一人旅では毎食コンビニ飯?20〜30代の女性に聞いた旅の失敗エピソード

Posted by: 青山 沙羅

掲載日: May 22nd, 2019

旅行にはトラブルがつきもの。世の中の「声」が聞こえるメディア「KIKIMIMI」調査では、20-30代の未婚女性100人に「旅先の失敗エピソード」を聞きました。皆の失敗は、私たちが経験した失敗と同じかもしれませんよ。

「トラベル(Travel)」は「トラブル(Trouble)」というように、旅行にはトラブルがつきもの。知らない町へ行き、慣れない交通機関に乗ります。また同じ日本であっても気候が違い、言葉が違い、文化も食べるものも違いますね。あなたも過去の旅では、楽しい思い出と共に、トラブルもあったことを思い出すかもしれません。

世の中の「声」が聞こえるメディア「KIKIMIMI」調査では、20-30代の未婚女性100人に「旅先の失敗エピソード」を聞きました。皆の失敗は、私たちが経験した失敗と同じかもしれませんよ。

交通編

連れが寝坊して、予約した電車に乗れなかった。みどりの窓口で事情を話して、もう一本後の電車に予約を変更。(35歳・パート/アルバイト)

乗るはずだった電車を間違えて乗車、すごく慌てた。知らない土地だったので、冷や汗が出た。(37歳・パート/アルバイト)

冬に夜行バスを使って旅行をしたら、寒さで体調を崩した。カイロで体を温めたり、サービスエリアでホットのお茶を買うなどの対策要。(34歳・パート/アルバイト)

あまり調べずに秩父に行った。電車の本数が少なく、何もない寒い駅で電車を待つことに。事前に交通手段について調べておくべき。(25歳・パート/アルバイト)

電車の乗り継ぎに失敗して、かなりのロスタイム。事前にシミュレーションをしておくべきだった。(22歳・学生)

列車の乗車場所が分からず、指定の列車に乗れなかった。早く到着し、駅員さんにも確認しておくべきだった。(22歳・学生)

帰りの新幹線の時間を一時間間違え、二時間立って帰る羽目に。(31歳・会社員)

旅先までは、移動手段なしにはたどり着けません。乗り慣れない電車やバスは、事前に調べておくことが大切。「予約したからもう安心だわ」ではなく、出発時間のホーム、乗車場所、乗り継ぎの時の移動時間を事前に調べておきましょう。携帯電話を持っているから、いざとなったら調べられると思っているあなた。バタバタした旅先で、モタモタ調べていると、電車やバスは行ってしまいます。ホームや乗車場所は当日急に変更になる場合もありますので、早めに行くことも大切。

電車やバスは夏はクーラーが強く効いており、冷えることがあります。女性の私たちに冷えは禁物ですから、カーディガンやストールを持ち、移動時間に風邪引くことのないようにしましょう。

友人や家族と出かけるあなたは、待ち合わせ場所、集合時間の綿密な打ち合わせを。当日の朝は、モーニングコールかメールを入れて確認するのも良いでしょう。

交通機関にちゃんと乗れないと、旅が始まりませんよ。

迷子になっちゃった編

行き当たりばったりの旅をしようとして、道に迷い、同行者との雰囲気が悪くなった。(28歳・会社員)

バス停の場所が、わからなかった。1人ではなく何人かに聞くと、よりいいルートを教えてもらえる。(20歳・学生)

ナビのうち間違えで、違う観光地に行ってしまった。自分が行かないような観光地だった為、そのまま観光した。(25歳・会社員)

知らぬ土地へ旅するのですから、誰でも「迷子」になった経験はあるでしょう。方向オンチの筆者も、旅先では迷うことが多いです(苦笑)。現在では、携帯のナビがありますので、以前と比べ目的地まで行きやすくなりました。迷ったら地元の方に、お伺いするのがやはり一番。旅先で初めに土地の暖かさを感じる瞬間でもあります。

間違えて違う観光スポットへ行ったとしても、楽しめれば問題ないですね。何か変わったことが起こるから、旅は楽しいのです。

食事の失敗編

旅先でグルメ三昧のはずが・・・


(C)Thana Thanadechakul / Shutterstock.com

3日目ぐらいになると、疲れてせっかくの美味しい食事が楽しめなかった。食べたいものは初日に食べるべき。(38歳・会社員)

名物のご飯が食べられなかった。Googleに頼りきらず、旅行雑誌を買う。(21歳・学生)

ごはんやさんが、ことごとく美味しくなかった。計画性を持ち、下調べをするようにした。(32歳・会社員)

旅先での楽しみは、「地元のグルメ」。新鮮な海の幸、山の幸。土地の名物や銘菓。何が食べられるかワクワクです。行き当たりばったりで食事をしようとする人もいれば、筆者のように食い意地が張ったあなたは、口コミを調べ、メニューを調べ、オーダーするものまで事前に決めていることでしょう(笑)。

ただし、旅は気力も体力も想像以上に消耗するもの。滞在日数が重なるうち、疲労で食欲が減退する場合もあります。美味しいからといって、食べすぎは禁物。後の旅行日程を考慮して、他の地元グルメが食べられるお腹の余裕も残しておきましょう。

営業日


(C)Niradj / Shutterstock.com

行きたかったレストランが休業日。(21歳・学生)

福岡の屋台街に行ったが、月曜日の夜にはほとんど屋台は出ていなかった。週末に行くべきだった。(23歳・学生)

