お土産にぴったり！おしゃれすぎる缶詰のお店「Conserverie la belle-iloise(コンセルヴリィ・ラ・ベル・イロワーズ)」を現地ルポ【フランス・パリ】

店内はいろんな缶詰がいっぱい！

パリにある「Conserverie la belle-iloise（コンセルヴリィ・ラ・ベル・イロワーズ）」は、缶詰の専門店。「la belle-iloise（ラ・ベル・イロワーズ）」と言うフランスで人気のブランドのお店です。看板のお魚マークが目印。

お店の中は天井まで缶詰だらけ！「ラ・ベル・イロワーズ」は1932年創業の老舗缶詰ブランドなのだそう。工場はブルターニュ南部にあり、イワシ・ツナ・サバなど幅広い種類の缶詰、ペースト、スープなどが作られているとか。フランス人にとっては缶詰はとても身近な存在で、特に「ラ・ベル・イロワーズ」は人気なのだそう。

こんな感じでギフト用の缶詰の詰め合わせも多く売ってます。日本にはお歳暮などの習慣があって、その際に缶詰を送ったりしますが、フランスではどうなのでしょう？缶詰を送る文化があるのかちょっと気になります。もちろんバラ売りもしていて、5ユーロくらいの手頃な価格で購入できます。人気は様々なタイプのオイルサーディンだとか。

筆者の目を引いたのが、写真のデザインがお洒落な缶詰。お揃いのデザインで可愛い！！フランス語なのでどんな内容か全然わかりませんが（笑）

中身は帰国してから調べるとして、この缶詰の詰め合わせを購入することにしました。

デザインでパケ買いしたくなる缶詰

このデザインが可愛い缶詰は、魚介類を使ったペーストシリーズのよう。イワシやマグロ、キャビアなどを細かく刻んだ野菜などと一緒に調理して詰めてあります。今回購入したものは全5種類。それぞれを紹介したいと思います。

CONCASSE D’ARTICHAUT AU MAQUEREAU（サバとクラッシュアーティチョーク）6.95ユーロ

こちらはサバを使ったペースト。砕いたアーティチョークと、バジル、リンゴ酢、レモンで味付けをしたさっぱりした味です。日本ではあまりアーティチョークは食べられないのでちょっと珍しいですよね。パンと合わせて食べるとぴったりです。

CONCASSE DE TOMATES AUX SARDINES（イワシとトマトのコンカス）6.95ユーロ

砕いたトマトと刻んだグリーンオリーブを混ぜたイワシの小片で作られた缶詰。お店の人曰く、この缶詰がとても人気なのだそう。日本人の口にも馴染みやすい味です。確かにイワシとトマトの組み合わせは間違いなしです！パスタにしても美味しく頂けるとか。

CONFIT D’OIGNONS AUX ANCHOIS （タマネギとアンチョビのコンフィ）6.95ユーロ

カタクチイワシのアンチョビと玉ねぎを使ったコンフィの缶詰。トマトも入っているので、とても食べやすいです。食前の前菜にバゲットに乗せてもいいですが、贅沢にサンドイッチに使っても良さそう。アンチョビが入っているので、パスタにも合いそうです。

FINE RATATOULLE AU THON FUME（スモークマグロのラタトゥーユ）6.95ユーロ

ラタトゥイユといえば野菜を煮込んだフランスの家庭料理。このラタトゥイユとスモークしたマグロを使った缶詰です。スモークマグロに、ナス、ローストペッパー、グリルズッキーニを使って、野菜の味もしっかり感じられる缶詰です。

CAVIAR D’AUBERGINES ET CABILLAUD（ナスとクラッシュタラ）7.25ユーロ

揚げナスを使った珍しい缶詰。日本ではあまりナスを使った缶詰はないですよね。ナスに魚のタラを使って野菜などと一緒にレモンで風味をつけています。ナス独特の甘みとタラが合わさって不思議な味です、茹でた卵の上に乗せて食べると美味しいそう。

フランスの缶詰をお土産に！

缶詰のお土産はその国の味を簡単に味わえて長持ちするので、お土産に喜ばれますね。実際、筆者もバラマキに買っていき、お酒が好きな友人たちに配りましたが、とても評判がよかったです。ぜひ、フランスの味をお土産にしてみてくださいね。

[All Photos by Kaori Simon]
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