1751年創業の京都の日本画用絵具専門店である「上羽絵惣」。260年以上の伝統を誇るこの京の老舗が開発した「胡粉ネイル」が、成分の一部に自然素材を使用した爪にやさしいマニキュアとして秘かに女性達の注目を集めています。
海の恵みの天然素材「胡粉」
胡粉とはホタテやハマグリなど、貝殻の微粉末から作られる顔料で、日本画に欠かせない絵具。お雛様などの日本人形や能面、神社やお寺の壁画や天井画などの日本画にも使用されてきており、かつて日本人にとって一番身近な「白色」でした。
体にやさしい胡粉ネイル
胡粉を原料として作られた「胡粉ネイル」は、マニキュア独特の刺激臭がなく、通気性も良く、爪にやさしい優れもの。しかも速乾性があり、鮮やかで美しい発色を楽しむことができます。また、従来のマニキュアのようにアセトン系の除光液を使う必要がなく、手指の消毒用アルコールでも落とすことができるのもうれしいポイント。気づいた時にササッと塗るリップクリームのような簡単な感覚で、爪をケアしながら毎日使用できます。
様々な種類の商品が揃う「胡粉ネイル」 (C)上羽絵惣株式会社
無色透明の胡粉ネイルにアロマエッセンスを配合した「アロマシリーズ」は爪を美しく見せ、指先ほのかな香りを演出してくれます。オレンジ、イランイラン、ラベンダーなど色んな香りがあるので、体調や気分に合わせて使い分けたいですね。
指先に輝きを演出したいという方は「きららシリーズ」をチェックして。きらきらと輝く雲母(ラメ)が爪を上品に魅せてくれます。
美しい日本の伝統色を表現したカラー
胡粉ネイルはその美しいネーミングも魅力的。色とりどりのマニキュアにはそれぞれ日本の伝統色で表された美しい名がつけられています。
「水茜(みずあかね)」「京紅(きょうくれない)」「桃花色 (ももはないろ)」「紫苑 (しおん) 」「鶯緑(うぐいすみどり)」「珊瑚(さんご)」「金雲母 (きんうんも) 」などなど・・・。
どれも、なかなか他では出遭えないような日本的でしっとり、上品な色合いばかりです。艶やかな和の美しさをまとって、指先まで抜かりない大和撫子を目指したいですね。