【10位】宮城県/秋保温泉(昨年10位→)
第10位は、仙台市街地から車で約30分、名取川の渓谷沿いに開湯し1400年以上の歴史を持つ温泉地「秋保(あきう)温泉」。塩化物泉のお湯は、湯当たりしにくいのが特徴です。
温泉郷周辺では、奇岩・怪石が迫力の「磊々峡(らいらいきょう)」をはじめ、日本三名瀑のひとつ「秋保大滝」や、約8kmつづく「二口峡谷(ふたくちきょうこく)」などの雄大な自然が満喫できます。温泉郷の入口の覗橋から見下ろせる、「恋人の聖地」に認定された「ハート型の岩のくぼみ」も必見。
また、「秋保工芸の里」や「ゆめの森」などの伝統工芸やガラス・陶芸の工房でアート作品を楽しんだり、ワイナリー巡りで舌鼓を打つのも人気です。
【9位】神奈川県/箱根湯本温泉(昨年11位↑)
第9位は、奈良時代に開湯し、箱根十七湯の中でもっとも古い歴史をもつ「箱根湯本温泉」。玄関口に位置する箱根湯本駅は、新宿から「ロマンスカー」で約85分とアクセス良好なのも人気の理由のひとつです。泉質は、単純温泉やアルカリ性単純温泉、ナトリウムやカルシウム塩化物泉などバリエーション豊富。温泉浴場によって異なる湯を楽しめます。
駅周辺には、飲食店や土産物店が立ち並び、駿河湾・相模湾の魚介を使った料理や、箱根のおいしい水を使った蕎麦や総菜パンなど、名物グルメも。商店街の散策は魅力いっぱいです。
自然の中で屋外レジャーを楽しむなら、「フォレストアドベンチャー箱根」へ。箱根湯本駅からシャトルバスで約3分の近さで、小さな子どもも楽しめるコースからジップラインのあるコース、パターゴルフなど、アクティビティをたっぷり体験できます。
【8位】静岡県/伊東温泉(昨年8位→)
第8位は、伊豆半島の東海岸、相模湾に面する風光明媚な「伊東温泉」。刺激が少なく肌にやさしい単純泉と、保温効果により血行を促す弱食塩泉を中心とした湯を楽しめます。随所に日本の建築美が見られる市指定文化財「東海館」や、「オレンジビーチ」、遊覧船乗り場もある「道の駅伊東マリンタウン」など観光スポットも豊富。
2021年4月に誕生した「小室山リッジウォーク “MISORA”」では、カフェや絶景を楽しめます。少し足を延ばせば、「大室山」「城ヶ崎海岸」など伊東八景と呼ばれる景勝地も。秋から初夏にかけては「みかん狩り」体験など、いろいろな楽しみ方ができるエリアです。
【7位】北海道/函館温泉(※昨年6位↓)
第7位は北海道の南部に位置する人気観光都市「函館」の温泉。函館駅から徒歩圏内の駅近ホテルで温泉が楽しめ、観光の拠点にもぴったりな宿がそろいます。
レトロなレンガ造りの建物や洋風建築物が多く見られ、明治の文明開化の歴史を感じさせてくれる街並も人気の理由のひとつ。ベイエリアには多彩なショップやグルメが味わえる「金森赤レンガ倉庫」や「はこだて明治館」など見どころ満載です。約250店舗が集まる「函館朝市」も見逃せません。
函館といえば、世界三大夜景に数えられるほど、美しい夜景も有名ですよね。山頂の展望台施設にはビュースポットもたくさん。併設されたレストランやカフェで、ゆったりとした時間を夜景とともに過ごしてみるのもいいかもしれませんね。
【6位】栃木県/鬼怒川温泉(昨年7位↑)
第6位は、江戸時代に発見されたものの、当時は僧侶や大名にしか入湯が許されなかった、由緒ある「鬼怒川温泉」。泉質は、肌にやさしいアルカリ性単純温泉で、疲労回復や神経痛に効能があると言われています。
「鬼怒楯岩(たていわ)大吊橋」など渓流の絶景が楽しめるスポットや、世界の建築物をミニチュアサイズで再現したテーマパーク「東武ワールドスクエア」など観光スポットも目白押し。世界遺産「日光東照宮」も車で約30分の近さです。
【5位】栃木県/那須温泉(昨年5位→)
第5位は、開湯1300年以上とされる、歴史ある温泉地「那須温泉」。白煙を上げる活火山「茶臼岳(ちゃうすだけ)」の山腹に湧出する温泉群で、最初に源泉が発見された「鹿の湯」をはじめ、泉質や効能が異なる7つの湯「那須七湯」が特に有名ですよね。
高原のリゾート地として人気のエリアで、多彩なレジャーが楽しめるのも魅力。「那須どうぶつ王国」や「那須サファリパーク」、「那須高原南ヶ丘牧場」など動物とのふれあいが楽しめるスポット、アクティブに遊べる「那須高原りんどう湖ファミリー牧場」や「那須ハイランドパーク」などのレジャースポット、魅力的な作品に出会える美術館や博物館など、子どもから大人まで存分に楽しめるスポットが数多くあります。
那須を代表する景勝地「殺生石(せっしょうせき)」や、那須連山を見わたす「つつじ吊橋」の観光もおすすめですよ。
