ひと口めから感動があふれる!
全国的に梅雨に突入して、しばらくはジメッとした天気が続きそうですが、気分をスカッとさせたいときにぜひ試していただきたいのが、こちらの「トムヤンクン鍋」。タイ語を訳すと「トム=煮る、ヤム=混ぜる、クン=エビ」となります。
トムヤンクンスープって、もともと魚介スープなのに肉と合うの? と思う人もいるかもしれませんが、ひと口、肉を浸していただいてみると……、「うっわ~!何コレ~!」と感動の波が押し寄せてくるのです。
トムヤンクンスープは、レモングラスや唐辛子など香辛料をたっぷり使いながらも、辛過ぎず、酸味、辛味、甘味が絶妙に溶けあった日本人の舌に合う極旨スープ。後味も爽やかで夏にもぴったりです。しゃぶしゃぶ温野菜のこだわりは、本場の味に近付けながらも、肉との相性抜群となるように仕上げたところにあります。
野菜はもちろん、パクチー(香草)もたっぷり!
お肉に合わせて、独特な甘味を出すのがコツ
肉と相性の良い魚介の出汁をどう作っているのか、3つ星フレンチレストランでの修業経験がある、メニュー開発担当・岸真義(きしまさよし)さんに尋ねてみました。すると、タイや日本のタイ料理店でいただくトムヤンクンスープの味に、さらに甘味をプラスしてしているそうなのです。
「温野菜のトムヤン鍋の出汁は、玉ネギ、トマトの旨みと甘味をベースに、海老ジャン、ナンプラー、唐辛子、レモングラス、コブミカンの葉などを使って、バランスを整えています」とのこと。
さらに旨みをさらにアップしてくれるのが、こちらの「エスニックソース(辛味ソース)」。辛味はもちろんですが、たとえば韓国料理のコチュジャンを少しタイ風にしたイメージですが、とってもまろやか! ハバネロ、レモングラス、オニオン、ガーリックなどが入っていて、なんとも言えない「酸味」と「旨み」に箸がどんどん進みます。
さまざまな鍋アレンジを楽しんで、フォーでシメる
うれしいのが、さまざまなアレンジができること。こちらは、水菜、ニンジン、パクチーをライスペーパーで巻いた「トムヤム巻き」。
パクチーつみれを薄い餅で巻いた「エスニックもちつみれ」。
エスニック水餃子もイケます。
このフォーが最高! 鍋とカロリー低めのフォーなら、ダイエット中でも罪悪感ナシです。
メニューは食べ放題と、ひとりで楽しめる御膳もあります。
出汁:トムヤンクン出汁と他8種かの出汁から1つ
肉:たんしゃぶ、厳選牛しゃぶ、桜姫鶏コース
野菜:野菜盛り(パクチー、レモン入り)
他:ライスペーパー、エスニックソース、フォー(麺)
◆トムヤンクン食べ放題(税込4,158円)
たんしゃぶなど13種の肉、国産野菜、つまみなど60種類以上から食べ放題
出汁:トムヤンクン出汁と他10種かの出汁から1種
本限定コース:パクチー、パクチーつみれ、エスニックビビンバ、フォー、ライスペーパー、エスニックソース
一度いただいたら病みつき! このトムヤンクン鍋、期間限定(2022年6月23日まで)なので、大急ぎでぜひトライしてみてください。タイ好きならずともハマるはずです!
住所:東京都港区芝5-31-24 勝文館ビル7F
電話:03-6435-1831
HP:https://www.onyasai.com/tabehoudai.html
営業時間:16~23時(料理・ドリンクのラストオーダー22時30分)
休日:なし
[ALL PHOTO BY SACHIKO SUZUKI, しゃぶしゃぶ温野菜]