「かんづめ王国」静岡市清水区の歴史
昭和4年、清水食品株式会社が日本で初めてまぐろ油漬缶詰を製造し、アメリカに輸出。その後清水市を支える産業のひとつに缶詰産業が成長し、清水港から輸出される製品の中心を占めただけではなく、日本の輸出貿易拡大に大きな役割を果たしました。
静岡県はまぐろ類缶詰生産量全国1位、シェアはなんと97%にも達します(令和元年「缶詰時報」公益社団法人日本缶詰びん詰レトルト食品協会調べ)。さらに、静岡市清水区には缶詰メーカーが10社以上存在。まさに「かんづめ王国」です。
2015年10月、もっと缶詰の魅力を知ってもらいたいという思いから、一般社団法人静岡缶詰協会、フェルケール博物館、清水区に本社を置く多数の缶詰メーカーの協力のもと「清水かんづめ市場」がオープンしました。
缶詰の魅力を発信「清水かんづめ市場」リニューアルオープン
この度、「清水かんづめ市場」は、ツナ缶50種類、その他缶詰70種類以上、計120種類以上(果物缶を除く)の商品を揃え、缶詰の歴史や選び方、レシピなどを紹介するコーナーも設け、リニューアルオープン。バラエティ豊かな缶詰の中から、一部をご紹介します。
モンマルシェ『オーシャンプリンセス 鮪とろ BLACK LABEL』
夏に1本釣りした「びん長まぐろ」を専門の職人が全て手作業で捌き、スペイン王室御用達のオリーブオイルに漬けた、なんとも贅沢な究極の高級缶詰。
山梨罐詰『静岡釜揚しらす缶詰』
静岡の港で水揚げされた駿河湾産しらすの釜揚げをそのまま独自の製法を用いて缶詰に仕上げました。世界初の珍しい缶詰です。
リニューアルオープン日:2021年7月31日
営業時間:10:00~20:00 年中無休
住所:静岡県静岡市清水区入船町13-15
エスパルスドリームプラザ1F 清水いりふね通り内