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【秋保温泉】古墳時代からの名湯で心身をリフレッシュ
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仙台から日帰りで行ける「日本三御湯」のひとつ「秋保温泉」は、古墳時代から「名取の御湯」と称されてきた名湯です。古墳時代に第29第・欽明天皇が秋保の湯で皮膚病の一種を癒したと伝えられています。泉質は塩化土類ブローム弱食塩泉、泉温45℃で、泉量が豊富です。
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秋保温泉の旅館やホテルの多くが日帰り利用がオッケーなのもうれしいところ。見て触って作れる「仙台万華鏡美術館」やフードコートや農産物直営店がある「秋保ヴィレッジ〜アグリエの森〜」のほか、秋保の伝統的な手しごとを見たり、体験できる工房が点在する風情ある「秋保工芸の里」といった観光スポットも!
藁と土壁で建てた「秋保藁の家(わらの家)」では、石臼挽きのコーヒーが味わえます。なんと、こちらのカフェでは、自分でコーヒーを挽くことができるのです。挽き方によって味が異なるので、2人以上で訪れたら、コーヒーを飲み比べてみるのも楽しそうですね。期間限定メニューの「正子おばあちゃんのプリン」も気になります。
住所:仙台市太白区秋保町湯元
電話:022-398-2251(秋保温泉旅館組合・事務局)
交通アクセス:仙台駅から宮城交通局バスで30〜50分
公式サイト:http://www.akiuonsenkumiai.com/
【仙台城跡(青葉城址)】政宗公と同じ視線で仙台市街を望める
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かつて伊達62万石の居城、仙台城があった「青葉城址」には、現在、石垣と再建された脇櫓が残っています。仙台のシンボルのひとつ「政宗公騎馬像」の前に立てば、政宗公と同じ視線で仙台市街を望めます。日が落ちてから23時までは、石垣と伊達政宗公騎馬像のライトアップも。
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青葉城資料展示館では、コンピューターグラフィックスによる青葉城復元映像などを見ることができます。さらに城跡一帯は青葉山公園になっているので、散歩にもおすすめ。仙台の歴史に触れたいなら、ぜひ訪れたいスポットです。
青葉山公園には「本丸会館」があり、「伊達の牛たん本舗」のほか、笹かまぼこの「鐘崎」、仙台菓子処「味佳嵯」、こけしや民芸品を売っているお店も。ランチはもちろん、お土産探しにもぴったりです。
住所:仙台市青葉区川内1
電話:022-227-7077
営業時間:入園自由 ※青葉城資料展示館は4月〜10月 9:00〜16:20(受付終了15:50)、11月〜3月 9:00〜15:40(受付終了15:10)
料金:青葉城資料展示館 大人700円、中高生500円、小学生300円
交通アクセス:仙台駅西口バスターミナル16番のりば るーぷる仙台「仙台城跡」前下車してすぐ
公式サイト:https://www.sentabi.jp/guidebook/attractions/78/
※2022年3月16日に発生した福島県沖を震源とする地震の影響により、2022年3月17日より石垣と伊達政宗公騎馬像のライトアップは当面の間休止
【松島】日本三景の島々が感動的な美しさ
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松島湾内外にある約260の島々を望む光景は、日本三景のひとつです。その美しい景観は、平安時代から多くの人々を魅了し続けてきました。目の前に広がる、まるでファンタジーのような自然美をとことん満喫できますよ。
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松島湾観光遊覧船には、「湾内一周定期コース」や「松島~塩釜片道定期コース」をはじめ、島々の岩肌や松の枝ぶりを間近に見ることができる「随時運航小型遊覧船」も。松島を訪れたら、ぜひ遊覧船に乗って、東西南北どこから見ても美しい島々を眺めたいですね。
松島湾に浮かぶ島々を一望できる四大観があります。そのうちのひとつ「幽観・扇谷(おうぎだに)」は、JR仙石線「松島海岸駅」から登口まで車で約5分、山頂まで階段で約3分と比較的アクセスがよいのがポイント。山頂からは松島の絶景を拝むことができますよ。
住所:松島町松島字町内98-1
電話:022-354-2618(一般社団法人松島観光協会)
交通アクセス:仙台駅から「松島海岸」駅までは仙石線利用 (石巻行・高城町行)で約40分、松島駅から徒歩約20分
公式サイト:https://www.matsushima-kanko.com/
【大崎八幡宮】彫刻・金具に彩られた石の間の格天井が見事
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1607年に伊達政宗公によって創建された「大崎八幡宮」は、国宝に指定されている神社です。本殿・石の間・拝殿が一体となっているのが特徴。内外ともに彫刻・金具に彩られていて豪華絢爛です。また、1月14日に行われる「松焚祭(どんと祭)」の「裸まいり」が全国的に有名。
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「大崎八幡宮」は、仙台総鎮守として現在にいたるまで400年以上、開運厄除け、攘災招福、必勝、安産の神様として尊崇されてきたそうです。こちらの神社を訪れたら、拝殿でお参りするのはもちろん、お守りや御朱印などを授かるのもいいかもしれませんね。
「松川だるま」といわれる、古くから仙台庶民の信仰の中に親しまれてきた、だるまを授かることができます。スリムでブルーが基調となった珍しいだるまで、一般的には願いを込めてだるまの片目を描き、願い事が叶ったら、もう片方の目を描きますが、「松川だるま」は最初から両目が描かれているのです。
住所:仙台市青葉区八幡4-6-1
電話:022-234-3606
交通アクセス:仙台駅から仙台西口バスプール、10番・15番乗り場より、仙台市営バス利用。「大崎八幡宮前」で下車
公式サイト:https://www.oosaki-hachiman.or.jp/
【八木山動物公園フジサキの杜】東北最大級を誇る動物園でじっくり動物観察を
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仙台市中心部からほど近い自然豊かな環境に位置する「八木山動物公園フジサキの杜」。約125種600頭の動物が飼育されていて、触れ合いやニホンザル・アフリカゾウ・ヤギ・ウサギ・カバへのエサやり体験も実施されています。鳥が飛翔する様子を間近で観察できる「フリーフライト」も人気!
