年間を通して温暖な東南アジア。トロピカルジュースを片手に青空を眺めながら、ビーチで寛ぐ幸せ・・・。お正月休みが終わったばかりなのに、脳内旅行へ出かけたくなってしまいそうな光景が頭をよぎります。次の長期休暇には、東南アジアを候補先のひとつに入れてみてはいかがでしょう?
TNCアジアトレンド総研がアセアン主要6か国を対象に行った2015年度のトレンドランキングを元に、ガイドブックからは入手できない東南アジア各国のトレンド事情をお届けします。
今回はビーチリゾートやマリンスポーツを始め、寺院巡りや買い物などを目的に、毎年たくさんの観光客が訪れる「インドネシア」のトレンドランキングに注目です!
5位 伝統フード「マルタバ」の変わり種フレーバー
肉や魚などを包んで焼き上げる「マルタバ」。中東や東南アジアで親しまれている食べ物で、インドネシアでも庶民の味を代表するソウルフードなのだとか。このマルタバが、カレーやチーズ味、なかにはキットカット味といった変わり種になって新登場! 相当な人気のようで、2〜3時間待ちという屋台も。
4位 オシャレな屋台「ポップアップ・フードコート」
インドネシアの屋台料理といえば、ナシゴレンやサテを思い浮かべる人が多いのでは? そんな屋台文化が一部では、オシャレに変化しつつあるようです。オリジナリティのある食べ物を販売する「ポップアップ・フードコート」や、料理の移動販売「フードトラック」が、ジャカルタの若い人を中心に話題を集めているそう。
3位 関心が高まる「エコブーム」
東南アジアでは、全体的に地球環境(エコロジー)に関心が高まっているようです。インドネシアのゴミ問題は深刻だそうで、行政や企業の取り組みもあり、市民の間では「分別しなくともゴミ箱に捨てる意識」が浸透してきているとのこと。
2位 バイク配車アプリ「GOJEK」
インドネシアでは交通手段のひとつとして欠かせない「バイクタクシー」。交通手段としてだけでなく、食べ物のデリバリーから家事代行までを引き受けてくれるバイク配車アプリ「GOJEK」が瞬く間に人気に。類似アプリも増えているそうで、人気ぶりが伺えます。
1位 利用者急増の「ECサイト」
インドネシアでは「どこに何が売っているか」という情報が入手しにくいうえに、交通渋滞が激しい首都ジャカルタ。このような背景もあり、「オンラインショッピング(eコマース)」の利用者が急増中なのだそう。
ちなみにインドネシアの今年のブームは「伝統回帰」が予想されるとのことです。インドネシアを訪れる際には、上記のトレンドにも注目してみてはいかがでしょう? 初めて訪れる人は心地よい刺激が得られそうですし、リピーターの方は新たな魅力を発見できそうですね。
[ASIA Trend Lab.]
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