【4位】群馬県/草津温泉(昨年3位↓)
第4位は、標高約1,200mに位置し豊富な湯量を誇る「草津温泉」。草津のシンボル的存在の「湯畑」をはじめ、草津名物の「湯もみショー」で有名な「熱乃湯」など温泉情緒あふれる見どころが満載です。
さらに、湯畑から徒歩3分ほどの裏草津(地蔵エリア)には注目の新スポットも。手湯や顔湯などが整備され、1万冊以上の漫画を楽しめる「漫画堂」や地蔵カフェ「月の貌(カフェ)」が誕生しました。
また、あちらこちらから湯が湧き出る様子を見られる「西(さい)の河原公園」も人気のスポット。園内には、男女あわせて500平米という日本有数の広さを誇る露天風呂が名物の「西の河原露天風呂」もあるので、立ち寄り湯を満喫するのもおすすめです。
1年を通して屋外レジャーが楽しめる「天狗山」では、冬はスキー、春から秋にかけてはグラススキーをはじめ、キッズパークやドッグランエリアがオープンします。そのほか、全長約500mの大型のジップラインがある「草津BanZipTENGU」も要チェック。最高時速70kmのスピードで空中を駆け抜ける、スリル満点な体験があなたを待っています。
【3位】和歌山県/白浜温泉(昨年4位↑)
第3位は、飛鳥・奈良時代から1350年余りの歴史を持つ、和歌山県の「白浜温泉」。『日本書紀』や『万葉集』にも登場し、斉明・天智・持統天皇など歴代天皇が訪れたといわれています。
波打ち際ギリギリの露天風呂や、水着を着たまま入る混浴露天風呂などバラエティ豊かな外湯(日帰り湯)も多く、足湯スポットも豊富。個性豊かな湯めぐりを楽しめるのも魅力です。
白くてサラサラの砂浜がつづく「白良浜(しららはま)」は、絶景。遠浅で、夏は海水浴場としても人気です。
周辺観光では、「アドベンチャーワールド」がおすすめ。2020年に誕生したジャイアントパンダ「楓浜(ふうひん)」が2021年秋から屋外で一般公開され、可愛い姿を見ることができるようになりました。動物園のほか、水族館や遊園地もあり、子どもから大人まで楽しみ方はさまざま。
お土産には、ご当地スイーツである「白浜プリン」や、ふわっとした生地にクリームを挟んだ「かげろう」や「柚もなか」などの銘菓はいかがでしょうか。
【2位】大分県/別府温泉(昨年2位→)
第2位は、湧出量・源泉数ともに、全国1位を誇る「別府温泉」。国指定名勝の「海地獄」など、7つの自然湧出の源泉をまわる「地獄めぐり」は外せない人気観光スポットですよね。
幻想的な湯けむりのライトアップが眺められる「湯けむり展望台」や、新緑や紅葉など四季折々の自然が満喫できる「別府ロープウェイ」もぜひ訪れたいところ。また、近年人気漫画『鬼滅の刃』にちなみ、別府市の「八幡竈門 (かまど) 神社」も注目を集めています。
屋外レジャーを満喫するなら、キャンプやバーベキュー、森の中で遊べる「フォレストアドベンチャー・別府」などがそろう「志高湖(しだかこ)」や、阿蘇くじゅう国立公園内に位置する「城島(きじま)高原」で、遊園地やゴルフを楽しむのもおすすめです。
【1位】静岡県/熱海温泉(昨年1位→)
第1位は、都内から新幹線で最短約35分でアクセス可能な、静岡県「熱海温泉」。多彩なフォトスポットが揃う「アカオハーブ&ローズガーデン」や「熱海城」などの絶景スポット、「MOA美術館」や「トリックアート迷宮館」でアート鑑賞など、温泉以外の楽しみもさまざま。
年間を通じて開催されている大迫力の「熱海海上花火大会※」も見逃せません。
グルメでは新鮮な魚介類はもちろん、バラエティ豊かなスイーツも人気。近年オープンの「和栗菓子kiito-生糸-」や「いちごBonBonBerry 熱海ハウス」、老舗「又一庵謹製 熱海ばたーあん」など注目のスイーツ店が目白押しです。
※2022年「熱海海上花火大会」開催予定日:1月9日、1月15日、4月16日、5月14日、7月29日、8月5日、8月8日、8月18日、8月21日、8月26日、9月19日、12月4日、12月18日(新型コロナウイルス感染症予防の対策に伴い、花火の開催日や開催内容が変更になる場合があります。最新の開催情報は、熱海市観光協会 公式サイトをご確認ください。)
※対象期間:2021年1月1日~2021年12月31日
今回は、2021年の人気温泉地ランキングを紹介しました。旅好きさんの利用率が高いRakuten Travel Guide(楽天トラベルガイド)からの情報なので、質の高い温泉旅行が楽しめるはず。次回の旅先選びの参考にいかがでしょうか。
ランキング出典元:Rakuten Travel Guide(楽天トラベルガイド)