1948年創業の京都の老舗パン屋「志津屋」
「志津屋」は、1948年に創業した京都のローカルベーカリー。すでに74年もの歴史のある老舗なのですね。今回は、新幹線に乗る前に京都駅にあるお店に立ち寄ってみました。朝7時から夜10時までオープンしているということで、次の日の朝ごはんに買う人が多いのだとか。
お店の前には、早速「カルネ」の看板が!「京かるね」という名前で販売されているようです。「カルネ」には他にもデニッシュパンを使った「デニッシュカルネ」や、「ペッパーカルネ」、「チーズカルネ」などもあります。
「カルネ」は1975年ごろ生まれ!
「カルネ」は1975年ごろに生まれたということで、47年も愛され続けているパンなのだとか。
今回は京都駅で購入したからか、「のぞみ30周年記念」の特別パッケージになっていました。
カロリーは1袋あたり240kcal。パンやマーガリンを使ったサンドイッチの割にはヘルシーです。
京都人に愛されるおいしさの秘密とは?
袋を開けると、ハムが飛び出した丸いサンドイッチが登場。風車のように渦を巻いた「カルネ」のパンはドイツのカイザーゼンメルを元にしたフランスパンを使っているそう。
大きさは、幅がハムを含めて約10cm、厚さは約6cmといったところ。よく食べるハンバーガーと同じくらいの食べやすいサイズです。
「カルネ」を開けてみると、具材はハムと玉ねぎのみ。とてもシンプルなのですが、長く京都人に愛されるおいしさの秘密は、前述したドイツ風のフランスパン以外に、マーガリンとハムと玉ねぎを均等に挟む黄金比にあるそう。またマーガリンの塗り方や量にもこだわりがあるのだとか。
一度食べたらまた食べたくなる味!
早速、「カルネ」をいただいてみましょう! 温めるとおいしいそうですが、京都在住の友人曰く、そのままで食べても十分おいしいということで、そのままでいただくことにしました。冷やしてもよいそうですよ。
使っているのはフランスパンということでしたが、ふわふわのやわらかい食感なので、噛み切ることもできて食べやすい。そして、マーガリンの風味がハムと新鮮な玉ねぎと相性ピッタリ! 特に、マーガリンはたっぷり塗られているので、マヨネーズなどのソースがなくても十分味を引き出してくれます。おいしくてぺろっと食べちゃったのですが、また食べたくなるサンドイッチでした。
京都に行ったら「カルネ」を買ってみて!
「カルネ」こと「京かるね」は、京都府内の「志津屋」全店舗や、関西の一部のショッピングセンターで購入ができます。賞味期限は当日中になりますので、ご注意を。その日のうちに食べるなら、お土産にしてもよいですね。新幹線の中で食べるために買う方も多いそうなので、ぜひお試しください。
長いこと京都人に愛されてきた「カルネ」。みなさんも京都に遊びに行ったらぜひ食べてみてくださいね。
価格:税込230円
https://www.sizuya.co.jp/special/carnet.html
志津屋 京都駅店
住所:京都市下京区東塩小路高倉町8-3 JR京都駅八条口 アスティロード内
電話番号:075-692-2452
営業時間:7:00~22:00
https://www.sizuya.co.jp/
[All Photos By Kaori Simon]