(C) Shutterstock
本日、7月4日はアメリカの「独立記念日」。英語では「Independence Day」や「4th of July」と言われ、数あるイベントの中でも1、2を争う盛り上がりを見せるアメリカ人にとって大切な祝日です。4月末のイースターが終わる頃から、お店には少しずつ独立記念日用のアイテムが登場し、当日を迎えるまでヒートアップしていきます。
今回は、そんな独立記念日を盛り上げる愛国心たっぷりのアイテムを、現地からレポートします。そんなものまで作っちゃうの!? と驚いてしまうようなアイテムの数々を見ていきましょう！
アパレル編
この時期になると店頭に並ぶのは独立記念日に向けたアメリカ国旗や「自由の国アメリカ」をモチーフにデザインされた衣料品。大人だけでなく赤ちゃん用の洋服まで、老若男女問わず選べるデザインが豊富に揃っています。
(C) Yoko Nixon
(C) Yoko Nixon
生まれたばかりの赤ちゃんサイズの洋服もしっかり揃えてあります。
(C) Yoko Nixon
洋服だけじゃ足りない！ という方のために帽子から髪飾り、ネックレスやタトゥーシール、ヘアスプレーまでなんでも揃っています。
食品編
もともとアメリカでは日本ではまず見かけないような奇抜な色が使われた食品を数多く見かけますが、この時期は赤、白、青の3色を使った食品や期間限定パッケージが数多く出回ります。ケーキやキャンディからスポーツドリンク、お酒に至るまで、その幅の広さに驚かされます。
(C) Yoko Nixon
ケーキのアイシングはフラッグカラーが人気です。
(C) Yoko Nixon
少し変わったところでは、ハンバーガーケーキも登場。ポテトやケチャップ、シェイクに至るまでしっかり再現されており、ザ・アメリカな出来栄えとなっています。
(C) Yoko Nixon
こちらはレッドバインズというアメリカでは定番のお菓子。日本人にはあまり食べ慣れないリコリスで味付けされたお菓子で、この時期はパッケージも特別仕様です。
(C) Yoko Nixon
日本でもお馴染みのプリングルスもパッケージにアメリカ国旗がデザインされています。
(C) Yoko Nixon
人気のお酒スミノフアイスもこの時期限定のフレーバーを発売。
日用品編
多くの仕事やお店が休みになる独立記念日は、ホームパーティーがあちこちで開かれます。そのパーティーを盛り上げる小さな小物類ももちろん充実したラインナップが取り揃えてあります。
(C) Yoko Nixon
パーティーで活躍する紙のお皿やコップ、ナプキンなどは誰でもお求めやすい定番アイテムです。
(C) Yoko Nixon
室内のデコレーションにもなるクッションやブランケットも。
その他
独立記念日を楽しむのは人間だけではありません。家族の一員であるペット用のアイテムもしっかり売られるのがアメリカ。この日のためにペットもアメリカンスタイルに着飾ることができます。
(C) Yoko Nixon
またアメリカでは独立記念日でなくともあちこちでアメリカンフラッグを目にしますが、この時期はお店のデコレーションや照明が独立記念日仕様になることも多く、通常より多くのアメリカンフラッグを目にします。
(C) Yoko Nixon
こちらはスパークリングウォーターの人気ブランドLa Croix（ラクロイ）の異なるフレーバーを箱別に並べて国旗のデザインの仕上げたもの。高さは２m以上もあり正にあっぱれな出来栄えです。
普段から愛国精神の強いアメリカで、その盛り上がりが最高潮に達するのが7月4日の独立記念日なのです。自分らしく自由に生きる権利を誇りに感じる、アメリカ人の熱い愛国心がひしと伝わる独立記念日アイテムの数々。今年も全米各地で熱い盛り上がりを見せてくれそうです。
PROFILE
Yoko Nixon ライター
高校時代初めてアメリカのテキサス州に留学してから、縁あって大学もそのままテキサスへ。帰国後リーマントラベラーとして暇を見つけては世界各国を旅し、旅と写真の面白さにハマる。現在はアメリカのアーカンソー州在住。目先の目標はアメリカ全州を制覇することです！
SHARE
