【全国紅葉の絶景】華麗な秋の幕が開く、京都洛北の紅葉人気スポット

Posted by: 青山 沙羅

掲載日: Oct 14th, 2019

いよいよ、待ちに待った紅葉の季節が始まります。夏のエネルギーを蓄えたように、赤や黄色に染まる樹々は、私たちを圧倒しますね。全国各地には、美しい紅葉の絶景があります。そこで、TABIZINEでは「全国紅葉の絶景」を連載でお届けします。今回は、京都洛北(鞍馬貴船、大原、鷹ヶ峯、紫野など)の人気紅葉スポットです。


源光庵

京都の紅葉は、どうしてこう特別なのだろう

正直言えば、秋は日本全国が紅葉していて、私たちの住む町でも素敵な紅葉は見られます。
なのに、京都の紅葉は特別。

平安時代の雅な世界が息づき、
歴史の重みが今でも感じられ、
華やかで艶やかな洗練された文化、
紅葉でさえも、西陣織のよう。

「そうだ 京都、行こう。」という魔法の呪文に、無性に京都へ行きたくなります。

京都の紅葉は、どうしてこうも特別なのでしょう。
紅葉の絶景の地を訪れたら、きっとその答えが出ますよ。

リフレクションの絶景 瑠璃光院<京都市左京区>


八瀬にある「瑠璃光院」は、春と秋にだけ特別公開(通常は非公開)されます。リフレクションの絶景で有名になった「瑠璃(るり)の庭」は、瑠璃色に輝く浄土の世界を表します。ある気象条件が整うと、庭の苔が瑠璃光浄土のように光るそうですよ。見てみたいですね。

瑠璃光院(るりこういん)

【紅葉時期】例年11月中旬~12月上旬
【住所】〒606-0067 京都府京都市左京区上高野東山55
【紅葉祭り】秋の拝観 10月1日(火)~12月10日(火)
【拝観料】一般2,000円
【公式サイト】八瀬 瑠璃光院 http://rurikoin.komyoji.com/lp/

もみじで真っ赤に染まる寺 蓮華寺<京都市左京区>


瑠璃光院と距離的に近いため、セットで訪れる人も多い「蓮華寺」。「瑠璃光院」が多くの人で混み合うのと違って、ゆっくりと紅葉を味わうことが出来ます。小ぢんまりとしたお寺ですが、ピーク時の境内はもみじで埋め尽くされ、寺が真っ赤に染まります。お庭も眺められますよ。

蓮華寺(れんげじ)

【紅葉時期】例年11月中旬~11月下旬
【住所】〒606-0065 京都府京都市左京区上高野八幡町1
【拝観料】大人400円
【関連サイト】蓮華寺 – 京都府観光連盟
https://www.kyoto-kankou.or.jp/info_search/?id=236&r=1570091752.6214

赤い毛氈越しに見る紅葉 圓光寺<京都市左京区>


千手観世音坐像をご本尊とした「圓光寺」は、明治以降尼寺の修行道場でした。現在は尼寺ではありませんが、繊細な美しさを感じる寺ですね。禅における修行を10段階に表した「十牛の庭」には、美しい音を奏でる「水琴窟」や洛北最古の「庭池栖龍池(せいりゅうち)」があります。赤い毛氈越しに見る庭園の紅葉は、いかにも京都らしい風情が。

圓光寺(えんこうじ)

【紅葉時期】例年11月中旬~12月上旬
【住所】〒606-8147 京都府京都市左京区一乗寺小谷町13
【拝観料】大人500円
【公式サイト】瑞巌山 圓光寺 https://www.enkouji.jp

拝観休止中。2021年秋頃再開予定 源光庵<京都市北区>


「源光庵」には、有名な二つの窓があります。四角は「迷いの窓」、丸窓は「悟りの窓」。2019年6月より長期の改修工事のため、拝観を長期休止中。拝観の再開予定は、2021年秋頃です。2年後に私たちが源光庵に訪れた時、まだ迷いの中にいるでしょうか。それとも悟りが開けているでしょうか。

源光庵(げんこうあん)

【紅葉時期】例年11月中旬~12月上旬
【住所】〒603-8468 京都府京都市北区鷹峯北鷹峯町47
【拝観料】2019年6月1日より庫裏改修工事のため、拝観を長期休止。
拝観再開予定 2021年秋頃
【公式サイト】源光庵 http://genkouan.or.jp


【TVCM】2014年 盛秋「源光庵」そうだ 京都、行こう。/ 【公式】

華麗な秋の幕が開く、京都洛北の紅葉の絶景。ぜひ、紅葉見物に訪れたいものです。

注意:記事掲載の情報は、2019年10月1日現在のものになりますので、実際の紅葉の状況やイベントなど詳細につきましては、各観光協会や施設に直接お問い合わせください。

[All Photos by Shutterstock.com]

PROFILE

青山 沙羅

sara-aoyama ライター

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

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