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韓国唯一の世界自然遺産、美しい絶景が広がる済州島
太古の火山活動によって作り出された特有な地形で、火山岳や洞窟が点在する済州島。島内の3か所が「済州火山島と溶岩洞窟」として、韓国で唯一、世界自然遺産に登録されています。寒さと湿気に強い菜の花は、比較的痩せているという島の風土に合っていることから、1960年代から本格的に栽培され始めたのだそう。春になると島全域で黄色い花が咲き誇ります。1983年からは菜の花まつりが開催されるなど、済州島を代表する春を告げる花として知られています。
【菜の花スポット1】桜と菜の花のコラボ並木「鹿山路」
美しい菜の花の風景を楽しめるスポットが点在する済州島の中でも、特に有名なのが西帰浦(ソギポ)市の加時里(カシリ)村にある道路「鹿山路(ノクサンロ)」です。菜の花の近くには桜が咲いている区間もあり、ピンクと黄色のコントラストが見事な花の風景が楽しめます。「韓国の美しい道100選」に選ばれている、人気のドライブコースとなっているのだそうですよ。一面に広がる菜の花を楽しみながらの春のドライブは、爽快な気分になりそうですね。
【菜の花スポット2】青い海と黄色の菜の花のコントラストなら「城山日出峰」
済州島の東側、海に突き出す形で聳える「城山日出峰 (ソンサンイルチュルボン)」は、世界自然遺産に登録されており、済州島の中でも人気の観光スポット。標高182メートルで、頂上からの日の出の眺めは済州島で最も美しい風景といわれているとか。王冠のような形の「城山日出峰」を見晴らす対岸からは、海と山を背景にした菜の花という絶景が広がります。青い海と菜の花の黄色のコントラストが美しいですね。
【菜の花スポット3】鐘型にそびえる「山房山」を背景に広がる菜の花畑
済州島南西部の海岸沿いには、鐘型のオルム(火山岳)「山房山(サンバンサン)」があり、麓の平野地帯は菜の花畑が広がります。満開の黄色い菜の花の向こうに、こんもりと聳える山房山の雄大な姿が、済州島ならではの風景を作り出します。
済州島の守り神「トルハルバン」と菜の花の風景
「トルハルバン」とは島内のいろいろな所に点在する石像で、済州島で守り神として知られています。お土産用として小さなものや、トルハルバンの形やイラストの食品も販売される、済州島のシンボル的な存在。済州島で菜の花の景色を楽しむなら、トルハルバンと菜の花のコラボ風景も探してはいかがでしょう。
・済州観光公社公式サイト:https://www.visitjeju.net/jp/
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