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また、ホッキョクグマやスマトラトラ、ツキノワグマは、大きなガラス越しに見ることができるので、迫力満点です。さらに「ヒト」専用の飼育スペース(写真撮影用)も!?
園内のふれあいの丘にあるレストラン「グーグーテラス」には、足跡チーズがかわいい「しろくまプレート」(980円・税込)、ゾウをかたどったライスがポイントの「ぞうさんキッズカレー」(680円・税込)のほか、「やぎさんパフェ(チョコレート)」「ウサギちゃんパフェ(ラズベリー)」(各500円・税込)などユニークなメニューがそろいます。
住所:仙台市太白区八木山本町1-43
電話:022-229-0122
営業時間:9:00~16:45(3月1日〜10月31日)、9:00~16:00(11月1〜2月末)
休園日:月曜日(月曜日が祝日や振替休日にあたる場合は、火曜日が休園日)
入園料:一般480円、小・中学生120円
交通アクセス:仙台市営地下鉄「八木山動物公園駅」から徒歩約2分
公式サイト:https://www.city.sendai.jp/zoo/index.html
【秋保大滝】日本三名瀑のひとつで豪快な眺め
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幅6m落差55mの大滝は、那智の滝、華厳の滝と並ぶ日本三名瀑のひとつです。日本の滝百選にも選ばれていて、新緑が美しい初夏から錦繍の秋にかけては一層見事な眺めに。川沿いの遊歩道をたどると、水飛沫を受けながら、間近で豪快な眺めを楽しめます。
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大滝の西隣には、山地や山麓の草木を中心に約200種、15,000本の植物を植栽・展示している「仙台市秋保大滝植物園」があり、四季折々の自然を堪能できます。
秋保大滝の滝見台には、古民家風のカフェ「不動茶屋 」があり、豆乳アイスクリームや豆乳シェイク、湯豆腐といった豆乳メニューのほか、軽食を味わえます。こちらで大滝の音を聴きながら、一休みするのも◎。夏場であれば涼を取ることができそうです。
住所:仙台市太白区秋保町馬場字大滝
電話: 022-398-2323(秋保温泉郷観光案内所)
交通アクセス:仙台駅西口バスプール8番乗り場から秋保大滝行に乗車。「秋保大滝」で下車(土曜・休日のみ運行)
公式サイト:https://www.sentabi.jp/guidebook/attractions/116/
【定禅寺通のケヤキ並木】彫刻と緑が調和した並木道に癒される
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仙台のシンボル「定禅寺通」には、約700mにわたりケヤキ並木が続いています。ケヤキの大樹が並ぶ通りの中央にある緑道を歩いていくと、イタリアの著名な彫刻家が制作した「夏の思い出」のほか、「オデュッセウス」「水浴の女」の彫刻に出会えます。
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新緑の季節には、若葉がトンネルをつくり、癒しのスポットに。夏には「七夕パレード」、秋には定禅寺ストリートジャズフェスティバルin仙台」、冬には「光のページェント」といったイベントが開催されています。
道沿いには、飲食店や商業施設が建ち並んでいるので、散策途中でカフェに立ち寄り一服したり、ショッピングを楽しむことができて便利です。また、冬になるとケヤキ並木がイルミネーションに彩られロマンチックなムードに。
住所:仙台市青葉区国分町2丁目付近
交通アクセス:地下鉄「勾当台公園駅」からすぐ
公式サイト:https://www.city.sendai.jp/ryokuchihozen/mesho100sen/ichiran/022.html
【ラ・フレーズ】人気品種のイチゴが30分食べ放題!
2019年にオープンしたイチゴ農園「ラ・フレーズ」では、人気品種「とちおとめ」「にこにこベリー」を栽培しています。2021年12月24日(金)より30分食べ放題のイチゴ狩りがスタート! 無理な姿勢をとらなくても、立ったまま摘み取れる「高設栽培」で、子どもから大人までイチゴ狩りを楽しめますよ。
「ラ・フレーズ」は、車でのアクセスが良いなので、仙台駅周辺でレンタカーを借りて向かうのもおすすめ。甘酸っぱいイチゴを思う存分満喫したいですね。
イチゴ狩りのイチゴは立って食べるイメージがありますが、休憩用の座席が用意されているのでゆっくりとイチゴを味わえます。また、車いす利用者に配慮した通路幅を確保。ゆとりのあるスペースの中で、イチゴ狩りができるのも魅力です。
住所:名取市高舘川上字八反3-5
電話:022-796-0813
開催期間:2021年12月24日(金)〜2022年6月12日(日)
営業時間:10:00~15:00
定休日:水曜日・木曜日(臨時休業あり)
料金:【12月24日(金)〜4月5日(火)】大人2,000円、子ども(4歳〜小学2年生)1,100円、【4月6日(水)〜5月8日(日)】大人1,800円、子ども(4歳〜小学2年生)900円、【5月9日(月)〜6月12日(日)】大人1,600円、子ども(4歳〜小学2年生)800円
交通アクセス:仙台駅から車で約25分
公式サイト:https://lafraise-ichigo.mystrikingly.com/
緑豊かな景観から「杜の都」と呼ばれている仙台には、魅力的な観光スポットが盛りだくさん。仙台市中心部を観光するだけでも、十分楽しいのですが、せっかくなら少し足を延ばして、秋保温泉や秋保大滝、松島も訪れてみたいですね。