評判の良いお店やグルメスポットに行って、休業と分かった時ほどショックなことはありませんね。筆者も経験があります。定休日の時もありますし、臨時休業も考えられます。失敗したくないあなたは、口コミの良いお店を調べて、候補店をいくつか考えておいた方が良いでしょう。

一人旅のグルメって

いつも一人旅なので、ご飯が困る。入れなくて、コンビニ飯を食べ歩きした。(37歳・会社員)

アンケートで、失礼ながら笑ってしまったのがこちらの回答。旅先の地元の人も、一人ご飯しているはずなので、臆さなくても大丈夫。気軽そうなお店を見つけて、入ってみましょう。

コンビニも各土地によって違うので、ご当地コンビニ飯の食べ歩きもそれはそれで楽しそう。インスタやブログに「全国コンビニ飯食べ歩き」をアップしたら、人気が出そうです(笑)。

お土産失敗編

(C)Niradj / Shutterstock.com

初日に、とても大きなお土産を購入。その後、買う順番、まわる順番を考えるように。(36歳・会社員)

お土産を買いすぎて、帰りの新幹線が大変。その後は郵送も考慮するように。(31歳・会社員)

おみやげをもう少し買えば良かったと後で思う。買いすぎくらいが良いのかも?(28歳・パート/アルバイト)

友人へのお土産を、1人だけしょぼいものにしてしまった。平等に買うべきだった。(25歳・パート/アルバイト)

旅の大きな楽しみが「お土産」。銘菓や名産は家族や友人に旅の楽しさと共に分かち合いたいですし、自分でも味見がしたいですね。どの程度買うかは悩むところですが、帰ってから「あの人の分を買い忘れた!」と思うことも多いので、余分に買っておいたほうが良いかもしれません。ただし、始めに買ってしまうと荷物が増えて移動が大変。後に買おうと思っていると、気にいったものが見つからない場合もありますので、気に入ったものを見つけたら郵送するのも手ですね。

職場のお土産で個々に差し上げる場合は、差をつけると、トラブルの元かもしれません。

忘れ物しちゃった編

家に忘れた編

化粧品を自宅に忘れてきた。旅行先のドラックストアやコンビニで一通りそろえた。(28歳・会社員)

泊まりなのに、替えのコンタクトレンズもメガネも忘れた。一番近いコンビニまで、車で戻って購入。(29歳・会社員)

1週間以上の海外旅行なのに、替えの下着を忘れた。1日目夜に洗濯して、ノーパンで寝た。(27歳・会社員)

基礎化粧品の入っているポーチを忘れた。手持ちのハンドクリームなど顔に塗って、誤魔化した。(34歳・会社員)

旅の前には、仕事や雑用を片付けなければならず、準備が当日でバタバタになり、自宅に忘れ物をすることはありがち。買い物できるところを見つけられれば良いですが、海外や人里離れた温泉などでは、すぐには調達できないかもしれません。

下着や化粧品は女性にとってはマスト。しかしながら、「下着を忘れて、ノーパンで寝た」「化粧品を忘れて、ハンドクリームを顔に塗った」というツワモノもいて、笑わせていただきました。

旅先に忘れた編

財布をなくした。その後は、席をたった後に必ず確認するような習慣が出来た。(39歳・会社員)

スーツケースごとお店に忘れて帰った。後で着払いで郵送してもらった。(27歳・会社員)

携帯を新幹線に忘れてしまった。終点に到着するまで、中の点検が出来なくて時間がかかった。(25歳・無職)

さらにありがちなのが、旅先に私物を忘れてしまうこと。財布や携帯電話をなくしては、大打撃。疲れていても、身の周りのものを忘れていないか確認したいですね。スーツケースごとお店に置いていったうっかりさんもいて、お店の人も驚いたことでしょう(笑)。

インターネット情報に騙された編

ネットで検索して口コミがいいお蕎麦屋さんに行ったけど、実際食べてみるのものすごく微妙だった。(35歳・パート/アルバイト)

食べログに掲載されている地図が違っていた為、迷子になりかけた。店へ電話して確認。(22歳・会社員)

ネットでの情報は、今や私たちにとって不可欠。ただし、味には好みがあり、必ずしもあなたの舌に合うとは限りませんね。人気店で繁盛しすぎて慢心し、味が落ちている店もあります。口コミは最新のものをチェックし、地図や住所は、お店の公式サイトで確認したほうが良さそうです。

携帯電話編

ポケットワイファイの充電のし忘れで、途中調べられなくなった。園内の地図で調べた。(38歳・会社員)

地図確認などでスマホをいじりすぎて、メインイベントの前に充電が切れた。コンビニで、電池式の充電器を購入。(27歳・その他)

ネットでチケットを買ったけど携帯の電源が切れて使えなかったこと。チケットはプリントアウトしておくべき。(33歳・その他)

携帯電話は便利で、情報収集のほか、時間つぶしにもなり、ついつい開いてしまいます。ただ旅先では必ず電源が確保できるとは限らず、宿やイベントの予約をすべて携帯に頼るのは考えもの。大事な予約はやはりプリントアウトしておいたほうが良さそうです。

旅の事前には充電をしっかり。ポータブルの充電器も用意すると安心かもしれませんね。

皆の失敗から旅の教訓を学ぼう

あなたも筆者のように、「こんな失敗があったなあ」と思い出したことでしょう。「成功談」より「失敗談」のほうが身近に感じるのは、私たちが失敗を重ねて学んでいくからかもしれませんね。

「【旅の失敗談と解決策】飛行機に乗り遅れたときのエピソード3選」もあわせてどうぞ!

[All Photos by shutterstock.com]

PROFILE

青山 沙羅

sara-aoyama ライター

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

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