韓国土産にもぴったりなマーケットオーの「リアルブラウニー」。素材にこだわったブラウニーは、スーパー菓子とは思えないほどの本格的な味わいです。
スタンダードなリアルブラウニーに加え、グリーンティーラテや期間限定のフレーバーも登場。ソウルのスーパーで発見した3種類のリアルブラウニーを食べ比べてみました。
マーケットオー「リアルブラウニー」って?
マーケットオー(Market O)のリアルブラウニーは、韓国好きのあいだでは常識ともいえるお菓子。日本でも販売されているので、アメリカンな雰囲気のレトロなパッケージに見覚えがある人も多いかもしれません。
リアルブラウニーは、ソウルにある「Market O Restaurant」でデザートメニューとして提供されている生ブラウニーを流通菓子として商品化したものです。
スーパーで買える商品ながら、「リアルブラウニー」の名の通り、素材にこだわり本物のおいしさを追求したブラウニーで、マーガリンや合成着色料、膨張剤不使用の本格派。
韓国のスーパーでは8個入り4000ウォン(約400円)前後という手ごろな価格ながら、一般的なスーパーのお菓子とは一線を画したクオリティーで、お土産にもぴったりの逸品です。
3種類のバリエーション
先日の韓国旅行で筆者が見つけたリアルブラウニーのバリエーションは3種類。スタンダードなリアルブラウニー(右)と、リアルブラウニーグリーンティーラテ(中央)、そして期間限定のリアルブラウニーオレンジ(左)です。
お店によって1種類しかなかったり、2種類しかなかったりということもありましたが、ソウル駅隣接の「ロッテマート ソウル駅店」では3種類すべてが揃っていたうえ、一箱3890ウォン(約389円)のセール価格で手に入りました。
リアルブラウニー
リアルブラウニーは、マーケットオーブランドを冠した最もスタンダードなブラウニー。小麦粉の量を最小限に抑え、100パーセントカカオバターから作られたチョコレートを52パーセントも配合した贅沢な一品です。
今回ご紹介する3種類のなかでは甘みが強めながら、チョコレートがたっぷり入った生地はカカオの香り高く、生地はしっとりサクサク。筆者には少々甘く感じられましたが、ブラックのコーヒーやストレートの紅茶など、渋みのある飲み物といっしょにいただけば、ちょうどいいくらいです。
とにかくチョコレートの風味が濃厚なので、チョコレート好きにはたまらないでしょう。
リアルブラウニーグリーンティーラテ
2016年に定番の新商品として登場したのが、「リアルブラウニーグリーンティーラテ」。グリーンティーパウダーとミルクパウダーを最適なバランスで配合し、抹茶ラテの味わいを再現したブラウニーです。
「スーパーで売っている抹茶味のお菓子は、どうも子どもだましに感じられる」という人もいるかもしれませんが、このブラウニーには本物の抹茶が2パーセント配合されているので、かじってみるとほろ苦い抹茶の風味が口いっぱいに広がります。
しかもミルクパウダー配合なので、味が優しくてまろやか。生地自体の食感はリアルブラウニーと同じはずなのですが、こちらのほうがしっとり感が際立ち、期待以上のおいしさでした。やや甘さ控えめなので、スタンダードなリアルブラウニーは甘すぎるという人にもおすすめです。
リアルブラウニーオレンジ
期間限定で販売されているのが、「リアルブラウニーオレンジ」。オレンジの層とチョコレートの層に分かれていて、オレンジの層には本物のオレンジピールが入っています。
口に運ぶと、さわやかなオレンジの香りをはっきりと感じ、スタンダードなリアルブラウニーよりも、すっきりとした味わい。やはりオレンジとチョコレートというのは間違いのない組み合わせですね。ほのかに感じられるオレンジピールの食感も楽しいです。柑橘系が好きな方ははまってしまうのではないでしょうか。
筆者のイチオシはグリーンティーラテですが、家族(両親と夫)にはオレンジが最も好評でした。
マーケットオーのブラウニーは、個包装されているので、箱から出して配ることができ、ばらまき土産にも最適。3種類のフレーバーをミックスして、かわいくラッピングしてプレゼントしても喜ばれますよ。
今後もどのような味が出てくるか、韓国に行ったらスーパーの棚を要チェックです。
[All photos by Haruna]
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