旅の目的は「たったひとつ」で良い
旅の目的は「たったひとつ」が潔いと思いませんか。
あれもこれもと盛りだくさんは、大人には野暮というもの。情報が氾濫している現代だからこそ、余計なものは削ぎ落として、自分の「たったひとつ」を選び取るのが粋。旅の荷物はシンプルに、期待だけを詰めて。
私たちがまだ訪れたことのない、未知の場所や絶景。
笑顔で迎えてくれる、あたたかい地元のひと。
生産地ならではの、新鮮で美味しいもの。
珠玉のように散らばる日本各地の魅力を発信する「ONESTORY(ワンストーリー)」。「ONE=1ヵ所」を求めて日本を旅するメディアから、私たちの「たったひとつ」が見つかりそうです。
魅力のイタリアン
上写真:魚の旨味がギュッと凝縮された、スペシャリテの玄米リゾット。
イタリアンが食べたいな。
明るくて
親しみやすくて
分かりやすくて
美味しいから。
ピッツアも、パスタも、リゾットも大好き。
肉だけでなく、魚介類のメニューが豊富なのも、日本人には嬉しいもの。
ブルスケッタやカプレーゼなどアンティパストは好きなものばかりで迷うし、
ティラミスやパンナコッタのドルチェは別腹。
イタリアンって、どうしてこんなに魅力的なのかしら。
5代続く老舗醸造所のイタリアン
京都府宮津市で、5代続く老舗醸造所「富士酢 飯尾醸造」が運営するレストラン「aceto(アチェート)」。aceto(アチェート)とは、イタリア語で「酢」の意味。120年を経た古民家で、日本の醸造酢と丹後の食材を使用した、シチリア料理を食べさせてくれます。
リンゴ酢で仕上げたへしことキノコのマリネ、イチジク酢のカポナータ、グリーンソースを添えたゼッポリーネなど、魚を中心に6~7種が盛り込まれた前菜。
地元の漁港に水揚げされた魚介
地元の漁港に水揚げされたアコウのグリルは、トマトとケッパーの風味。
丹後の食材のジビエ
ジビエは、丹後の山で捕れたイノシシのロースト。
米麹に漬け込むと、香りが出て、柔らかくなります。焦げ目をつけて、香ばしさがたっぷり。
築120年の古民家でいただくシチリア料理
コースは、7,500円と10,000円の2種類(税別。2020年1月現在)。築120年の古民家でいただく、お酢を使ったシチリア風イタリアン。
酢は料理につかわれるだけでなく、はちみつ入り紅芋酢ビールなどドリンクメニューもあります。ほのかな酸味が食欲をそそりますよ。
今回のたったひとつは、丹後の食材とお酢とシチリア料理が融合した「aceto(アチェート)」。私たちが旅へ向かわずにいられないのは、日常で求められない「たったひとつ」に出逢うためなのです。
注意:詳細につきましては、直接施設へお問い合わせください。
ONESTORY(ワンストーリー)
脳に突き刺さる力強い味の源泉は、塩気ではなく、凝縮された旨味。[aceto/京都府宮津市]
「酸っぱい」を見つめ直す!? 老舗造酢所が手がけたお酢イタリアン[aceto/京都府宮津市]
aceto(アチェート)
住所:京都府宮津市新浜1968
電話:0772-25-1010
https://aceto.therestaurant.jp/
【京都府・宮津市】aceto | ONESTORY RESTAURANT vol.12/ONESTORY inc.