ばらまき土産を考えるのはちょっと悩ましいですよね。今回は、イギリスのスーパーの中でもワンランク上のクオリティを誇るM&Sのオリジナル商品にスポットを当てています。常温で持ち運びができる商品の中から、お手頃価格でイギリスらしさが感じられるものをチョイスしました。
※£1を144円で計算しています(2019年2月22日現在)
第5位 スイートチリ味のポテトチップス
SWEET CHILLI HAND COOKED CRISPS
£1.6(約230円)
イギリス的 ★★★★★
見た目 ★★★☆☆
運びやすさ ★★★★☆
イギリスといえば、じゃがいもです。ポテトチップスコーナーにはそれなりのスペースが割かれています。ざっと観察したところ、塩味のようなベーシックなもののほか、こちらのチリ味がよく売れていました。堅焼きで、歯ごたえがあるタイプです。ほどよく甘やかで、ほんのり辛さを感じます。日本にはない味付けで、つかみどころのなさに食べ進んでしまう感じ。イギリスでは、スイートチリ味は他のスナックでも人気です。
第4位 フェアトレードの紅茶
LUXURY GOLD TEABAGS
£2.6(約374円)
イギリス的 ★★★★★
見た目 ★★★★★
運びやすさ ★★★★☆
イギリスといえば紅茶は超定番土産。ですが、このパッケージはいかがでしょう。ゴールドの色合いが印象的で、シンプルながら洗練されたデザインが魅力的です。「非常に優れた品質」と謳っているのにも惹かれます。中には、40のティーバッグ毎に包装されたアルミパックが2つ。イギリスのティーバッグは、丸いもので糸なしのものが一般的です。味は、硬水でしか試せていませんが、ミディアムとある通り、軽すぎず、濃すぎず、万人受けするかと思います。ミルクティーにもよく合います。
第3位 セビル・オレンジのマーマレード
DARK SEVILLE ORANGE MARMALADE
£1.5(約216円)
イギリス的 ★★★★★
見た目 ★★★★☆
運びやすさ ★★★☆☆
スペイン産のほろ苦いセビル・オレンジを使っています。日本ではダークな色合いのマーマレードはあまりみかけませんよね。中には本数は多くないものの、オレンジの皮がものによっては8mm幅で5cm長!甘さは、日本の一般的なマーマレードと同じくらいです。甘さ控えめが好きな場合は、こんな風にアーモンドバター(£3)と合わせるのがおすすめです(使い進んだ商品写真で失礼します)。瓶モノですが、頑張って持ち帰りたいものです。
第2位 マンゴーとココナッツのグラノーラ
MANGO & COCONUT GRANOLA
£2.8(約403円)
イギリス的 ★★★☆☆
見た目 ★★★★★
運びやすさ ★★★★☆
グラノーラは全然イギリスと関係ないのですが、菜食主義者の多いイギリスのベジタリアン対応商品ということでランクインさせました。パッケージのナチュラルなかわいらしさと、マンゴー&ココナッツの組み合わせが素敵です。そして食べてみると、ちょっと日本のグラノーラにもないくらいの薄味なのです。ヨーグルトや牛乳にもちろん合うのですが、そのまま食べても、甘さ控えめと感じるくらいで。そういうグラノーラって新鮮ですよね?ちなみに砂糖不使用で、ココナッツシュガーが使われています。レーズンとパンプキンシードも入って、しみじみとした、罪のないおいしさです。
第1位 ココナッツとラズベリーのショートブレッド
COCONUT & RASBERRY HOMEBAKE STYLE SHORTBREAD FINGERS
£2(約288円)
イギリス的 ★★★★★
見た目 ★★★★★
運びやすさ ★★★★☆
これは、がつんと文句なしに美味しいです。数ある変化球のショートブレッドの中でも大成功!フリーズドライのラズベリーの酸味をしっかり感じさせつつも、ココナッツでマイルドになっていてとてもいいバランスです。ショートブレッドにありがちな、バター臭さは好き嫌いが分かれるかと思いますが、それがないのも特徴です。しかし適度にコクはあります。「ホームベークスタイル」ということで、ほろりとした歯ざわりで、かつしっかりとした歯ごたえあります。気になるカロリーですが、10本入りで、1本あたり108kcal。スコットランド製で、タータンのデザインになっているのもお土産っぽいかもしれません。
[All photos by Shio Narumi]
Shio Narumi ライター
イタリアはフィレンツェとタオルミーナの料理留学、イギリスはウエストン・スーパー・メアとケンブリッジの花留学を経て、現在はロンドンと神奈川を行ったり来たり。飛行時間の大幅短縮が実現するよう、心から科学の進歩を願う水瓶座。
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