コロナ禍に旅したモルディブはマスクなしの別世界!その2「メルキュール・モルディブ・クッドゥ」

Posted by: 鈴木幸子

掲載日: Feb 28th, 2022

2022年1月、年末年始の旅行ピークシーズンを過ぎた10日から、モルディブ2つのリゾートを巡ってきました。コロナ禍の真っ只中なのに、どちらもほぼ満室! 今回は、2つ目のリゾートホテル「メルキュール・モルディブ・クッドゥ」の魅力をレポートします。



 

なぜ、世界の旅人はコロナ禍にモルディブを選ぶの?


世界のツーリストはなぜコロナ禍のリゾート滞在にモルディブを選ぶのか。それは、モルディブという特殊な国の環境にあります。

1,200余りの環礁の島からなるモルディブ共和国。人が住むのは約200島で、そのうち156の島は1つの島に1つのリゾート(ワンアイランド・ワンリゾート)をコンセプトとするホテルです。

もともと、リゾートホテルは宿泊ゲストのプライバシーを重視して設計されているので、コロナ禍のキーワード「ソーシャルディスタンス」が保ちやすいのが特徴の一つ。観光客は、入国後は首都マーレのヴェラナ国際空港から水上飛行機や高速ボートで直接目的の島へ向かうため、感染リスクも低いのです。だから、広々としたリゾートホテルで堂々とマスクを外して、バケーションを満喫できるというわけです。

フレンチテイストの明るくオシャレな空間は、女子好み!


最初に泊まった「プルマン・モルディブ・マームター・リゾート」からボートで約15分、モルディブ初日に来たクゥドゥ空港があるクッドゥ島(Koodoo)に戻り、そこからバギーで約3分。4つ星リゾートホテル「メルキュール・モルディブ・クッドゥ」に到着しました。ちなみに、このホテルから空港まではバギーでたったの5分。モルディブのリゾートで、空港から車でアクセスできる、希少なリゾートです。

フェリー乗り場からトロピカルガーデンをバギーで通り抜けて玄関に到着すると、モルディブ伝統建築を模したみごとなエントランス! 


床のコロニアル風タイルにシンボルカラーのイエローが映え、モダンでこ洒落たメルキュール独自のインテリアに魅せられました。


1つ目のプルマンに比べるとコンパクトで気軽な印象。ヴィラは全70室、全敷地内は歩いて回れるサイズ感。こちらが宿泊した、ビーチヴィラのお部屋です。

ヤシの木が繁るプライベートガーデンを出ると、紺碧のビーチ! テンションも上がります。


小さな木張りのバルコニーもついていて、ここで毎朝、ストレッチやヨガができます。

もちろん、ここもオールインクルーシブ。ミニバーや引き出しのお菓子は全部料金に含まれています。そうそう、ここにはポテチあってうれしかった(笑)


シャワールームの床のタイルも気に入りました。ダブルシンク付きなので、二人で使っても準備に時間はかかりません。


そして、いちばんお気に入りの場所が、オープンエアーの浴槽とヤシの木の葉の下のレインシャワー。波音を聞きながら入る泡風呂は、至福のひととき。ディナー前の時間をいつもここで過ごしていました。

どこを見てもアツアツのカップル!ハネムーンの地モルディブを実感!


こちらは、ゲストが集まるメインプール。長さが40mくらいはあって、ジムでいつも泳いでいるという人にとってはうれしい限り。


遠くに水上ヴィラを見る、インフィニティプール。どこを撮っても絵になります。


こちらはハネムーナーが目立ちました。若いアツアツのカップルから、熟年カップルまで。モルディブは日本人にも有数のハネムーンのメッカであること思い出しました!

レストランもトリコロールカラーでセンスよし!


こちらがメインレストラン「アリタ(Alita)」。


すぐそばにはプールバーもあって、デッキチェアに寝そべって時には泳いで、ただただ海を眺めて、喉が渇いたら支払いは気にせずに好きなドリンクをオーダー! オールインクルーシブ、もう病みつきですよ。


プールバーのスナックフードも充実しています。こちらはチキンサテー。


エビフライとシーザーサラダも最高に美味。外に出たくないときは部屋食にしましたが、ミニバーのワインもあるので満足!


シグニチャーレストランは、イアリア料理のビスタス(Vistas)。ラムグリルは、新鮮で柔らかく超美味でした!

スパのクオリティ、最高でした


こちらの「スヴァディバ・スパ(Suva Diva Spa)」、これまでいろいろな国のスパで施術を受けてきましたが、セラピストの質は最高でした。

スポーツマッサージを受けて、翌日肩こりが解消。毎日でも受けたいくらいでした。

シェフガーデンで作る野菜たち


ホテルフロントの前に、シェフガーデンがあります。ほうれん草、ナス、キャベツ、レタス、アロエ、ミント、レモングラスなど、全30種。バナナやパパイヤ、ヤムイモまで!


こちらガーデナーのラフマンさん。育て方のコツを聞くと、草むしりと朝夕2回の水やり。ということでした! 珍しいモルディブならではのハーブや野菜が見られて楽しいですよ。

部屋から毎晩堪能した夕陽


こちらがビーチヴィラから見えるサンセット。お風呂後は、部屋のスピリッツ類でジンライムを作って、このドラマティックな夕日を眺めていました。


部屋にいるときに、スタッフが「ココヤシを落としますけど、ココジュース飲みますか?」と、ヤシの木に登って、フレッシュなココジュースをプレゼントしてくれました。


何もかもが、非日常。アフターコロナにハネムーンを考えている方、友人との女子旅、グループ旅に、ぜひ、訪れてみませんか。(写真はロマンティックディナーセッティング用のテーブル)

※モルディブ入国には2022年3月18日現在、パスポートなどの情報と健康状態申告をIMUGA というポータルサイトから入国前48時間以内に入力をする必要があります。ワクチン接種証明書(2回以上)と本人写真を添付して送信します。PCR検査陰性証明書は不要。詳細はモルディブ政府観光局(英語)へ。(現地の新型コロナウィルス感染状況によって変更しますので、渡航計画の際は要確認)

取材協力:モルディブ政府観光局

●メリキュール・モルディブ・クッドウ・リゾート
Mercure Maldives Kooddoo Resort
住所:Gaafu Alifu Atoll, 20219 KOODDOO ISLAND MALDIVES
電話:+9606820003
HP:https://all.accor.com/hotel/9923/index.en.shtml?

[All photos by SACHIKO SUZUKI]

 

PROFILE

鈴木幸子

sachikosuzuki 旅行記者、エディトリアル・ディレクター

出版社勤務や地球の歩き方編集を経て2001年に独立。世界60か国以上を頻繁に取材し、一期一会のハッピーな記事を書いています。JTBるるぶ「アンコールワットとカンボジア」初版制作。著書『もち歩きイラスト会話集タイ/池田書店』、『みやざきの自然災害』ほか。有限会社らきカンパニー主宰。「らき」はギリシャ・クレタ島の地酒の名前です。

出版社勤務や地球の歩き方編集を経て2001年に独立。世界60か国以上を頻繁に取材し、一期一会のハッピーな記事を書いています。JTBるるぶ「アンコールワットとカンボジア」初版制作。著書『もち歩きイラスト会話集タイ/池田書店』、『みやざきの自然災害』ほか。有限会社らきカンパニー主宰。「らき」はギリシャ・クレタ島の地酒の名前です。

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