観覧車にジェットコースター。
多くのテーマパークには、訪れるお客さんを楽しませる施設やアトラクション、自然などがあるものですね。
青空の下でアイスクリームを食べたり、風を感じたり・・・でも、私たちが知っているのとは違う雰囲気のテーマパークがあるようなんです。
地下約120メートルにあるテーマパーク!
東欧、ルーマニアにある「Salina Turda」は、地下約120メートルのところに作られたテーマパークです。
その他、ミニゴルフコース、円形劇場、ボーリングレーン、遊具、木製のアトラクションなどがあります。なにしろ、地底に作られているので、普通の遊具までなんだか普通のテーマパークとは違う雰囲気に見えますね。
元々は岩塩鉱だった
なぜ、こんな場所にテーマパークがあるのでしょうか。Salina Turda塩鉱山は、17世紀から発掘され、この鉱山で取れる岩塩によってローマ人に多くの富をもたらしたと言われているほど、歴史のある世界最大クラスの塩鉱山でした。1932年には発掘が中止され、その後、第2次世界大戦の時には防空壕や弾薬の貯蔵庫としても使われました。1992年には一般に公開されるようになり、塩鉱山の博物館兼テーマパークとなり、現在は、観光のお客さんで賑わっているのだそうです。
地底には日の光が届かないため、日中でも夜のテーマパークを訪れているようで幻想的。ルーマニアを訪れた際には、是非、「Salina Turda」を体験してみてはいかがでしょう。
[All Photo by Salina Turda]
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