【世界グルメクイズ18】名物の写真から推察!ここはどこの国でしょう?

Posted by: Nao

掲載日: Jul 16th, 2022

まだまだ海外に行きづらい今。こんなときは世界各地の写真を見て異国情緒を味わうのも一興かもしれません。そこで、前回好評を博した「世界グルメクイズ」を再び出題。今回はグルメ写真に加え、食にまつわるトリビアもピックアップ。自身の旅経験や地理の授業を思い出しながら、どこの国なのか想像してみてください。

インドネシアのクレポン

 

第1問

マヨネーズ
この国は「マヨネーズ」の1人あたりの年間消費量が世界一。なお、2位にはリトアニア、3位にはウクライナがランクインしています。(2016年統計)

ロシア料理ウハー
こちらはこの国の代表的なスープのひとつ。チョウザメやスズキ、サワラ、サケなどの魚と野菜を使うのが特徴。仕上げにハーブを散らすのがお決まりスタイル。かつて同国の皇帝がこよなく愛したスープとしても知られています。さて、どこの国かわかりますか?

ロシアのマヨネーズ売り場
(C) FotograFFF / Shutterstock.com

正解は「ロシア」でした。1人あたりのマヨネーズ年間消費量は約6.4kgで、なんと日本人の約4倍! 肉用、魚用、BBQ用などさまざまなタイプのマヨネーズが販売されていて、スーパーの棚に100種類以上並ぶことも珍しくないそう。

「ウハー(уха)」は新鮮な生魚から作るのが伝統。シンプルな見た目ながら、鶏ガラと小魚で出汁を取ったり、いくつもの野菜を裏漉しするなど大変な手間がかかることでも有名。もともとは漁師料理でしたが、いつしか貴族の食卓にも上るようになったようです。

第2問

ココナッツ
この国は「ココナッツ」の生産量が世界一。なお2位にはインド、3位にはフィリピンがランクインしています。

インドネシアのクレポン
こちらはこの国の名物スイーツのひとつ。パンダンリーフというハーブを練り込んだお餅にパームシュガーを包み、茹でた後にココナッツフレークをまぶしたもの。日本人に人気のリゾート島でも広く販売されています。さて、どこの国かわかりますか?

クレポン
正解は「インドネシア」でした。ココナッツの生産量は世界の約3割。ちなみにインドネシア、インド、フィリピン3カ国を合計すると世界の約7割を占めます。

「クレポン(Klepon)」は市場や屋台の定番スイーツ。バリ島の伝統菓子でもあり、街の至るところで販売されているほど。最近ではアイスタイプのクレポンも登場しているようです。

第3問

インスタント麺
最後の問題です。この国は「インスタントラーメン」の1人あたりの年間消費量が世界一。なお、2位にはベトナム、3位にはネパールがランクイン。(2019年統計)

チョングッチャン
こちらは茹でた大豆を納豆菌で発酵させた味噌で、同国の代表的な調味料のひとつです。日本の納豆より風味が強く、鍋料理に使うのが定番です。さて、どこの国かわかりますか?

チョングッチャンチゲ
正解は「韓国」でした。2020年の1人あたりのインスタントラーメン年間消費量は81食。日本は年間47食ですから、いかに親しまれているかがわかりますね。

「チョングッチャン」は発酵させた大豆ペーストで、多くは鍋料理に用いられます。その代表格が「チョングッチャンチゲ」。日本の韓国料理店で見かけたことがある人も多いかもしれませんね。

以上、ご当地グルメの写真から推察する世界都市クイズでした。気になる国があったら、旅先リストに加えてみてはいかがでしょうか?

[All photos by Shutterstock.com]

PROFILE

Nao

Nao ライター

メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。


メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。


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