イギリスで人気!ナチュラル系カフェチェーン「PRET<プレット>」

Posted by: 鳴海汐

掲載日: Jun 23rd, 2019

PRET プレット

「PRET(プレット)」は、正式には「Pret A Manger(プレタマンジェ)」というフランス語の名前がついています。短くプレットと呼ぶ人の方が多い印象です。加工食品と人間味のない接客にうんざりした大学時代の友人同士の2人がお店をオープンさせたのが1986年のこと。現在はイギリスを中心に10か国で450以上の店舗を構えます。

PRETにはどんなメニューがある?

PRET プレット

PRET プレット

PRETのメニューは、すぐに食べることができるものがコンセプトで、棚から好きなものを選ぶシステムです。

PRET プレット

サンドウィッチは、BLTやスモークサーモン、フリーレンジの卵を使ったエッグ・マヨなどが並びます。ファラフェル・アボカド・ひよこ豆のラップサンドなど、ヴィーガン向けメニューも多いです。

PRET プレット

また、アーティチョークとモッツァレラチーズを使ったバゲット、卵とほうれん草のサラダなど、色々な国の料理のエッセンスが取り入れられています。

PRET プレット

フルーツサラダや5種類のベリーが入ったボウル、グラノーラとヨーグルトにはちみつが入ったものなど爽やかなメニューも。

PRET プレット

PRET プレット

ピーカンスライス、マフィンといった焼き菓子、ナッツやチョコレートなどのスナックはレジカウンター近くに並んでいます。

PRET プレット

冷たいドリンクがカラフル。右側にはホットスープの棚が。

さっそくいただきます!

PRET プレット

PRET プレット

店内のインテリアは、店舗によって少しずつ違います。

PRET プレット

こちらは、「トロピカル・バーチャー(Tropical Bircher)」という商品で、ココナッツヨーグルト、タピオカ、マンゴーピュレ、バナナピュレ、パッションフルーツジュースなどが入ったグラノーラ。酸味も甘みもちょうどよくて、かなり美味しいです。

以前、ココナッツ・チキン・カレー・サイド・スープをオーダーしたときにも、味の決まり方が抜群でした。

PRET プレット

PRET プレット

コーヒーを飲みたいときもPRETはおすすめです。コーヒーを淹れるバリスタは、一定期間以上のキャリアを積まないとつけないポジションとのこと。

イギリスのコーヒーチェーン店のなかで、PRETのカプチーノはレベルが高いです。ミルキーなうまみがありつつ、ほろ苦さが味を引き締めています。

PRET プレット

日本人なら気になるのが、トロピカル・グリーンティーでしょうか。グリーンティーに、有機レモングラス、カレンデュラの花に、マンゴーやパイナップルの自然な香料をプラス。三角ティーバッグにお茶の材料がたっぷり入り、タグにはオーガニックティーのロゴが踊ります。ヨーロッパのグリーンティーはあっさりで日本の緑茶とは全く違います。トロピカルな香りがしつつ、さっぱりしたお茶です。

PRETをはじめ、イギリスではプラグがあるカフェが日本より多めなのがうれしいところ。観光の間にガジェットとご自身の充電目的で来店してはいかがでしょうか。

[All photos by Shio Narumi]

PROFILE

鳴海汐

Shio Narumi ライター

イタリアはフィレンツェとタオルミーナの料理留学、イギリスはウエストン・スーパー・メアとケンブリッジの花留学を経て、現在はロンドンと神奈川を行ったり来たり。飛行時間の大幅短縮が実現するよう、心から科学の進歩を願う水瓶座。

イタリアはフィレンツェとタオルミーナの料理留学、イギリスはウエストン・スーパー・メアとケンブリッジの花留学を経て、現在はロンドンと神奈川を行ったり来たり。飛行時間の大幅短縮が実現するよう、心から科学の進歩を願う水瓶座。

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