お正月はどうしても、暴飲暴食になりがちです。わいわい楽しい時間を過ごしていると、ついつい食べ過ぎてしまいますよね。
食べ過ぎは体重の増加につながるだけでなく、眠りの妨げになることをご存知でしたか? 腹八分目を心がけると共に、これからご紹介する特定の食品や飲料にも、気をつけるようにしましょう。
甘いもの
夜のリラックスタイムに、甘いものを食べるのは至福のひとときです。しかしながらケーキやアイスクリームなどの甘いものは、不眠の原因に。
甘いものを食べると血糖値が急激に上がり、これを抑制するためにインスリンが分泌されます。さらにアドレナリンの分泌も促されるため、脳が興奮状態に。甘いものを食べるのは、脂肪になりにくい午前中の時間帯がベストです。
ドライフルーツ
食物繊維たっぷりのドライフルーツは体に優しいイメージがありますが、糖分が凝縮されているため、甘いもの同様に摂り過ぎは禁物です。食物繊維はお腹のなかで膨らむため、たくさん食べるとお腹が張る原因に。
ドライフルーツのほか、お腹の中で膨らむタイプの食品には注意が必要です。たとえば「おから」。夕食時におからを食べ過ぎた友人は、夜中に腹部が膨張、腹痛に耐えられず救急車で運ばれる経験をしたそうです。
揚げ物
夕食や飲み会などで揚げ物を食べるときには、注意が必要です。食べているときは美味しく感じても、食べ過ぎは胃もたれや胸焼けの原因に。胃腸薬に頼るのではなく、食べる量をコントロールしたいものです。
赤身肉
脂質は消化されるまでに時間がかかります。寝ている最中にも、胃は休むことなく働き続けることから、睡眠の妨げとなるのです。食べ応えのあるステーキや脂っこい肉料理を食べるときには、食べる時間と量に気をつけましょう。
アルコール
適度の飲酒は血液の循環を促し、体を温めてくれたり、疲労回復に効果があることが知られています。だからと言って、飲み過ぎは禁物。ほろ酔い気分で眠りにつくのはOKですが、飲み過ぎて酔った状態での就寝は眠りの質が悪くなります。サッポロビールのHPによれば「ビールなら500cc程度、ワインなら180cc程度」が適量だそうです。
水
日中にはたっぷり水分補給をしたいものですが、就寝前は控えた方がよさそうです。水をたくさん飲むとトイレの回数が増えてしまい、眠りの妨げになります。
このほか、覚醒作用のあるカフェインを含むコーヒーや紅茶、消化の悪いものは控えるようにしましょう。
「寝不足で体がだるい」という状況に陥らないためにも、口にするものや食べる時間にも気を配りたいですね。
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