参考になりそう!? 国によって異なる「母の日」のお話

Posted by: sweetsholic

掲載日: May 3rd, 2015

普段からお世話になっているお母さんに、感謝の気持ちを伝える母の日。世界で広く親しまれている行事のひとつですが、国によって日にちが異なるのをご存知でしょうか?

知ってた? 「母の日」は国によって異なるという事実!

先日、海外の友人たちに「母の日の贈り物」について尋ねる機会がありました。イギリス出身の友人は「母の日? 先月、チョコとカードを贈ったわ」、フランス出身の友人は「5月の半ばになってから考える」という、わけの分からない展開に。イギリスでは3〜4月(イースター・サンデーの3週間前の日曜日)、フランスでは5月の最終日曜日が母の日なのだそうです。

所変われば母の日も変動する、ということで、世界の母の日事情を見ていくことにしましょう! ちなみに国内の「母の日」は、大正時代にアメリカから伝わったものです。

アメリカ

母の日と言えば、真っ先に思い浮かぶカーネーション。この花を贈る習慣のきかっけとなったのが、米シアトルの百貨店が1908年に行ったユニークなイベントです。これにより、まだまだ元気なお母さんのいる人は「赤いカーネーション」を、亡くなった人は「白いカーネーション」を胸に付ける風習が広まったのだとか。

知ってた? 「母の日」は国によって異なるという事実!

百貨店が参考にしたのは、アメリカ人のアンナ・ジャービスの母の追悼式での出来事。告別の際に、アンナの母が愛していたカーネーションを参列者たちに配ったことが、母の日のきっかけになったそうです。この動きが全米に広がり、1914年には5月の第2日曜を「母の日」に制定。

アメリカでは花やチョコレート(スーパーなどで購入できる気軽なチョコ)を贈るそうです。

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フィンランド

国内と同じく、母の日は第2日曜日。フィンランドでは、子どもたちがお母さんのベッドルームに朝食を運んだり、プレゼントやカードを渡したり、食事に出かけたりします。

知ってた? 「母の日」は国によって異なるという事実!

ベッドでの食事なんて、1日の始まりが優雅に過ごせそう! 日頃の感謝と労いの気持ちが伝わる、素敵な習慣ですね。といっても、日本のお母さんに同じことをしたら、びっくりされてしまいそうです。

フランス

前述の通り、フランスの母の日は5月の最終日曜日。花やチョコレートなどのギフトやカードを贈ります。小さな子どものいる家庭ではお父さんと一緒に、お母さんに朝食を作ってあげるそうです。フィンランドの習慣と似ていますね。

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韓国

お隣の韓国では、毎年5月8日が「父母の日」。母の日と父の日を同日にお祝いする習慣があります。カーネーションは贈り物の定番ですが、もっと喜ばれるのは「お金」や「商品券」なのだとか! 金額はいくら包めばよいものか、迷ってしまいそうです。

知ってた? 「母の日」は国によって異なるという事実!

母の日と同様に、父の日も国によって異なります。今日覚えたコネタを、母の日に披露してみてはいかがでしょう? お母さんのびっくりする顔が目に浮かびそうですね。

[All Photo by Shutterstock.com]
[母の日コム]
[日本文化いろは事典]

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sweetsholic

sweetsholic ライター

海外を放浪しながら気ままな人生を謳歌しているフリーライター、パティシエ。世界で経験した文化や学んだお料理などをみなさまと共有できればと思っています。 世界の文化とスイーツ、地中海料理が大好き。寄稿媒体:Pouch、ANGIEなど

ブログ
https://ameblo.jp/ma-petite-chocolatine/

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