春野菜がたくさん出回るこの季節。旬の野菜はおいしいだけでなく栄養価も優れていると言われています。今回は見た目も楽しめる春パスタ3品をご紹介しますね。
グリンピースとファルファッレのカルボナーラ
春が旬のグリンピース。苦手な人も少なくない食材ですが、新鮮な生のグリンピースは甘みも香りも高く、冷凍ものよりもはるかにおいしいんですよ。スーパーで見かけたらぜひ試してみてはいかがでしょうか？
選び方
グリンピースの豆は空気に触れると固くなりやすいので、なるべくさや入りを選びましょう。ふっくらと丸みがあるものが新鮮です。
・ファルファッレ 400g
・玉子 1個
・生クリーム 100cc
・塩、粒胡椒
・ベーコンまたはパンチェッタ 12枚
・グリンピース 1.5カップ
・パセリのみじん切り 1/3カップ
・パルメザンチーズ 1/3カップ
【作り方】
1、鍋で湯を沸かし塩を入れ、ファルファッレを茹でる
2、ボウルに玉子、生クリーム、塩・胡椒を入れてよく合わせておく
3、フライパンでベーコンをカリカリになるまで炒める
4、ファルファッレの茹で時間一分半前にグリンピースを一緒に入れる
5、3のフライパンにファルファッレ、グリンピース、ベーコン、2のソース、パセリ半分を入れて手早く混ぜ合わせる（火はつけない）
6、塩・粗挽き胡椒、パルメザンチーズで味をととのえ、残りのパセリを飾る
アスパラガスと海老のスパゲッティ
コリコリとした歯ごたえと、甘くやわらかな味わいを堪能できる春のアスパラガス。鮮度が命なので購入したらすぐに調理するようにしましょう。
選び方
全体的に緑色が濃く、太さが均一なものがおいしいアスパラガスの特徴。穂先がピンと張りがあるものが新鮮です。
・スパゲッティ 400g
・バジルペースト 2/3カップ
・レモンの絞り汁 1/4カップ
・レモンのスライス 1個分
・オリーブオイル 大さじ2
・アスパラガス 400g
・小エビ 400g
・鷹の爪（輪切り） 1本分
・塩・粗挽き胡椒 各大さじ1/2
【作り方】
1、鍋で湯を沸かし塩を入れ、スパゲティを茹でる
2、アスパラガスを斜め5cm程度に切る
3、フライパンにオリーブオイルを入れ、小エビを色が変わるまで炒める。塩・胡椒、鷹の爪で味をなじませ、皿にとる
4、同じフライパンにアスパラガスをこんがりするまで炒め、レモンの絞り汁を加える
5、4にスパゲッティ、バジルペースト、小エビを入れて混ぜ合わせ、仕上げにレモンのスライスを飾る
キャベツとアンチョビのリングイーネ
(C)BBC goodfood
緑色が淡い春キャベツ。甘みが強くやわかかいので、短時間の調理でもおいしくいただけます。
選び方
外の葉にツヤがあり、黄ばみがないものを選びましょう。芯の切り口が割れているものは古いので、購入する時はチェックしたいところ。
・リングイーネ 400g
・小さめの春キャベツ 1個
・オリーブオイル 大さじ4
・にんにくスライス 5カケ
・アンチョビの缶詰 50g
・パセリ（みじん切り 大さじ4）
・生パン粉 50g
・鷹の爪（輪切り） 1本分
・パルメザンチーズ 大さじ2
【作り方】
1、鍋で湯を沸かし塩を入れ、リングイーネを茹でる
2、リングイーネの茹で時間4分前に、一口大に切ったキャベツを入れる
3、フライパンにオリーブオイル大さじ3を入れにんにくをじっくり炒め、色づいたらアンチョビ、鷹の爪を加え、フォークでつぶしながら1〜2分間弱火で炒める
4、茹で汁を150ccフライパンに入れ、リングイーネが茹で上がるまで弱火で煮る
5、別のフライパンにオリーブオイル大さじ1を入れ、生パン粉とパセリを5分かきまぜながら弱火でこんがり炒め、パルメザンチーズを加える
6、4のフライパンにリングイーネとキャベツ、炒めた生パン粉を入れてよく混ぜ合わせる
春の息吹を感じる旬の野菜。素材を活かした手軽に作れるパスタで、おいしい春を楽しんでみてはいかがでしょうか？
PROFILE
Nao ライター
メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。
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