朝食やブランチの定番になりつつあるパンケーキにエッグズベネディクト。これらのメニューが既に定番の海外で、注目を集めているのが北アフリカの卵料理「シャクシュカ」です。
国内ではまだまだ雑誌に取りあげられることも、クックパッドにのることもほとんどないお料理ですが、ロンドンにニューヨーク、そしてシドニーでも「手軽に作れて栄養バランスのよい、オシャレな朝食」として人気を集めています。
シャクシュカは、野菜入りのトマトソースで卵を軽く煮込んだボリューム満点の朝食です。チュニジアやリビアなど北アフリカの地域を始め、イスラエルでも家庭の味として広く親しまれています。特にイスラエルではその栄養価の高さから、兵役中の食事にも登場する頻度の高いメニューなのだそう。
先日手に取った米ライフスタイル雑誌にも、おすすめのメニューとしてシャクシュカのレシピが掲載されていました
イスラエルの友人から教えてもらったレシピをご紹介します。卵をとろ〜り半熟状に仕上げて、パンをディップしながらいただきましょう! 準備から出来上がりまでの時間は約10分、という手軽さも魅力ですよ。
オリーブオイル 大さじ2
ニンニク ひとかけ
玉ねぎ 小1コ
パプリカ 1/2コ
青唐辛子(手に入れば) 1/2本
クミンパウダー 小さじ1〜2
カットトマト ひと缶(400g)
卵 4コ
塩、コショウ
【作り方】
1. フライパンにオリーブオイルとスライスしたニンニクを入れて中火にかける。みじん切りにした玉ねぎ、パプリカ、青唐辛子を火が通るまで軽く炒めたら、クミンパウダーを振りかけてよく混ぜる。
2. カットトマトを加えて、2〜3分煮込む。塩・コショウで味を調えたら、卵を割り入れる。フタをして3分ほど待ったら完成です。フライパンごとサーブしましょう!
※お好みでチュニジアのスパイシーな調味料「ハリッサ・ペースト」を添えても。
パンケーキやエッグズベネディクトとは違い、平日の朝でもパパッと作れる手軽さも魅力のひとつです。また、フライパンごと食卓に出せるのもいいですよね。
実際に試食してみると、海外の人たちがハマる理由が分かるかもしれませんよ!
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