飛行機の旅での楽しみは「機内食」。様々な国の料理が味わえるちょっと特別な時間です。先日、ソウルへ旅をしたのですが、その時に使ったのが、なんとアフリカ系の「エチオピア航空(成田国際空港〜仁川国際空港)」。アフリカ系の航空会社の機内食とはどんなものなのでしょうか?早速レポートします。
エチオピアのフラッグ・キャリアでソウルへ
なぜアフリカの国「エチオピア」の航空会社の便で韓国・ソウル往復できるのか?と言うと、これはソウル経由便なのです。しかも、とっても安い!筆者が購入した時はなんと2万円以下で買えました。LCC以下のお値段です。(ちなみに、仁川国際空港から先は、エチオピアのアディスアベバに行くようでしたよ。)
こんなに安くてもちゃんとしたフラッグ・キャリアの長距離便。機内はこんな感じで狭い感じは全くありません。しかし、アフリカ系の航空会社ということで、機内に入るとスパイスのような香りがしたり、CAさんはエチオピアの方。これからソウルに行くはずなのに、そんな気分がしません(笑)。
クッションやシーツもちゃんとついてます(ただ、なぜかイヤホンがついていなかった・・・)。
モニターもあります。ただし、観れる映画には日本語字幕もなく、案内にも日本語がありません。CAさんも日本語ができる方はいませんので、全て英語でのやり取りになります。
USBの電源もあるので、スマホを充電できるのも嬉しい!LCCだとこういうのがほとんどないので。今回の旅は約2時間半の所要時間です。もちろん国際線なので機内食はあります!
アフリカの味が楽しめる機内食【日本 成田国際空港 → 韓国 仁川国際空港 エチオピア航空機内食(往路)】
「エチオピアの機内食ってどんなのかしら?」と少しドキドキしながら待ちます。1時間後くらいにドリンクの提供と一緒に機内食が配られ始めました。
こちらが往路の機内食。魚と肉が選べたようですが、筆者の番がきた時には魚しか残っていませんでした。なので、有無を言わさず魚メニュー。構成は、メイン、サラダ、デザート、パン、クラッカー、マーガリン、チーズという定番な感じです。韓国から積み込まれたのか、クラッカーやサラダのドレッシングは韓国のものでした。
メインの魚はサーモンのようです。分厚いサーモンの下に、トマトソースが隠れています。熱々でなかなか美味でした。
そしてお米は長細いもの。アフリカのお米でしょうか?日本ではなかなか食べられないので、新鮮な感じがしました。お米にはスパイスで味がつけられていました。
ボリュームもしっかりあって美味しくいただきました。最後にはコーヒーなどが配られましたが、こちらから言わないともらえないので要注意。
アフリカの味が楽しめる機内食【韓国 仁川国際空港 → 日本 成田国際空港 エチオピア航空機内食(復路)】
そして、こちらが復路便です。行きと同じようにすでに肉はなく、魚を選ぶ以外ありませんでした。構成は行きと全く同じ(笑)デザートのムースがストロベリーからチョコに変わりました。
帰りの魚は白身魚。鱈でしょうか?下にはグリルした夏野菜が敷かれていました。この魚がかなりしょっぱくて・・・。何かレモンみたいなのがあったらよかったな〜と思いました。
そして、やっぱり付け合わせのご飯は長細いアフリカのお米でした。サラサラしてるけど、意外と美味しいので、シチューみたいなものと合わせてみたいと思いました。
格安でソウルに行けて異国気分も味わえる!
ソウルに行く2時間半の間、アフリカの雰囲気を感じられてちょっと面白い経験をしました。
初のエチオピア航空を使ってのフライトでしたが、1日1回しかありません。そして成田仁川は深夜0時着なので、移動を考慮しないといけないので慣れてない方にはおすすめできません。しかし、この安さはいい!また使いたいと個人的に思いました。
エチオピア航空
https://www.ethiopianairlines.com/JP/JA/
[All Photos by Kaori Simon]