれるのは、キンキンに冷やされたラムネやきゅうり、トマト。火照った体を潤す夏ならではのごちそうに、これからの散策への期待が高まります。
夏でも涼しい、癒やしの散策路。

木々に覆われた遊歩道を歩き始めると、進むほどにひんやりとした空気が広がり、まるで天然のクーラーの中にいるような心地よさ。木漏れ日と清流のせせらぎを感じながら歩いていると、時間がゆっくり流れているような感覚に浸れます。
見どころ分かれる分岐点
付知峡 不動公園 案内図
遊歩道の途中には2つのルートに分かれる分岐点があります。

それぞれ異なる魅力があるため、時間に余裕があればぜひ両方巡ることをおすすめします!
順路.1 不動滝へ
観音滝
岩肌をやさしく滑り落ちる神秘的な「観音滝」と、激しい水しぶきを上げて豪快に流れ落ちる迫力満点の「不動滝」。趣の異なる対照的な2つの滝を一度に楽しめるのがこのエリア最大の魅力です。
不動滝
滝壺の周囲に目を向けると、そこには言葉を失うほど鮮やかなエメラルドグリーンに輝く「付知ブルー」の世界が広がっています。 太陽の光を受けてきらきらと輝く透明度抜群の水面は、まるで一幅の絵画のよう。響き渡る豪快な滝の音に包まれながら眺めていると、時が経つのも忘れて吸い込まれるように見入ってしまいます。
順路.2 仙樽の滝へ


残念ながら「仙樽の滝」は現在立ち入り禁止となっており、見ることはできませんでしたが、遊歩道の途中に架かる橋から眺める景色も見逃せません。

橋の上からの眺め
橋の上に立つと、眼下にはまるでブラックホールに吸い込まれてしまいそうなほどの臨場感ある世界が広がります。正直、写真ではこのスケール感と臨場感を伝えきれないのがもどかしいほどです。
谷を吹き抜ける風が肌を心地よく撫で、思わず胸いっぱいに深呼吸したくなるほど澄んだ空気に包まれました。滝まで辿り着けずとも、この場所だけで充分に癒やされる特別な清涼感を味わえますよ。
散策にかかる時間の目安

不動滝までは入り口から徒歩約10分、仙樽の滝までは約20分が目安です。どちらも無理なく歩けるコースなので、ハイキング初心者やお子さん連れでも安心して楽しめます。
トイレ
なお、駐車場付近にトイレが整備されているので、事前に済ませてから歩きやすい靴で出発しましょう。
渓谷散策の後に味わう、ご褒美ごはん候補2選
夏の風物詩!涼を感じる「不動滝ひろづき」
流しそうめん
不動滝の入り口に佇む、地元の恵みを生かしたお食事処「不動滝ひろづき」。
© 料理民宿 不動滝ひろづき
名物は、暑い夏にうれしい流しそうめんです。目の前に広がる豊かな自然を眺めながらつるっと爽やかな味を堪能する、涼やかなひとときを過ごせます。
自然を眺めながら味わう「#龍の家つけち峡ブルー」
#龍の家つけち峡ブルー
こちらは、不動公園から車で約2分の場所にあるテラスカフェ「#龍の家つけち峡ブルー」。
龍サイダー
ジビエ鹿肉カレー 全部のせ ©株式会社ゴシンボク
開放感あふれるテラス席では、こだわりのカレーや爽やかな龍サイダー、手づくりアップルパイを楽しめます。山の風を感じながら、散策の余韻に浸る“ご褒美時間”にぴったりです。
付知峡への行き方(アクセス)・駐車場

アクセスは、中央自動車道「中津川IC」から車で約50分、下呂温泉からは車で約40分。敷地内には無料駐車場も整備されているため、ドライブでの訪問も安心。
岐阜を訪れた際は、ぜひ足を延ばして特別な夏のひとときを過ごしてみてくださいね!
住所:〒508-0351 岐阜県中津川市付知町1区下浦地内
アクセス:中央道中津川ICより車で約50分
下呂温泉から車で約40分
入場料:無料
駐車場:あり(無料)
付知峡:岐阜の旅ガイド
※執筆時点の情報です。最新情報は公式サイトを参照してください。
©sunflower
