クイーンズタウンってどんな街?
ニュージーランドの南部に位置するクイーンズタウンは、雄大な山々と美しい湖畔が魅力的な国内屈指の観光都市です。その昔、英国エリザベス女王が住むのにふさわしい街だから「クイーンズタウン」と名付けられたとか。
そんな上品な響きの街に、連日行列ができるのは自然を活かしたアクティビティでも、高級レストランでもありません。なんと「ハンバーガーショップ」なんです。
世界で一番おいしいハンバーガー
クイーンズタウンの中心地にあるのが、噂のハンバーガーショップ「Fergburger(ファーグバーガー)」です。CNNからも世界一のハンバーガーと称され、パリでエッフェル塔を見るのと同じように、クイーンズタウンでは「Fergburger」に立ち寄るべきだと紹介されています。なぜなら、ここのハンバーガーは、特別な旅行に値する特別な食べ物だからと。
実際に行ってみた
「Fergburger」へ足を運んでみると、その行列に驚きます!常に列が途絶えることなく、地元の人や観光客など多くのお客さんで賑わっています。お店は、午前8:00〜午前5:00の21時間営業なのですが、これだけのお客さんで常時賑わっているので納得がいきますよね。
注文列で待っている間は、事前にメニューを確認。「Fergburger」は地産地消を推進しているので、ハンバーガーの種類も、ニュージーランドの雄大な自然の中で育った食材ばかり。クイーンズタウン周辺でとれた鹿肉や羊肉など、日本ではなかなかお目にかかれない珍しいハンバーガーまで、ドドンと約20種類も!
さらに店内では、世界一のハンバーガーを待ちわびるお客さんの熱気と、店員さんのテキパキとした動きが、F1会場のような高揚感を生み出しています。カウンターとテーブル席もありますが、すでに満席でした。
壁一面には「Fergburger」の歴史が詰まった写真が飾られています。
レジで注文すると、店員さんが丁寧に番号部分(今回は166番)に印をつけたレシートを渡してくれます。
実はこの番号、店内上部に設置された画面で、商品の出来上がりを確認できるシステムになっているんです。これなら、聞き逃す心配もありませんし、混雑した店内でもどれくらい待てばいいのか一目瞭然です。
王者の味を知るのに時間はかからない
ついに、世界一のハンバーガーとご対面!今回、筆者が注文したのは、プレミアムニュージーランドビーフを使用したお店の看板商品「The Fergburger」($15.90)のダブルビーフ&チーズ。すでに、どっしりとした存在に王者の風格を感じます!
袋を開けるとこのボリューム!思わず笑ってしまいます。実際に口に運べば、みずみずしい新鮮なレタス、トマト、レッドオニオンがシャキシャキ。そして、何と言っても肉厚なビーフの肉汁がジュワッと口いっぱいに広がります。
また、バンズの柔らかさとサクッとした軽さが絶妙。一度この味を知ってしまったら最後、ハンバーガーを食べにニュージーランドへやって来る、世界中の旅人への仲間入りです!
Fergbaker
実は、「Fergburger」には系列店が2店舗あり、すぐ隣にお店を構えているんです!「Fergbaker」は、ハンバーガー用のバンズを焼いて提供しているベーカリー。ショーケースに並んだパンはどれおいしそうで、迷ってしまいます。
また、ミートパイもとてもおいしいのでオススメです。ハンバーガー同様、ニュージーランドの畜産を活かした食材が包みこまれています。
通常のパンも販売されていますよ。
Mrs Ferg Gelato
最後にご紹介するのは「Mrs Ferg Gelato」です。こちらでは、素材の味を活かした絶品ジェラートやシェイクをいただけます。お値段は1フレーバー$5.50、2フレーバー$6.90なので、味に迷ったら2フレーバーをチョイスしてみてはいかがでしょう。
キウィなどのフルーツをベースにしたフレーバーは、果物本来のフレッシュさと口当たりの軽さが特徴です。
お好みのジェラート2種類を混ぜて作るシェイクもあります。こちらは、バナナ&ピーナッツバタージェラートシェイク($8.50)です。
ご飯に迷ったらここへ来よう!
世界一のハンバーガーに驚いたかと思えば、その隣には2軒もおいしいお店があるんです。クイーンズタウンで食事に迷ったら、ここへ来れば間違いないでしょう。きっと、あなたも虜になりますよ。
[All photos by Mia]
Do not use images without permission.
Fergburger電話 +64 3-441 1232
住所 42 Shotover St, Queenstown 9300, New Zealand
営業時間 8AM–5AM
mia ライター
国際中継やLIVE撮影の仕事を経て、フリーライターに。音楽と旅が人生の舞台。忙しい日々に埋もれた「ワクワク」を掘り起こしてイラストと共にお届けします。旅の醍醐味は旅先で友だちを作ること。国際結婚を経て、ドイツへ移住(予定)元ディズニーキャスト。
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