そよ風が心地よい春を通り越して、初夏のような陽気の南フランス。地中海に面した南部は、ロゼの本場ということもあり、南仏の夏はもっぱらキリッと冷やしたロゼワインが人気です。ピンク色が女性的なイメージですが、男性もロゼが大好き!
フランスは世界のロゼ生産量の約1/3を占めており、消費量ともに世界一。このため、カフェのテラスでも、ピクニックの際にも、アペリティフと呼ばれる夕食前の時間にも、ロゼを飲むことが多いようです。なかでも夏のビーチでロゼを楽しむ人たちの姿が印象的。肩肘張らずに楽しめる、カジュアルなワインなのです。
残念ながら、国内の一般的なレストランや居酒屋では、ロゼを扱っているところが少ない模様。和食や魚料理、近頃人気のタパスと合わせてもイケるのに、ちょっと不思議ですよね。
そこで家飲みに最適なものから、贈り物にしたら喜ばれるとっておきのものまで、通販サイトで購入できるロゼをご紹介します。
ロゼと言えば南仏!/王道のプロヴァンスワイン
白や赤と比べて、女性的なフォルムをしたボトルが目立つロゼ。迷ったときには、ボトルの形から選ぶという手もアリです! コルセットのような形をしたボトルは「コート・ド・プロヴァンス」独特のもので、その品質は世界で高い評価を受けています。国内では2000円前後〜、高いものでも1万円以内。
記念日や贈り物にいかが? / ローズ型ボトルのロゼ
ワイン好きなお母さんへの贈り物や、結婚記念日といった特別な日を盛り上げてくれるのが「コート・デ・ローズ・ロゼ」(※販売店による)。ボトルの底がなんとローズの形をしています。
ボトル上部のローズシールもキュート!
女心をくすぐる小粋なプレゼントに、いかがでしょう?
ボトルと同じく、飲み口はとてもエレガント。ふんわり甘い香りとスッキリした辛口の後味は、まるでトゲをもったバラのようです。
お酒が苦手な方・休肝日に/ノン・アルコールのロゼスパークリング
「ロゼは飲んでみたいけれど、お酒は苦手」という方は、華やかなロゼの雰囲気をノン・アルコールのワインで味わってみてはいかがでしょう?
通常のワイン造りと同じ製法で作られる「デュク・ドゥ・モンターニュ・ロゼ」(約1280円)なら、ワインに近い本格的な味が楽しめます。ノン・アルコールのスパークリングは甘いイメージがありますが、辛口なのでお食事にあわせてもOK! アルコールが苦手な人だけでなく、ワイン好きな人たちからの評価も高いコスパに優れたワインです。
桜を思わせるロゼの淡いピンク色は、日々の暮らしにに華を添えてくれそうです。どうぞ、カジュアルに楽しんでみてくださいね。
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