寒い冬の朝は、起きるのが辛いですよね。出勤時間ギリギリまで、5分でも長く寝ていたいという気持ち、よーく分かります。
しかしながら睡眠時間は確保できても、朝食をおろそかにしては、脳の働きが鈍るばかりか痩せにくくなってしまうことをご存知でしょうか?年末年始の暴飲暴食を振り返り「今年こそダイエット」を目標のひとつに掲げたなら、ぜひとも正しい朝食の食べ方を知っておきましょう。
起床後、できるだけすぐに食べる
ある研究によれば、朝食は代謝を飛躍的にアップさせる効果があるといいます。朝食をきちんと食べれば、ランチタイムまでの空腹に頭を悩ませることもなくなります。カロリー消費を促し、1日のリズムを整えるためにも、朝食は起床後1時間以内に食べるのが理想的。
お腹の膨れる食物繊維を取り入れて
食物繊維を多く含む食品は眠りの妨げになることを以前お伝えしましたが、1日の活動がスタートする朝は食物繊維をたっぷりとっても大丈夫。お腹が膨れることで、お昼前の間食防止につながります。洋食であればプルーン入りのオートミール、和食であれば、ワカメやひじきなどの海草類や納豆などの豆類を食べるようにしましょう。
砂糖を避け、たんぱく質を多くとるように
甘いものは高カロリーなことが多い上、エネルギーになりにくいものです。お腹にたまりやすく、エネルギー補給になるたんぱく質を含む食品をとるのがベスト。たんぱく質が豊富な卵料理を取り入れてみましょう。
朝食を抜いてのランチは血糖値を急激に上げることになり、エネルギーを脂肪として蓄えるため太りやすくなります。また、朝食は体だけでなく脳へのエネルギー源でもあります。
そうはいっても、「朝はお腹が空かない」という人もいるかもしれませんね。それは前日の夜に食べ過ぎているか、遅い時間帯の夕食が原因かもしれません。寝る直前の食事を控えれば、気分もお腹もスッキリ爽快な朝が迎えられるはずですよ。
朝食をおろそかにせず、栄養バランスのとれた食事をすることが、ダイエット成功への第一歩といえそうですね。